・先日の続き。
4回戦
なんだかよくわからない将棋になった。実戦は△74飛とされたのだが△77歩が嫌だった。▲同金や▲同桂は角を取られる、▲同飛は△同飛成の時に取り方が難しい。たとえば▲同金は△79飛が非常に怖いし(今見ると▲58玉、△49飛成、▲57玉で耐えてるか?しかし▲58玉には△84角成・・・)77同桂も△89飛が気持ち悪く(これも▲69飛でぎりぎりか?)難しい変化が満載だった気がする。(△77歩に▲58飛、△74飛、▲52と、△79角成、▲41と、△同玉?・・・)
結果は幸いし表彰台まで確定した。
5回戦
勝てば優勝確定。先手の陣形が非常に不思議。どう考えても▲77銀しかないのだが▲65同銀としてきたので△65同桂、▲同飛、△88角成、▲77桂、△87馬、▲85飛、△同飛、▲53角成、△77馬以下勝ち。▲53角成の時に手抜いて△77馬がすっぽ抜けていたらしいのだが大事なのはそこではない。感想戦でお互いヒートアップしてしまったのだがこの局面の数手前△86歩を▲同角とした以上は▲77銀と辛抱するしかないということ。(ちなみに私が崇拝する四間飛車の達人櫛田陽一先生は△86歩や▲24歩の突き捨てを角で取る手はないとおっしゃってたそうな)
意地でも▲77銀は指したくないとの主張なのだがそれならば△86歩は▲同歩と取って先手も角を捌きやすい形を作らないといけないというのを理解した上で指さないといけないのですよ。という意見が衝突してしまいました。(あと、先手の不思議な陣形は後手に急戦を狙われたから美濃囲いだと間に合わないと思ったので早囲いにしたとのことでしたが、それならせっかく持ち時間が20分もあるのだから本当に美濃囲いにする間に攻めつぶされるのか読まないといけない。という話もしました。どえらいヒートアップした感想戦でした)
結果は勝ち。とりあえず優勝確定!
最終戦
陽動振り飛車からお互いに捌き合った局面。冷静に見ると玉が薄く自信が持てない局面。実戦は▲66馬、△55銀、▲同馬、△同歩、▲21銀と攻めたのがひどく青ざめることになった。(第4図)
というわけで非常に不出来な内容の将棋ばかりでしたが結果だけ見れば全勝優勝。この内容でよく勝てたなと思う将棋ばかりでした。
今回は発起人の方が裏方に専念してくださって(出れば上位争いするであろうレベルの方)我々はただただ遊ばせていただきました。子供の部で上位になった子もお母様から「地元紙に掲載され貴重な体験を」というお礼のメールもいただき感謝の言葉もありません。次回はぜひ発起人の方にもご参加いただければと思います。あとはチーム日高の方々と将棋部の方々にもご参加いただき私はひっそりと引退させていただきたいと思います(初代優勝者にもなったし1日に6局も指すのは疲れました)
・覚えている範囲でA級およびB級の結果をテキスト表示(左側が勝ち)
A級1回戦 田村―佃、大八木―大槻
A級2回戦 田村―大八木、大槻―佃
A級3回戦 田村―大槻、大八木―佃
A級4回戦 田村―佃、大八木―大槻
A級5回戦 田村―大八木、佃-大槻
A級6回戦 田村―大槻、大八木―佃
B級1回戦 飯尾-松井、野崎-長部
B級2回戦 野崎-飯尾、松井―長部
B級3回戦 長部-飯尾、野崎-松井
B級4回戦 松井-飯尾、野崎-長部
B級5回戦 野崎-飯尾、松井-長部
B級6回戦 長部-飯尾、野崎-松井
特別マッチ 野崎-大槻