Quantcast
Channel: 札幌将棋情報のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 633

非常に惜しい

$
0
0
・今日見た将棋から。

イメージ 1

歩の枚数とか位置とかを気にしなければだいたいこんな感じの局面。ここでは▲61竜くらいかな?と思っていたが、なんとなく筋悪いしな~なんて思いながら見ていた。この後の手順は感心した。
▲91竜、△67馬、▲57銀、△56桂、▲同銀、△同馬、▲25桂、△24銀、▲33桂打と進行。
単に香車を拾うのが一番良い気がする。たとえば▲61竜、△53銀、▲45桂と取りに行くのは粗大ゴミ化している62の銀が働いている。さらに手順中▲57銀のところ▲75銀と当てたくなるが、▲77角成で馬が33に効いてくるので善悪は微妙(現状31に効いてるのも不満と言えば不満だが)。
▲33桂打で勝利目前だが・・・

イメージ 2
上の図から少し進んでこの図。実戦はここで▲46香と打ったのが疑問でまぎれてしまった。同じ香車を打つなら▲58香としたかった。さすがにここでは馬を取らせるわけにいかないので、△66馬(仮)と逃げたとして、そこで▲21竜と桂馬を取る。

イメージ 3
この局面は次に▲25桂と打って32の金を取る手が厳しいねらいとなる。で、58の香車が後手玉の逃げ道をふさいでいるので、これはさすがに先手が勝ちそうな気がする。(△31金というひねった守り方もありそうだが以下▲22銀、△同金、▲25桂という順でやはり厳しそう)
どの変化になっても香車が5筋に直通しているので後手玉が逃げ出すのは難しそうだ。(△31銀とか飛車も▲45桂とかからゴリ押して寄りそう)
非常に惜しい将棋でした。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 633

Trending Articles