Quantcast
Channel: 札幌将棋情報のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 633

強かったです

$
0
0
・全国中学生選手権は狩野周さんは優勝選手に敗れてベスト8だったようで。とりあえずお疲れ様でございました。某サイトでは優勝候補の一角として数えられていたことだけ報告いたします。次のステージへ向けてGO!

・話は変わって先日の大会での話。
まずは札幌からご参加いただいた斉藤選手。1回戦の相手は昨年の朝日アマベスト8の大谷先生。斉藤選手とは1月に指す機会があり「強いな」と思ったが、当時の感想としては「学年にしては」という言葉がついたのが正直なところなので、さすがに大谷先生が相手ではと思ったけど、とてつもなく強くてびっくりした。何が強いって受けがものすごくしっかりしてましたね。この年代の子の半年は我々のどのくらいの時間に匹敵するのだろう?と思うくらい強かったですね。
さらに言えば青沼戦も途中必勝だったんじゃないか?と思えるほどの局面だった気がするけど、この将棋は苫小牧支部の「長手数の美学」が意地を見せてくれましたね。(ちなみに序盤で銀損だったらしい)
自信を持って言えるのは2局とも対局者が自分だったら負けただろうなと思わされるほどの将棋だったということ。とにかくこの大会に限って言えば「強いですね」という感想以外がありませんでした。(しかし違った感想もあり、あの将棋を勝ちきった大谷、青沼の両氏がすごいなとも思いましたね。もっとも口ぶりから察するに大谷先生は悪いと思ってなかったんじゃないかという気がしてます。せいぜい「難しいでしょう」くらいの感覚だったと推測してます)
その他の話としまして、吉田-狩野戦は吉田さんの振り飛車(ご本人いわく何年振りかわからないとのこと)で快勝(だったらしい)。この将棋はよっぽどショックだったのか帰るまで愚痴ってる狩野さんがおられました(笑)。(ちなみに斉藤(豪)さんは「美濃囲いで穴熊相手にこんなにうまく捌けるなら銀冠まで組んだ自分はなんだったんですか?と言っておられました)
ついでに書くと吉田-山本戦も吉田さんの振り飛車(角交換形?)でしたがこれも勝ち。
その他で意外な戦型ということで言いますと大谷-山本戦は相横歩で大谷先生勝ち。吉田、大谷の両氏を見てると強い人は何やっても関係ないと思いましたね。
それから石川、斉藤の両選手は竜王戦の札幌代表。お二人に4勝以上させなかった点から見ても苫小牧のレベルが高いという証明になったかと思ってます。(もっとも斉藤選手は私がほとんど勝ったことのない小笠原先生に勝ってましたが)
それから日高方面から見学に見えられた方がおりまして、「日高の選手を大会に誘うのはとても難しい」というお話と(遊びならともかく大会等は嫌だということ)狩野さんを6枚落ちで瞬殺した日高のお方が5級認定くらいだったらしいとのお話を伺いました。(低くね?それ。初段認定でもいい気がするのだけれど。その偉業は・・・)
あと、斉藤(豪)さんに「日高にはあのO本さんを倒して全道大会4位になった実力者がいるから富川の例会に来てください」と言っておきました(笑)。ホントに来ることあったら教えてください。記録係に行きますので。
なんかまだ話はあった気がしますが思い出せないのでこの辺でやめます。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 633

Trending Articles