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身も心も

・赤旗名人戦の日高地区予選について現時点での詳細は以下の通り。

・日 時 平成27年10月4日(日) 午前10時より(受付9時半から)

・場 所 静内女性センターみらい

・参加費 大人1500円 高校生1000円 中学生以下500円

・クラス A級(優勝者は日高地区の代表として全道大会へ出場)
      B級(親睦目的)
      子供クラス(腕試しクラス)試合を楽しみたい人用
      子供クラス(お友達クラス)お友達と将棋を楽しみたい人用

・昼 食 今のところ多分出ます・・・

・とまあ今のところこんな感じで考えておりますので赤旗さんの事務局の方と詳細を詰めたら報告いたします。全部通るかどうか微妙な面もないわけではないので・・・
9月はともかく10月は将棋ばかりの月である。4日は赤旗、11日は王将戦の全道大会、18日は赤旗の全道大会、25日は佐々木治夫杯・・・全部で代表になってる人なんかは身も心もつらすぎる気がする。好きだから良いのかもしれないけどね。

・ところで身も心もつらすぎると言えば本日「人間ドック」の結果が返ってきましてですな。尿たんぱくが2+で要精密検査という結果が出ました。疲れてるとなるという話も聞きましたが危険な数値でもあるそうでやんす。やはり長くないのかもしれんね。(肝機能のZTTが2.9でTTTが0.2だそうです。意味は全く分からないけど)
要精密検査かぁ・・・不安だっつぅよりめんどくさい!

アマ王将戦苫小牧予選に行ってきました

・昨日はアマ王将戦苫小牧予選が行われました。結果は以下の通りです(記憶だけを頼りに書いてますので間違いありましたらごめんなさい)

予選1回戦(左側が勝ち)
小笠原-高橋、田村-宮武、狩野-吉田、渥美-工藤、青沼-門別、藤井-香島
1回戦から狩野-吉田戦という決勝並みのカードがありましたがその他目を引くところで小学3年生?の渥美選手が実力者の苫小牧支部長に勝利してました。

予選2回戦(左側が勝ち)
小笠原-香島、高橋-宮武、吉田-田村、狩野-工藤、渥美-門別、藤井-青沼
実力者の小笠原さんを除くと2連勝で文句なしに抜けたのは全員10代の選手でした。若手の風が来てますな。

予選3回戦(1勝1敗対決、左側が勝ち)
高橋-青沼、田村-吉田
出場者が少なかったためB級からA級に参加となった高橋さんが代表複数回を誇る実力者の青沼さんに勝利。私はとても嫌な予感がしたので「さっきやった組み合わせは無いようにくじを引きたいのですが」と言おうとしたけどいかにも勝ちにこだわってると思われそうなので言わなかったらやっぱり引いた吉田さんと。「ついに予選落ちする日が来たか」と観念していたら奇跡的に勝利。

本戦トーナメントの組み合わせは以下の通り
Aブロック
渥美(下記の勝者と)
田村-高橋 

Bブロック
狩野-藤井
小笠原(上記勝者と)

Aブロック準決勝(代表決定戦予定)
田村-渥美

Bブロック準決勝(代表決定戦予定)
狩野-小笠原

決勝(真の代表決定戦)
狩野-田村

というわけでして優勝者は狩野選手でした(決勝は楽勝すぎて反吐が出たと思われます)

とりあえず年1回代表になることと予選の予選で落ちない記録が守られたので満足でした。

・ざっくりとした大会での感想
個人的には吉田さんに勝つという奇跡を起こし予選落ちを回避し(実は代表になったことよりこっちがうれしかったという説がある)代表にもなりまして満足ですが代表決定戦の棋譜はひどすぎました。消費3分で角損の仕掛けをしてから角損に気付くという大いに反省点の多い将棋でした。(ちなみに超簡単な詰みまで逃してます)
最年少?でのA級代表を期待した周囲の目が痛い中(「負けろ」という心の声が聞こえて来るようでした)入玉した玉を19で詰ますというへろへろぶりで勝たせていただきました。第一声が「危なかった~」だったので相当追いつめられてました(なんせ無意識で言ってますので)
このまま続ければという前提ですが2年以内に代表になれるでしょう。籤運の問題も含めれば早ければ来年実現するかも?その時に彼を初めて代表にした人物(要は代表決定戦で敗れた人物)が私でないことだけを願いたいところです。(名誉の?第一号になるところでした)
予選2連勝の話で書いてますが苫小牧支部にも若い世代の波が来つつあるようです。その波にのまれないようにいられる力を維持したいと思ってます。(とりあえず本日のまとめ)

困った時の


・おとといの将棋から。
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1回戦はこの将棋。▲22角成、△同銀、▲65角というお決まりの展開なのだが局後に「▲65角をうっかりしました」と言っておられました。いや、まあ、うっかりも何も普通の定跡手なのだが・・・(ちなみに先手が良いかどうかは別な話)平成8年だか9年くらいのNHK杯の屋敷先生対コバケン先生の将棋がこれだった気がする。その時は▲65角に△52玉だったか?

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▲82角もかなり度胸のいる手。先手も結構怖いのである。実戦は△57角だったのだが△57銀が気になった。▲28飛、△36歩、▲同歩、△同飛の時になんかありそうで怖かった。あるかどうかは知らないけどね・・・

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必勝の局面になったが決め方が大事。今見ると▲84飛が一番明解な気がするが(詰めろだと思う)実戦はかっこつけて▲22金(ノータイム)と打った。こういう金は平成11年の高校選手権の決勝(S田-I月戦)で見ることができます。これを見て「ああ、あの将棋か!」と思ったあなたはエライ!
以下は勝ちきることができました。

予選2回戦

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15年ぶりくらいにやったらしい初手▲26歩に対して新技雁木囲いを採用。「△84歩突き返してこないの」と挑発されましたがそんな度胸は無いので無理です(笑)。△42金右か△42銀から銀矢倉が第一感でしたが勢い△45歩といってみました。「さすがにいくらなんでも」という感想がありました。構想に問題があったようです(泣)

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玉の安全度が違いすぎるため先手はかなりの無理が効く形です。ここで▲42角成が力強い踏込で後手が困ってしまいました。△同金は▲34飛が王手銀取り、△同飛は▲33歩、実戦の△同玉は▲44銀で大同小異。ここまでの将棋のつくりに問題があったようです。

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最後は無残な投了図です(泣)。

とりあえず形だけ作ったフリをしたので良しとするしかないところでしょうか。予選通過をかけて再び同じ相手と対戦することになりました。

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今度は先手が出たので久しぶりに採用の矢倉棒銀。中央は制圧されているけども玉は堅く後手の駒は先手の玉頭や端に効いてないので攻めるならこのタイミング。▲24歩、△同歩、▲同銀、△23歩、▲13銀成!を決行。銀のただ捨てだが後手も歩切れなので▲15歩~▲14歩が結構早い。▲15歩に△22銀、▲14歩、△12銀というすごい辛抱はあるかもしれないけど机上の空論で実戦では打てない。二代目胆振名人が「▲13銀成でつぶれてるとは思えませんが・・・」と首をかしげていましたが初代胆振名人は「玉形が違いすぎて攻め合いにならないから銀得でも後手苦しい」という感想でした。最後まで黙ってましたが▲13銀成自体は「ニーダの新定跡研究」の矢倉VS棒銀のページに載ってます。(こういうのがあるからこの手の本は部分的でも良いから読んでおくと良いのである。横歩取りの最新形がどうのこうのとか角換り腰掛銀の最新形がどうのこうのとかわけのわからない本を読むよりずっと実戦で役に立ちまっせ)

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くどいようだが攻め合いになる形じゃないので切れないことだけ考えれば良い。実戦は露骨に▲22銀と打ったが▲35歩や▲53銀などもありかなり迷った。いざとなったら▲46角のぶつけまであるので駒不足に悩む心配はあまりなさそうである。以下は強敵相手に大金星でした。

・困った時の矢倉棒銀を採用しなんとか予選通過することができました。次からは代表を目指して本戦トーナメントです。(本日はここまで)

・最後に予選3試合の棋譜。序盤の手順の細かいところは覚えてないので結構駒組が適当ですが気にしないでください

開始日時:2015/08/31(月) 00:00:00
先手:私
後手:1回戦
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △3五歩  ▲5六歩  △3二飛  
▲2二角成 △同 銀  ▲6五角  △5二金左 ▲8三角成 △5七角  
▲4八銀  △7二金  ▲同 馬  △4八角成 ▲同 飛  △7二銀  
▲8二角  △5七角  ▲5八飛  △8四角成 ▲9一角成 △5七銀  
▲3八飛  △7四馬  ▲5八香  △同銀成  ▲同 飛  △3六歩  
▲同 歩  △同 飛  ▲8二馬  △2六飛  ▲2八歩  △5六飛  
▲同 飛  △同 馬  ▲7二馬  △4二玉  ▲6一銀  △5一香  
▲5二銀成 △同 香  ▲3六飛  △3四馬  ▲同 飛  △3三銀  
▲2二金  △3一銀  ▲5一銀  △同 玉  ▲3一金  △3四銀  
▲4一金打 
 まで、55手で先手勝ち

開始日時:2015/08/30(日) 00:00:00
先手:予選2回戦
後手:私
手合割:平手
▲2六歩  △3四歩  ▲7六歩  △4四歩  ▲2五歩  △3三角  
▲4八銀  △3二金  ▲5六歩  △4二銀  ▲5八金右 △6二銀  
▲3六歩  △5四歩  ▲6八玉  △4三銀  ▲7八玉  △5三銀  
▲4六歩  △5二金  ▲6八銀  △7四歩  ▲6六歩  △7二飛  
▲7七銀  △7五歩  ▲同 歩  △同 飛  ▲7六歩  △7二飛  
▲6七金  △4一玉  ▲7九角  △3一玉  ▲4七銀  △9四歩  
▲8八玉  △5一角  ▲7八金  △9五歩  ▲3八飛  △7三角  
▲3五歩  △同 歩  ▲同 飛  △3四歩  ▲3八飛  △4五歩  
▲3七桂  △4六歩  ▲同 銀  △4四銀右 ▲1八香  △9三桂  
▲8六銀  △1四歩  ▲1六歩  △8四歩  ▲1五歩  △同 歩  
▲4五桂  △4二金右 ▲3五歩  △4七歩  ▲5五歩  △3五歩  
▲5四歩  △同 銀  ▲2四歩  △同 歩  ▲3三歩  △同 桂  
▲同桂成  △同 銀  ▲3四歩  △同 銀  ▲3五銀  △同 銀  
▲同 角  △3四歩  ▲2四角  △2三歩  ▲4二角成 △同 玉  
▲4四銀  △5三銀  ▲5五歩  △4四銀  ▲5四歩  △4九角  
▲5三銀  △同 銀  ▲同歩成  △同 玉  ▲6五桂  △4三玉  
▲7三桂成 △6九銀  ▲7二成桂 △7八銀成 ▲同 玉  △5五桂  
▲6五角  △5四歩  ▲4四歩  △3三玉  ▲4三金  △2四玉  
▲2九飛  
 まで、109手で先手勝ち

開始日時:2015/08/30(日) 00:00:00
先手:私
後手:予選3回戦
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △4四歩  ▲5八金右 △4二銀  
▲2五歩  △3三銀  ▲3八銀  △3二金  ▲2七銀  △5四歩  
▲2六銀  △5二金  ▲7八銀  △4三金右 ▲5六歩  △4一玉  
▲6六歩  △3一角  ▲7九角  △4二角  ▲6七金  △6二銀  
▲7七銀  △7四歩  ▲6八玉  △5三銀  ▲7八玉  △3一玉  
▲1五銀  △2二銀  ▲2四歩  △同 歩  ▲同 角  △3三桂  
▲6八角  △6四銀  ▲1六歩  △5二飛  ▲3六歩  △5五歩  
▲同 歩  △同 銀  ▲3七桂  △5六歩  ▲8八玉  △2三歩  
▲7八金  △7三桂  ▲5八歩  △8四歩  ▲2四歩  △同 歩  
▲同 銀  △2三歩  ▲1三銀成 △同 銀  ▲1五歩  △3五歩  
▲1四歩  △2四銀  ▲2五歩  △同 桂  ▲同 桂  △1二歩  
▲3五歩  △6四角  ▲3四歩  △5七歩成 ▲同 角  △6六銀  
▲同 銀  △2八角成 ▲3三歩成 △同 銀  ▲同桂成  △同金寄  
▲2五桂  △2四銀  ▲3三桂成 △同 銀  ▲1三歩成 △同 歩  
▲同香成  △8二飛  ▲3四歩  △同 銀  ▲3三歩  △同 金  
▲2二銀  △4二玉  ▲3三銀成 △同 玉  ▲3五歩  △2五銀  
▲1五金  △3六銀  ▲4六角  △同 馬  ▲同 歩  △6九銀  
▲6八金引 △7八銀成 ▲同 金  △5四桂  ▲5一角  △4三玉  
▲7三角成 △6六桂  ▲5五桂  △5四玉  ▲4三銀  △6五玉  
▲7七桂  △7六玉  ▲6五銀  △7五玉  ▲7四馬  
 まで、119手で先手勝ち


お粗末な内容

・昨日の続きで本戦トーナメントの話。予選通過者は小笠原、狩野、藤井、渥美の予選2連勝組と1勝1敗組から高橋、田村の2名となりました。
シード選手は1勝、その他の選手は2勝で代表となります。
以下は1回戦の将棋から。


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イメージ 1
初手▲56歩に対して△74歩戦法(東日本大会でも披露したあの戦法である)を採用。互いに5筋と7筋を取り合う形になるとこうなる。実戦はここで▲65銀があまり良くなく△84飛、▲78金、△73桂となると▲65銀が1手パスになっている。「この戦法は初めてみました」とのことですが私のオリジナル戦法なのでどこの本にも載っておりません。この戦法の利点は先手に▲78金を強要できることと7筋で1歩手にしやすいことである。

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イメージ 2
中央はお互いに飽和状態。ただしすでに後手が優勢に近い局面となった。ちょっと怖いが3筋で1歩交換をしてから相手の一番薄い場所から戦いを起こすのが中盤の戦い方。すなわち△35歩、▲同歩、△同銀、▲36歩、△24銀、▲38金、△15歩が厳しい。以下▲15同歩、△同銀(ここ△15同香はいまいち)▲17歩(▲15同香はつぶれ)に△14飛で端が受からない。このための3筋交換である。蛇足ながら手順中△35同銀に▲45歩(銀取り)は△34飛がある。以下は勝ちとなった。
代表まであと1勝!

代表決定戦
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前回は四間飛車風右玉だったので予選に続いて再び矢倉棒銀を採用。ここまでお互いほぼノータイムで進み▲61角と打った。手筋だが読みにない受けを出され困った。△53銀と1手と思い込んでいたが△71銀とこちらに動かれると角が今にも死にそう。▲41銀があるので手に困らないだろうと思っていたら△42金寄、▲43角成、△同金、▲32金、△同飛、▲同銀成、△同玉で「ただの角損」となってしまった(次の図)

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ほっとくと飛車も死にそうな局面になってしまい長考に入るが「こうなる前に考えろよ」とどこからか声が聞こえてきそうなところである。もう▲21飛成か▲23飛成しかないのだがどちらもはっきりダメそう。とりあえず少しでも間違える可能性の高そうな▲21飛成を選択。

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途中をかなり端折ったが角損ながら怪しい手を駆使してついに逆転した局面。▲22歩から精算して▲24竜で楽詰みなのだがもしもの時の保険のつもりで▲24竜のところ▲55角と打ったら▲44歩と角道を止められてしまった。この辺もノータイムなのがひどい!

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再び先手がピンチだがここで▲35桂が渾身の勝負手。△35同角なら後手が勝ちっぽいが(ほかにも受けはありそう)△35同銀。以下▲35同歩、△66金に▲34銀(詰めろ!)で今度は後手が焦る番である。

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イメージ 7
さらに端折ったが投了図。大苦戦である。

対局中「ハブにらみ」ならぬ「○○にらみ」を連発させていたらしくKさんという方が大爆笑してました。
技術的な話に戻ると第3図自体が先手失敗しているのではないか?先手から▲61角が効かないのに対し後手からは△49角が厳しい(というより受からない)と思う。第3図直前に棒銀で総交換したのが問題だったか?
申し訳ない将棋を拾わせていただいたが間違いなく「強敵認定」をしたので次はもっとましな将棋を指せるように頑張りたい。また戦おう!

決勝

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イメージ 8
苦戦の連続だったし時間も3時半くらいだったので思いっきり削られている状況だったのに「本気で勝ちに」きやがりました(笑)。

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とりあえず雁木。ここまでほとんどノータイムである。名人曰く「△34銀と受けられた局面は少し先手が悪い」とのこと。もうそういう形勢判断すらしてなかったという・・・

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イメージ 10
ここで△75歩なら後手が少し指せそうとのことでしたが△35銀のほうが魅力的に見えてそっちを選択したら大したことはなく以下は実力通り負け。お互い残り時間8分台のひどい将棋でした(笑)。
申し訳ない将棋を指してしまったと深く反省しております(笑)。

・というわけで一応準優勝でしたが決勝はあまりにもお粗末な内容でした。全道大会では少しでもましな将棋を指せるように頑張ってきたいと思います。

追記―日程的な問題で赤旗名人戦の日高予選は運営のみで選手としては出場しません(王将戦の全道大会と近すぎるため

開始日時:2015/08/30(日) 00:00:00
先手:本戦1回戦
後手:私
手合割:平手
▲5六歩  △7四歩  ▲5五歩  △7五歩  ▲5八飛  △7二飛  
▲6八銀  △7四飛  ▲5七銀  △6二銀  ▲5六銀  △4二玉  
▲6五銀  △8四飛  ▲7八金  △7三桂  ▲5六銀  △3二玉  
▲4八玉  △4二銀  ▲3八玉  △7四飛  ▲2八玉  △5二金右 
▲3八銀  △7六歩  ▲同 歩  △同 飛  ▲7七歩  △7四飛  
▲9六歩  △9四歩  ▲1六歩  △1四歩  ▲7九角  △3四歩  
▲4六歩  △3三銀  ▲3六歩  △4二金上 ▲3七桂  △2四銀  
▲4七銀上 △3五歩  ▲同 歩  △同 銀  ▲3六歩  △2四銀  
▲3八金  △1五歩  ▲同 歩  △同 銀  ▲1七歩  △1四飛  
▲4五歩  △1六歩  ▲同 歩  △同 銀  ▲3九玉  △1八歩  
▲同 香  △1七歩  ▲1二歩  △同 香  ▲1三歩  △同 桂  
▲4四歩  △同 歩  ▲5四歩  △同 歩  ▲1七香  △同銀成  
▲5五歩  △2四香  ▲5四歩  △2七成銀 ▲4八玉  △1八飛成 
▲4六角  △3八成銀 ▲同 銀  △2七香成 ▲4七銀引 △3八成香 
▲同 銀  △6九銀  ▲6八金  △5八銀成 ▲同 金  △8八飛  
▲4七銀打 △8九飛成 ▲5六香  △4五桂  ▲同 桂  △同 歩  
▲4四桂  △同 角  ▲5三銀  △2六角  ▲5七玉  △4六歩  
▲4二銀成 △同 金  ▲5三歩成 △4七歩成 ▲同 銀  △3九角  
▲4八歩  △同角引成 ▲同 金  △同 竜  ▲4六玉  △4五歩  
▲5五玉  △4四金  
 まで、116手で後手勝ち


開始日時:2015/08/30(日) 00:00:00
先手:私
後手:代表決定戦
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △8四歩  ▲6六歩  △6二銀  
▲6八銀  △5四歩  ▲5六歩  △4二銀  ▲7八金  △3二金  
▲2五歩  △3三銀  ▲3八銀  △5二金  ▲2七銀  △3一角  
▲2六銀  △4四歩  ▲6九玉  △4一玉  ▲5八金  △4三金右 
▲7七銀  △4二角  ▲7九角  △3一玉  ▲1五銀  △8五歩  
▲2四歩  △同 歩  ▲同 銀  △同 銀  ▲同 角  △同 角  
▲同 飛  △2三歩  ▲2八飛  △2二玉  ▲6一角  △7一銀  
▲4一銀  △4二金寄 ▲4三角成 △同 金  ▲3二金  △同 飛  
▲同銀成  △同 玉  ▲6一飛  △6二銀打 ▲2一飛成 △同 玉  
▲2三飛成 △2二飛  ▲4三竜  △2九飛成 ▲5九桂  △3二銀  
▲2三歩  △3一金  ▲3四竜  △2三銀  ▲4四竜  △2二角  
▲3五竜  △5五歩  ▲2四歩  △同 銀  ▲3四竜  △3三銀  
▲8四竜  △5六歩  ▲2四歩  △3五角  ▲6八銀  △2四銀  
▲3六歩  △2六角  ▲2三金  △7四桂  ▲6七金左 △6六角  
▲同 金  △同 桂  ▲2二歩  △同 金  ▲同 金  △同 玉  
▲5五角  △4四歩  ▲6六角  △7四金  ▲8一竜  △6五金  
▲3五桂  △同 銀  ▲同 歩  △6六金  ▲3四銀  △2三金  
▲2五桂  △3四金  ▲同 歩  △2三玉  ▲3三歩成 △2四玉  
▲8五竜  △3五角打 ▲3四金  △2五玉  ▲3五金  △同 角  
▲1六角  △2六玉  ▲2五金  △3七玉  ▲3五竜  △2八玉  
▲5五角  △3七歩  ▲同 角  △3九玉  ▲4八角  △2八玉  
▲6六角  △1九玉  ▲5五角  △2八歩  ▲3九金  △1八金  
▲2六金  △3九竜  ▲同 竜  △2九金打 ▲同 竜  △同 玉  
▲3九金  △1九玉  ▲2七金  △2九飛  ▲2八金上 △同 金  
▲同 金  △3七歩  ▲1八金打 
 まで、147手で先手勝ち

開始日時:2015/08/31(月) 00:00:00
先手:決勝(強いほうの代表)
後手:私(弱いほうの代表)
手合割:平手
▲2六歩  △3四歩  ▲2五歩  △3三角  ▲7六歩  △4四歩  
▲4八銀  △3二金  ▲5六歩  △4二銀  ▲3六歩  △6二銀  
▲3七銀  △4三銀  ▲6八玉  △5四歩  ▲7八玉  △5三銀  
▲6八銀  △4一玉  ▲7七銀  △7四歩  ▲7九角  △5二金  
▲3五歩  △同 歩  ▲4六銀  △3六歩  ▲2六飛  △5一角  
▲3五銀  △7三角  ▲4六歩  △4五歩  ▲2四歩  △同 歩  
▲同 銀  △3四銀  ▲3六飛  △3三歩  ▲3七桂  △2三歩  
▲1五銀  △4六歩  ▲同 角  △同 角  ▲同 飛  △4四歩  
▲4八飛  △3五銀  ▲2八飛  △3六銀  ▲3八金  △6四角  
▲5九角  △1四歩  ▲2四歩  △同 歩  ▲同 銀  △5一玉  
▲2三銀成 △4二金左 ▲3二成銀 △同 金  ▲2一飛成 △4一銀  
▲2四桂  △4二金左 ▲3二歩  △3七銀成 ▲同 角  △同角成  
▲同 金  △2八角  ▲4六角  △6四歩  ▲3一歩成 △4五歩  
▲4一と  △同 金  ▲3二桂成 
 まで、81手で先手勝ち


赤旗名人戦 日高地区予選 告知

・今日は赤旗の事務局まで行ってきまして「赤旗名人戦日高予選」の打ち合わせをしてきました。

赤旗名人戦日高地区予選開催のお知らせ

 皆様におかれましては、ますますご健勝のこととおよろこび申し上げます。
 さて、みだしの件につきまして、下記の通り開催いたしますのでご参加くださいますようご案内いたします。


1 日 時 10月4日(日)午前10時開会(受付9時半より)

2 場 所 静内女性センターみらい

3 クラス A級(フリー) 優勝者は全道大会へ
       B級(おおむね1級まで) 親睦目的です
       子供クラスA(中学生まで) 試合を楽しみたい子用
       子供クラスB(中学生まで) 将棋を楽しみたい子用

4 参加費 大人1500円 高校生1000円 中学生以下500円

5 その他 各クラス賞状は出ますが赤旗新聞に結果が掲載されるのはA級だけの予定です

このようになってますので、日高方面の選手におかれましては多数ご参加お願いいたします。

やはり団体戦は面白い

・2週に続いてNHK将棋フォーカスを見てましたが、男子も女子も団体戦は熱かったですねぇ。笑いあり泣きあり感動ありで素晴らしかったです。大学生の団体戦のような体育会系のノリともまたちょっと違った感じで面白かった。素敵ですね。(規模は全く違うけど地元の高校将棋部の今年の春の結果にも感動したことを記載しておきます)
団体戦は一度出てしまうとその魅力に取りつかれてしまうような気がしてます。「1勝1敗で残ったら耐えられない」というコメントもありましたが「それこそが団体戦の醍醐味」だと個人的に思ってます。支部団体戦の道大会でも東日本大会でも最後の一人になることが結構ありましたがやってるほうはあまり気にしてなかった気がします。ああいうのはどちらかというと同じチームの人のほうが気が気でないでしょうな。(それこそ東日本大会のいわき中央将棋クラブ支部との本戦1回戦なんて大将は生きた心地がしなかったはず)
やはり団体戦は面白い!

北海道社会人団体戦リーグ戦1部 告知

・今年の北海道社会人団体戦リーグ1部の詳細は以下の通りです。

初日は920845分集合で9時開会式で5回戦。


二日目は921945分集合で10時開始で4回戦。


各チームの代表者(札幌将棋センターと幾星霜含む)は参加確認メールを9/6までに、弁当数を13日までにncgkr276@yahoo.co.jp迄おしらせください。


参加費は1人1日千円(中学生までは500)昼食付きです。

多数ご参加宜しくお願いいたします。

・ところで遅くなりましたがアマ名人戦の北海道代表のお二方お疲れ様でした。北海道勢の準アマ名人はちょうど10年ぶりだったでしょうか?記憶違いだったら大変失礼いたしました。武沢選手の中学生での予選突破もお見事でした。

・全然話は変わるがコンピューターと将棋を指していると感覚がちょっと異様になってくる気がする。

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たとえばこの局面。今年の支部対抗戦北海道予選の将棋なのだが第一感▲74金。これで余ませると思っていた。ところがうちの大将は「全く考えなかった」と言っていた。大将の推奨手は▲78金だった(78金打だったかも?)のだが読み筋がかなり違う。意外と我々読みがかみ合わないのかも?と思った・・・




何度見ても

・最近軽いめまいが頻繁に起こるようになってきた。特におとといはひどく、買い物をしている最中に普通の床が波型に凸凹になっているかのような錯覚に陥った。先日の健康診断の結果も含めて病院に行ったが前者については原因不明(というよりわからないのだと思う)なのでこれからも頻繁に起こるようなら再度検査ということになった。(ちなみに尿たんぱくについては金曜日に結果が出る予定)
単なる疲労なら良いのだが・・・

・ものすごい今更なのだが十勝の例会は駒落ち制だと今日気付いた。2年前に佐々木治夫杯で私が敗れたK2段(間違ってたらすみません)が十勝名人と角落ちですか・・・
ただまあ、駒落ち自体が平手と別物な部分があるから一概に言えないような気がしないでもない。全道大会の選手同士でも駒落ちでやったら結構面白いと思ってる。今年の準アマ名人や昨年のアマ王将戦の全国3位の方とかに飛車落ちって言われたら・・・

何度見てもすごいと思ってしまう新人時代の羽生名人の将棋から
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先手が福崎七段(当時)で先手が必勝と思える局面なのだけれど羽生五段があらゆるテクニックを駆使して逆転勝ちを果たすのである(詳しくは棋譜を調べてみてください)
何度も書いてるけど名人経験者4人抜きの将棋もそうだけどこのころの羽生名人の将棋が筆者は一番好きだ。
この話とは別になるけど谷川―羽生戦だったか羽生-南戦だったかのタイトル戦で「全局違う戦型で戦おうと思いました」というコメントがあったような気がするが(非常にあいまいな記憶なので全然違うタイトル戦だったかも?)そういうのがアマチュアが見ても楽しい将棋という風に思ってる。どんなに得意な戦法であろうともタイトル戦やNHK杯のようにアマチュアが間近で見る将棋で毎回同じ戦型は勘弁してほしいなと個人的に思ってます。(直訳すると相掛かり引き飛車と角換り腰掛銀と横歩取りをや
めてくださいという個人的な感情がこもってます。とはいえ引退した内藤先生がお好み対局とかで横歩取りとかをやったら「面白いじゃん」って言いそうな気がしますが)


北海道社会人団体戦リーグ1部 結果

・昨日と今日で行われた「北海道社会人団体戦リーグ1部」の結果は以下の通りです。

優  勝 北海道GG(近藤伸哉、武田浩司、横藤陽、黒澤裕人、中川拓哉)勝ち点8勝、勝ち数33

準優勝 旭川将棋エトワール(高森智春、高山優希、佐々木裕一、藤田隆寛、武沢涼介)勝点6、勝数25,5

第3位 みずならA(湯上真司、横山大樹、島井康行、佐藤樹、北川廉、春日孝太、斉藤駿太、新井湧也、酒井史雄)勝点6、勝数25

第4位 札幌将棋クラブ(宮野政彦、原田裕也、佐々木蓮、若浜晶、松田雅泰、後藤義広、狩野周)勝点19、勝数19

第5位 たむら~ず(内山雅洋、田村宜之、新妻貴志、横山昌史、笠井将生、小鹿喜正、和田竜王、室本玲)勝点4、勝数18

第6位 みずならB(滝野沢和則、浅井隆宏、加畑裕一郎、鈴木浩介、横山一弘、行方大智)勝点3、勝数17

第7位 北海道大学(松本貢樹、田邊優航、稲富拓也、吉岡大騎、藤野貴之、大澤啓二)勝点7、勝数16.5

第8位 Bダッシュ研究会(小野剛士、小川真、三岡雄介、鷹羽賢、佐藤幸平、河野一郎、竹中良太)勝点2、勝数16

第9位 幾星霜(加藤ひかる、河島大地、澤田歩、菅大輔、會場健太、河野和樹)勝点0、勝数10

休場 全道庁

以上です。誤字脱字等ございましたらご容赦願います。さらに詳しい内訳についてはまた後日。2日間にわたり運営責任者の宮野さん、参加者の皆様お疲れ様でした。

・アマ王将戦札幌・江別予選&一般戦

日時 9月27日午前9時半受付10時開始

場所 北海道将棋会館(札幌市中央区南4条西9丁目)

会費 一般(日本将棋連盟会員証持参無し)1500円
    日本将棋連盟会員証持参者、女性、60歳以上、大学生、高校生1000円
    中学生以下500円

賞 8名が札幌代表として10月11日に全道大会に出場(全道大会は8時半受付9時開始)

試合方法 1勝通過2敗失格の予選後くじで8つに分けてトーナメント、一般戦はスイス式

その他 参加者全員に軽食が付きます




北海道社会人団体戦 報告その1

・北海道社会人団体戦リーグの各チームの詳細を何回かに分けて紹介いたします。
まずは優勝した北海道GGから。

1回戦 みずならB 3-2
●近藤伸哉-横山一弘
○武田浩司-行方大智
○横藤陽-滝野沢和則
○黒澤裕人-鈴木浩二
●中川拓哉-加畑裕一

2回戦 Bダッシュ研究会 5-0
○近藤伸哉-小野剛士
○武田浩司-佐藤幸平
○横藤陽-小川真
○黒澤裕人-竹中良太
○中川拓哉-河野一郎

3回戦 たむら~ず 5-0
○近藤伸哉-小鹿喜正
○武田浩司-田村宜之
○横藤陽-内山雅洋
○黒澤裕人-新妻貴志
○中川拓哉-和田竜王

4回戦 旭川将棋エトワール 4-1
○近藤伸哉-高森智春
○武田浩司-佐々木裕一
●横藤陽-藤田隆寛
○黒澤裕人-武沢涼介
○中川拓哉-高山優希

5回戦 札幌将棋クラブ 4-1
○近藤伸哉-若浜晶
○武田浩司-原田裕也
●横藤陽-宮野政彦
○黒澤裕人-佐々木蓮
○中川拓哉-松田雅泰

2日目
6回戦 北海道大学チーム 4-1
○近藤伸哉-松本貢樹
○武田浩司-田邊優航
●横藤陽-大澤啓二
○黒澤裕人-藤野貴之
○中川拓哉-稲富拓也

7回戦 幾星霜 5-0
○近藤伸哉-河野和樹
○武田浩司-加藤ひかる
○横藤陽-河島大地
○黒澤裕人-菅大輔
○中川拓哉-會場健太

8回戦 抜け番

9回戦 みずならA 3-2
○近藤伸哉-斉藤俊太
●武田浩司-横山大樹
○横藤陽-佐藤樹
●黒澤裕人-湯上真司
○中川拓哉-北川廉

個人成績
近藤伸哉 7-1
武田浩司 7-1
横藤陽 5-3
黒澤裕人 7-1
中川拓哉 7-1

まずは北海道GGの結果でした。2位以下のチームについてはまた後で。



北海道社会人団体戦 報告その2

・朝の続きです。続いて旭川将棋エトワールの成績。

1回戦 みずならA 3-2
●高森智春-春日孝太
○高山優希-佐藤樹
●佐々木裕一-横山大樹
○藤田隆寛-斉藤俊太
○武沢涼介-島井康行

2回戦 Bダッシュ研究会 3-2
●高森智春-小野剛士
●高山優希-小川真
○佐々木裕一-三岡雄介
○藤田隆寛-竹中良太
○武沢涼介-河野一郎

3回戦 北海道GG 1-4
●高森智春-近藤伸哉
●高山優希-中川拓哉
●佐々木裕一-武田浩司
○藤田隆寛-横藤陽
○武沢涼介-黒澤裕人

4回戦 幾星霜 5-0
○高森智春-河島大地
○高山優希-河野和樹
○佐々木裕一-加藤ひかる
○藤田隆寛-澤田歩
○武沢涼介-會場健太

2日目
5回戦 みずならB 4-1
○高森智春-加畑裕一郎
●高山優希-横山一弘
○佐々木裕一-浅井隆宏
○藤田隆寛-滝野沢和則
○武沢涼介-鈴木浩二

6回戦 札幌将棋クラブ 4-1
○高森智春-宮野政彦
●高山優希-狩野周
○佐々木裕一-佐々木蓮
○藤田隆寛-後藤義広
○武沢涼介-原田裕也

7回戦 北海道大学チーム 3.5-1.5
△高森智春-稲富拓也
●高山優希-吉岡大騎
○佐々木裕一-大澤啓二
○藤田隆寛-松本貢樹
○武沢涼介-藤野貴之

8回戦 
●高森智春-和田竜王
●高山優希-新妻貴志
●佐々木裕一-笠井将生
○藤田隆寛-横山昌史
○武沢涼介-室本玲

個人成績
高森智春 3-4-1
高山優希 2-6
佐々木裕一 5-3
藤田隆寛 8-0
武沢涼介 7-1
以上。旭川将棋エトワールの結果でした。

続いて3位のみずならA
1回戦 たむら~ず 2-3
○横山大樹-内山雅洋
○島井康行-笠井将生
○佐藤樹-小鹿喜正
●斉藤俊太-和田竜王
●酒井史雄-横山昌史

2回戦 旭川将棋エトワール 2-3
○横山大樹-佐々木裕一
●島井康行-武沢涼介
●佐藤樹-高山優希
●斉藤俊太-藤田隆寛
○春日孝太-高森智春

3回戦 札幌将棋クラブ 3-2
○湯上真司-若浜晶
○横山大樹-佐々木蓮
●島井康行-原田裕也
●春日孝太-宮野政彦
○酒井史雄-松田雅泰

4回戦 北海道大学チーム 4-1
○湯上真司-大澤啓二
○横山大樹-吉岡大騎
○佐藤樹-松本貢樹
●春日孝太-藤野貴之
○斉藤俊太-田邊優航

5回戦 幾星霜 3-2
○湯上真司-會場健太
○横山大樹-加藤ひかる
○北川廉-河野和樹
●斉藤俊太-河島大地
●新井湧也-澤田歩

6回戦 みずならB 4-1
○湯上真司-加畑裕一郎
○横山大樹-浅井隆宏
○佐藤樹-行方大智
○北川廉-横山一弘
●新井湧也-鈴木浩介

7回戦 Bダッシュ研究会 4-1
●湯上真司-三岡雄介
○横山大樹-河野一郎
○佐藤樹-小野剛士
○斉藤俊太-佐藤幸平
○新井湧也-竹中良太

8回戦 北海道GG 2-3
○湯上真司-黒澤裕人
○横山大樹-横山大樹
●佐藤樹-横藤陽
●北川廉-中川拓哉
●斉藤俊太-近藤伸哉

個人成績
湯上真司 5-1
横山大樹 8-0
島井康行 1-2
佐藤樹 4-2
北川廉 2-1
春日孝太 1-2
斉藤俊太 2-4
新井湧也 1-2
酒井史雄 1-1

以上。みずならAの成績でした。続きはまた後程。



北海道社会人団体戦 報告その3

・さらに続いて北海道社会人団体戦リーグの結果です。次は第4位の札幌将棋クラブから。

1回戦 北海道大学チーム 2-3
●宮野政彦-大澤啓二
●原田裕也-吉岡大騎
●佐々木蓮-松本貢樹
○若浜晶-藤野貴之
○松田雅泰-田邊優航

2回戦 たむら~ず 4-1
○宮野政彦-新妻貴志
○原田裕也-横山昌史
●佐々木蓮-笠井将生
○若浜晶-田村宜之
○松田雅泰-和田竜王

3回戦 みずならA 2-3
○宮野政彦-春日孝太
○原田裕也-島井康行
●佐々木蓮-横山大樹
●若浜晶-湯上真司
●松田雅泰-酒井史雄

4回戦 幾星霜 3-2
○宮野政彦-加藤ひかる
○原田裕也-澤田歩
●佐々木蓮-河島大地
○若浜晶-菅大輔
●松田雅泰-會場健太

5回戦 北海道GG 1-4
○宮野政彦-横藤陽
●原田裕也-武田浩司
●佐々木蓮-黒澤裕人
●若浜晶-近藤伸哉
●松田雅泰-中川拓哉

6回戦 旭川将棋エトワール 1-4
●宮野政彦-高森智春
●原田裕也-武沢涼介
●佐々木蓮-佐々木裕一
○狩野周-高山優希
●後藤義広-藤田隆寛

7回戦 みずならB 3-2
○宮野政彦-横山一弘
●原田裕也-浅井隆宏
●佐々木蓮-加畑裕一郎
○狩野周-行方大智
○後藤義広-滝野沢和則

8回戦 Bダッシュ研究会 3-2
○宮野政彦-竹中良太
●原田裕也-佐藤幸平
●佐々木蓮-鷹羽賢
○狩野周-河野一郎
○後藤義広-小川真

個人成績
宮野政彦 6-2
原田裕也 3-5
佐々木蓮 0-8
若浜晶 3-2
松田雅泰 2-3
狩野周 3-0
後藤義広 2-1

以上、札幌将棋クラブの成績でした

続いて第5位たむら~ずの成績です。
1回戦 みずならA 2-3
●内山雅洋-横山大樹
○横山昌史-酒井史雄
●笠井将生-島井康行
●小鹿喜正-佐藤樹
○和田竜王-斉藤俊太

2回戦 札幌将棋クラブ 1-4
●田村宜之-若浜晶
●新妻貴志-宮野政彦
●横山昌史-原田裕也
○笠井将生-佐々木蓮
●和田竜王-松田雅泰

3回戦 北海道GG 0-5
●内山雅洋-横藤陽
●田村宜之-武田浩司
●新妻貴志-黒澤裕人
●小鹿喜正-近藤伸哉
●和田竜王-中川拓哉

4回戦 みずならB 3-2
◎内山雅洋-鈴木浩介
●新妻貴志-加畑裕一郎
●横山昌史-浅井隆宏
○笠井将生-滝野沢和則
○小鹿喜正-行方大智

2日目 
5回戦 Bダッシュ研究会 4-1
○田村宜之-小川真
○新妻貴志-河野一郎
●横山昌史-鷹羽賢
○小鹿喜正-小野剛士
○和田竜王-三岡雄介 

6回戦 北海道大学チーム 2-3
●内山雅洋-吉岡大騎
●田村宜之-田邊優航
○新妻貴志-稲富拓也
●横山昌史-藤野貴之
○笠井将生-大澤啓二

7回戦 幾星霜 3-2
●内山雅洋-菅大輔
○田村宜之-澤田歩
○笠井将生-河島大地
●小鹿喜正-加藤ひかる
○和田竜王-會場健太

8回戦 旭川将棋エトワール 3-2
○新妻貴志-高山優希
●横山昌史-藤田隆寛
○笠井将生-佐々木裕一
○和田竜王-高森智春
●室本玲-武沢涼介

個人成績
内山雅洋 1-4
田村宜之 2-3
新妻貴志 3-3
横山昌史 1-5
笠井将生 5-1
小鹿喜正 2-3
和田竜王 4-2
室本玲 0-1

以上、たむら~ずの成績でした。続いてみずならBの成績です。

1回戦 北海道GG 2-3
●滝野沢和則-横藤陽
○加畑裕一郎-中川拓哉
●鈴木浩介-黒澤裕人
○横山一弘-近藤伸哉
●行方大智-武田浩司

2回戦 幾星霜 3-2
○滝野沢和則-加藤ひかる
○浅井隆宏-會場健太
○加畑裕一郎-河野和樹
●横山一弘-河島大地
●行方大智-澤田歩

3回戦 Bダッシュ研究会 3-2
○滝野沢和則-河野一郎
○浅井隆宏-鷹羽賢
●加畑裕一郎-小野剛士
○鈴木浩介-小川真
●横山一弘-三岡雄介

4回戦 たむら~ず 2-3
●滝野沢和則-笠井将生
○浅井隆宏-横山昌史
○加畑裕一郎-新妻貴志
●鈴木浩介-内山雅洋
●行方大智-小鹿喜正

2日目
5回戦 旭川将棋エトワール 1-4
●滝野沢和則-藤田隆寛
●浅井隆宏-佐々木裕一
●加畑裕一郎-高森智春
●鈴木浩介-武沢涼介
○横山一弘-高山優希

6回戦 みずならA 1-4
●浅井隆宏-横山大樹
●加畑裕一郎-湯上真司
○鈴木浩介-新井湧也
●横山一弘-北川廉
●行方大智-佐藤樹

7回戦 札幌将棋クラブ 2-3
●滝野沢和則-後藤義広
○浅井隆宏-原田裕也
○加畑裕一郎-佐々木蓮
●横山一弘-宮野政彦
●行方大智-狩野周

8回戦 北海道大学チーム 3-2
●滝野沢和則-大澤啓二
○浅井隆宏-吉岡大騎
○加畑裕一郎-田邊優航
○鈴木浩介-松本貢樹
●行方大智-稲富拓也

個人成績
滝野沢和則 2-5
浅井隆宏 5-2
加畑裕一郎 5-3
鈴木浩介 3-3
横山一弘 2-4
行方大智 0-6

以上です。7位北海道大学、8位Bダッシュ研究会、9位幾星霜の成績についてはまた後程。








北海道社会人団体戦 報告その4

・今回で北海道社会人団体戦リーグの結果は一応最後となります。北海道大学チームの結果は以下の通りです。

1回戦 札幌将棋クラブ 3-2
○松本貢樹-佐々木蓮
●田邊優航-松田雅泰
○吉岡大騎-原田裕也
●藤野貴之-若浜晶
○大澤啓二-宮野政彦

2回戦 幾星霜 3-2
●松本貢樹-加藤ひかる
○田邊優航-菅大輔
○吉岡大騎-河島大地
●藤野貴之-會場健太
○大澤啓二-澤田歩

3回戦 みずならA 1-4
●松本貢樹-佐藤樹
●田邊優航-斉藤俊太
●吉岡大騎-横山大樹
○藤野貴之-春日孝太
●大澤啓二-湯上真司

4回戦 Bダッシュ研究会 2-3
●松本貢樹-河野一郎
●田邊優航-小野剛士
○吉岡大騎-佐藤幸平
●藤野貴之-三岡雄介
○大澤啓二-竹中良太

2日目 
5回戦 北海道GG 1-4
●松本貢樹-近藤伸哉
●田邊優航-武田浩司
●稲富拓也-中川拓哉
●藤野貴之-黒澤裕人
○大澤啓二-横藤陽

6回戦 たむら~ず 3-2
○田邊優航-田村宜之
●稲富拓也-新妻貴志
○吉岡大騎-内山雅洋
○藤野貴之-横山昌史
●大澤啓二-笠井将生

7回戦 旭川将棋エトワール 1.5-3.5
●松本貢樹-藤田隆寛
△稲富拓也-高森智春
○吉岡大騎-高山優希
●藤野貴之-武沢涼介
●大澤啓二-佐々木裕一

8回戦 みずならB 2-3
●松本貢樹-鈴木浩介
●田邊優航-加畑裕一郎
○稲富拓也-行方大智
●吉岡大騎-浅井隆宏
○大澤啓二-滝野沢和則

個人成績
松本貢樹 1-6
田邊優航 2-5
稲富拓也 1-2-1
吉岡大騎 5-2
藤野貴之 2-5
大澤啓二 5-3

以上、北海道大学チームの成績でした。続いてBダッシュ研究会の成績です。

1回戦 幾星霜 5-0
○小川真-河野和樹
○三岡雄介-澤田歩
○鷹羽賢-加藤ひかる
○佐藤幸平-會場健太
○竹中良太-河島大地

2回戦 北海道GG 0-5
●小野剛士-近藤伸哉
●小川真-横藤陽
●佐藤幸平-會場健太
●河野一郎-中川拓哉
●竹中良太-黒澤裕人

3回戦 旭川将棋エトワール 2-3
○小野剛士-高森智春
○小川真-高山優希
●三岡雄介-佐々木裕一
●河野一郎-武沢涼介
●竹中良太-藤田隆寛

4回戦 みずならB 2-3
○小野剛士-加畑裕一郎
●小川真-鈴木浩介
○三岡雄介-横山一弘
●鷹羽賢-浅井隆宏
●河野一郎-滝野沢和則

5回戦 北海道大学チーム 3-2
○小野剛士-田邊優航
○三岡雄介-藤野貴之
●佐藤幸平-吉岡大騎
○河野一郎-松本貢樹
●竹中良太-大澤啓二

2日目
6回戦 たむら~ず 1-4
●小野剛士-小鹿喜正
●小川真-田村宜之
●三岡雄介-和田竜王
○鷹羽賢-横山昌史
●河野一郎-新妻貴志

7回戦 みずならA 1-4
●小野剛士-後藤義広
○三岡雄介-湯上真司
●佐藤幸平-斉藤俊太
●河野一郎-横山大樹
●竹中良太-新井湧也

8回戦 札幌将棋クラブ 2-3
●小川真-後藤義広
○鷹羽賢-佐々木蓮
○佐藤幸平-原田裕也
●河野一郎-狩野周
●竹中良太-宮野政彦

個人成績
小野剛士 3-3
小川真 2-4
三岡雄介 4-2
鷹羽賢 3-1
佐藤幸平 2-3
河野一郎 1-6
竹中良太 1-5

以上、Bダッシュ研究会の成績でした。最後に幾星霜の成績です。

1回戦 Bダッシュ研究会 0-5
●加藤ひかる-鷹羽賢
●河島大地-竹中良太
●澤田歩-三岡雄介
●會場健太-佐藤幸平
●河野和樹-小川真

2回戦 北海道大学チーム 2-3
○加藤ひかる-松本貢樹
●河島大地-吉岡大騎
●澤田歩-大澤啓二
●菅大輔-田邊優航
○會場健太-藤野貴之

3回戦 みずならB 2-3
●加藤ひかる-滝野沢和則
○河島大地-横山一弘
○澤田歩-行方大智
●會場健太-浅井隆宏
●河野和樹-加畑裕一郎

4回戦 札幌将棋クラブ 2-3
●加藤ひかる-宮野政彦
○河島大地-佐々木蓮
●澤田歩-原田裕也
●菅大輔-若浜晶
○會場健太-松田雅泰

5回戦 旭川将棋エトワール 0-5
●加藤ひかる-佐々木裕一
●河島大地-高森智春
●澤田歩-藤田隆寛
●會場健太-武沢涼介
●河野和樹-高山優希

2日目 
6回戦 みずならA 2-3
●加藤ひかる-横山大樹
○河島大地-斉藤俊太
○澤田歩-新井湧也
●會場健太-湯上真司
●河野和樹-北川廉

7回戦 北海道GG 0-5
●加藤ひかる-武田浩司
●河島大地-横藤陽
●菅大輔-黒澤裕人
●會場健太-中川拓哉
●河野和樹-近藤伸哉

8回戦 たむら~ず 2-3
○加藤ひかる-小鹿喜正
●河島大地-笠井将生
●澤田歩-田村宜之
○菅大輔-内山雅洋
●會場健太-和田竜王

個人成績
加藤ひかる 2-6
河島大地 3-5
澤田歩 2-5
菅大輔 1-3
會場健太 2-6
河野和樹 0-5

以上、幾星霜の成績でした。今までの成績で誤字・脱字、その他間違い等ございましたらご容赦くださいませ。

以上をもちまして平成27年北海道社会人団体戦リーグ1部の成績発表を終了したいと思います。
運営の皆様、選手の皆様お疲れ様でした。来年もまた宜しくお願いいたします。







北海道社会人団体戦 レポートその1

・先日の北海道社会人団体戦リーグの話。たむら~ずの1回戦はみずならAとなりました。
組み合わせは以下の通り。
内山-横山(大)
横山(昌)-酒井
笠井-島井
小鹿-佐藤
和田-斉藤
オーダーがモロ的中という感じ。私は毎度のことながら9時開始だと1回戦は間に合わないので途中から観戦マンに。9時半過ぎくらいに会場に到着すると横山(大)がいたので軽く会釈。何にも考えてなかったけどよくよく見るとうちの対戦相手。「あれ?もう終わったの?」と思ったらなんと消費時間5分で終了していたようです。(ちなみに手数は51手でした(泣))
横歩取りで相当なうっかりがあったらしくこれは仕方がないと見たいところです。
さてさて、次々に決着がついていき2-2の同星。最後に残ったのは笠井-島井戦。相高田流という謎の戦型で相入玉模様。点数は足りなそうなので寄せきれるか?という感じでしたがわずかに届かず破れてしまいました。1回戦2-3負け

続いて2回戦は札幌将棋クラブ。このチームは個人的に当たりたくない相手(誰かはご想像にお任せします)がいるので「出たくねぇ」とごねまくってましたが強制的に出場することになりました。
組み合わせは以下の通り。
田村-若浜
和田-松田
横山-原田
新妻-宮野
笠井-佐々木(蓮)
このチームには全参加者中一番当たりたくない相手がいる反面一番当たりたかった相手もいるチームだったのであとは籤運だべなぁくらいに思ってたら引きました。一番当たりたかった相手を。
来ましたねこれは。ありがたいことです。
オーダー表交換後に「あれ?なんだ北海学園チームでしょ。チーム名学園にすれば良かったのに。ずいぶん自己主張が強いね(笑)」、「いや、チーム名決めたの俺じゃないし(心の声)」、「なんだ学園か。それならここにいる大先輩を誘わないと(笑)」、「いや、恐れ多くて」、「なんも良いじゃない。喜んで出てくれるよ」、「いや、そちらの先輩も誘ってませんから」と言って漫才してました(笑)。

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戦型は予想通り若浜さんの穴熊になりました。どこに飛車を振ってくるか?が焦点でしたが中飛車だったので46金戦法を採用。中飛車にはこれが一番だと信じて疑ってなかったりします。

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すでに居飛車が作戦勝ちとなったようですが(若浜談)次に△46歩~△54歩が飛んでくるので▲64歩はほぼこの1手。以下△64同歩、▲同金、△46歩、▲同歩、△77角成、▲同桂、△66歩、▲同銀直、△49角、▲39飛、△76角成、▲67金、△43馬、▲63歩、△72金寄、▲65桂、△52飛と進んだのが第3図。

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はっきり有利になったが指し方が難しい。露骨に決めに行く▲31角or▲86角かまったり▲55歩か。筋は▲55歩だと思ったしそちらが第一感だったのだが勝ち気にはやるあまり▲86角を選択してしまった。これでも悪くはないのだろうが・・・

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▲55銀と出た手に対して△47歩のたらし。なんと怪しい手であることか。さすが若浜さんである。楽しすぎる。よく思いつくなと感心したが結果としてこの歩が恐ろしく大活躍することになる。実戦は秒に追われて▲44金という世界一筋悪な手を指してしまった。ある意味「よくこんな手が思いつくな」というくらいひどい手だった。△15馬で大惨事である。若浜さんからも「▲55銀までは完ぺきだったのにね。あの手は感心したよ」と同情される始末でした(泣)。

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もうすでにダメそうな局面だがまだしも▲61銀だったかも。似たような意味なのだが実戦は▲64桂という最悪な手を指してしまいあっという間に寄せられてしまった。
感想戦で「こういう形は(第5図)は▲61銀や▲64桂と打って飛車を取っても穴熊玉に響いてない」というためになる穴熊講座を聞かせていただきました(笑)。
最後に「前に指したことあるよね」、「はい、教えていただいたことあります」、「俺弱くなってるしょ?」、「いえ十分すぎるほどお強いです」、「いやいや、昔はともかく今はダメだよ」というやり取りがありました。つくづく若浜さんと当たって良かったと思いました。
ちなみにチームは1-4負けでした。早くも2連敗です(泣)。
残留に向けてそろそろ1勝を挙げておきたいところ。そんな我々の次の相手は北海道GGでした。
続きはまた後程。(そういえば2部の結果はどうなったのだろうか?)

開始日時:2015/09/20(日) 00:00:00
先手:田村
後手:若浜
棋戦:北海道社会人団体戦1部リーグ
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △4四歩  ▲4八銀  △4二銀  
▲5六歩  △5二飛  ▲6八玉  △6二玉  ▲7八玉  △7二玉  
▲5八金右 △8二玉  ▲2五歩  △3三角  ▲5七金  △4三銀  
▲3六歩  △9二香  ▲4六金  △9一玉  ▲6八銀  △8二銀  
▲3五歩  △3二飛  ▲3四歩  △同 銀  ▲5五金  △4二飛  
▲3八飛  △3五歩  ▲5七銀右 △4五歩  ▲6六歩  △7一金  
▲6七銀  △5二金  ▲6八金  △6二金寄 ▲7七角  △5二飛  
▲6五歩  △4二飛  ▲6四歩  △同 歩  ▲同 金  △4六歩  
▲同 歩  △7七角成 ▲同 桂  △6六歩  ▲同銀直  △4九角  
▲3九飛  △7六角成 ▲6七金  △4三馬  ▲6三歩  △7二金寄 
▲6五桂  △5二飛  ▲8六角  △2二飛  ▲5三桂成 △3三馬  
▲6二歩成 △同金上  ▲同成桂  △同 飛  ▲6三歩  △2二飛  
▲5五銀  △4七歩  ▲4四金  △1五馬  ▲1六歩  △2六馬  
▲5四金左 △4八歩成 ▲8九飛  △4七と  ▲6六銀上 △7四桂  
▲3一角成 △5二飛  ▲3四金  △4八馬  ▲7七玉  △6五歩  
▲7五銀  △5七と  ▲7六金  △5八馬  ▲7四銀  △同 歩  
▲6四桂  △7六馬  ▲同 玉  △6七銀  ▲8六玉  △7六金  
▲9六玉  △9四歩  ▲5二桂成 △9五歩  ▲8五玉  △7三銀  
 まで、108手で後手勝ち

北海道社会人団体戦リ レポートその2


・社団戦の話の続き。3回戦は北海道GG。ぶっちぎりの優勝チームです。「とある人物」が「俺がオーダーを決めてやる」と言ってオーダーを決めて「これが完ぺきなオーダーだ。負けたら自己責任だぞ」というすさまじく矛盾したことを言ってました(笑)。
とまあ、そんなわけでオーダーは以下の通り。
和田-中川
田村-武田
内山-横藤
小鹿-近藤
新妻-黒澤
個人的には十勝名人か武田さん希望だったのでそれなりに満足。さすが「完璧なオーダー」です(笑)。
あとはもう一人の十勝からの助っ人と当たってあっけなく負けて「やっぱり支部団体戦で一番強かったチームは十勝ですよ」という話もしたかったのですが私より何倍も強い人に勝っちゃったんでそれで満足です。支部対抗戦の北海道予選よりもはるかにレベルの高いこの大会で7-1という神業をやってのけたことを糧に来年の支部対抗戦は全国優勝してくれることでしょう。

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ということで武田さんとの将棋はこれ。この辺はそれなりにうまく指してる気がしてたけど、この筋違い角を打った将棋で勝った記憶が無い。実戦は△25桂にノータイムで▲36銀と上がってしまい△24歩と突かれて困ってしまった。実は▲36銀~▲45歩~▲34歩という手順の味が良いと思っていたのだが△46角と打たれるのを見落としていた。本譜は△24歩以下▲48飛と回ったがこれではさすがに悪いと思う。ただで取れるはずの桂馬を跳ね得にさせてしまったのだから。以下は実力通り負けてしまった。
チームはみんな仲良く0-5負けを喫してしまい抜け番だった笠井選手から「どうでした?(笑)」と言われる始末。頭に来たので(笑)オーダーを決めた人に「どこが完ぺきなオーダーですか?」と八つ当たりをしたら「え?負けたの?なに負けてるんだ」と逆切れされました(笑)。いよいよ3連敗。降級がちらつき早くもあきらめムード。「2部のほうが面白いよな」とかふてくされてた我々の反撃がこの後始まります。

4回戦 みずならB
もうそろそろ勝ちたいところ。例に「とある人物」は「今度はまじめにオーダー考えるから(笑)」とか言ってましたが「最初からやれよ」という突っ込みが出たのは言うまでもありませんね。
というわけで当たりは以下の通り
横山(昌)―浅井
笠井-滝野沢
新妻-加畑
小鹿-行方
内山-鈴木

まずは一番早く勝を決めた「ゴージャス小鹿」選手の将棋から。

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互いに筋違い角を打って棒銀とのコンビネーションで飛車先を破ろうという将棋。今後手が先手の角を取ったところ。実戦は▲56同銀としたのだが1回▲83歩は効かせたかったところ。そのあとに銀を取れば角と銀の交換ながら拠点が残るので難しいと思う。実戦は△83歩と打たれて銀を引くのでは駒損だけが残ってしまったようだ。強く▲83同銀成も考えたいところだがさすがに無理か・・・

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この局面は互いに見落としたらしい。角を切って角を打てば王手飛車取りなのだが筋よく△65角打としたため▲56飛以下まぎれた。

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後手がうまくいっているようだが壁銀の形がひどく間違えると逆転しそう。▲53銀に対する最善は△71玉だと思っている。金を取れば△57竜以下即詰み。しかし実戦では怖くてなかなか逃げにくいのも十分すぎるほどわかる。実戦は53の地点を精算し▲54歩。取れば王手竜取りだが△52玉で続かない。やむなく▲53角と打ったが△57竜以下即詰みとなった。▲54歩のところ一度▲31角と打っておきたかった。△62玉は頓死。△52玉は生き残ってるかもしれないけどいかにも気持ちが悪い。実戦心理としては合駒だがそれならもう一山あったかもしれない。
まずは「ゴージャス小鹿」選手が勝ちきったが「とても強かった」と絶賛してました。

最後にチームを勝利に導いた「「内山ルイ53世」選手の将棋を見てみよう。

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横歩取りの私にはさっぱりわからない将棋から。△55角に対して▲38銀くらいかな?と思っていた。△77角成は感覚的に大したことが無い気がする。実戦は▲45桂以下決戦。以下△44銀、▲72歩、△同金、▲22歩、△同金、▲44飛、△同角、▲65桂、△62金、▲35角!、△同角、▲同歩、△27角、▲53桂左成、△同金、▲51銀、△52玉、▲53桂成、△同玉、▲31角と進行。手順中の▲65桂や最後の▲31角を打つための▲72歩や▲22歩だったとのこと。お世辞抜きに感動した。

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元気よく仕掛けてみたもののやや無理気味だったのかここではすでに先手が敗勢。さすがに観念しそうなものだが先手から怪しげな勝負手が出る。△57歩のたたきを強く「同玉!」と取った。△49角成と金を取られて負けだと思うが「角の筋が消えると▲45飛が気持ち悪いので取りきれないと思った」らしく実戦もその通り△45桂と少しまどってくれた。むろんこれも厳しい手で「ゴージャス小鹿」さんが「あんな桂馬打たれたら負けだよね」と言ってました。全く同感だが怪しく▲45同馬、△同角成、▲36歩と勝負手、勝負手と迫る。これに気圧されたか△24玉、▲25歩(取ると▲37桂の王手馬取り)△33玉、▲35飛とさらに怪しい手を出す。もうこのあたりは解説不能。普通に△同馬と取られてもダメそうだが△34金と使ってくれた。すごい勝負術を見てる気がする。

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△24同飛でも後手が残してそうだが△56金、▲68玉、△57角、▲77玉、△24角成、▲22歩(ものすごいノータイム)、△14歩、▲21歩成、△同飛、▲同馬、△同玉、▲22飛まで先手勝ち。
△57角~△24角成まで「やってくると思った」そうである。最後も▲21歩成に対して△34馬ならまだ難しそうだがここは秒読みだし仕方のないところか。相手の心理状態まで読んだ53世選手の指しまわしを素直に賞賛したい。
感想戦で「この仕掛けは昨日の夜読んだ本に載ってました」、「なんていう本ですか?」、「タイトルは忘れました」、「誰が書いた本ですか?」、「長沼先生だった気がします」、「え?長沼先生?」、「うそくせぇ~」、「あれ?違ったっけ?」という超嘘くさいことを言ってました(笑)。
それはさておき最後に笠井選手が強敵滝野沢さんを矢倉で破り3勝目。ようやく1勝を挙げることができました。

1日目 チーム成績 1-3
     個人成績 内山ルイ53世 1-2
            田村 0-2
            新妻 0-3
            横山 1-2
            笠井 2-1
            ゴージャス小鹿 1-2
            和田 1-2

1日目強敵みずならBに勝利した勢いは2日目も続きます。今日はここまで。続きはまた後日。

開始日時:2015/09/21(月) 00:00:00
先手:田村
後手:武田
棋戦:北海道社会人団体戦リーグ1日目 対北海道GG
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △5四歩  ▲2五歩  △5二飛  
▲2二角成 △同 銀  ▲9六歩  △9四歩  ▲8八銀  △6二玉  
▲4八銀  △7二玉  ▲4六歩  △8二玉  ▲7七銀  △3三銀  
▲4七銀  △7二銀  ▲6八玉  △2二飛  ▲7八玉  △4四銀  
▲6八金  △3三桂  ▲5六角  △2一飛  ▲3四角  △4二金  
▲6六歩  △5五銀  ▲8八玉  △5三金  ▲7八角  △7四歩  
▲3六歩  △6四歩  ▲5六歩  △4四銀  ▲3五歩  △2五桂  
▲3六銀  △2四歩  ▲4五歩  △3三銀  ▲4八飛  △6五歩  
▲5五歩  △6六歩  ▲3四歩  △4二銀  ▲4四歩  △同 歩  
▲5四歩  △同 金  ▲4三歩  △5三銀  ▲3三歩成 △7五歩  
▲3二と  △6五金  ▲2一と  △7六歩  ▲8六銀  △5五角  
▲9八玉  △9五歩  ▲同 歩  △1九角成 ▲2八歩  △2九馬  
▲5四歩  △6四銀  ▲4四飛  △6七歩成 ▲同 角  △6六香  
▲2五銀  △7四桂  ▲5三歩成 △6七香成 ▲同 金  △7八角  
▲6八金  △8六桂  ▲8八玉  △5六馬  ▲7四桂  △7三玉  
▲7八金  △同 馬  ▲9七玉  △9六歩  
 まで、94手で後手勝ち

開始日時:2015/09/20(日) 00:00:00
先手:行方大智
後手:小鹿喜正
棋戦:北海道社会人団体戦リーグ1部 対みずならB
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2二角成 △同 銀  ▲8八銀  △3三銀  
▲7七銀  △4二飛  ▲8八飛  △7二金  ▲5八金左 △2四歩  
▲4八玉  △2五歩  ▲2八銀  △2二飛  ▲3八金  △8二銀  
▲8六歩  △6二玉  ▲8五歩  △5二金  ▲6六銀  △4四銀  
▲5六角  △5四角  ▲7五銀  △5五銀  ▲8四歩  △同 歩  
▲同 銀  △5六銀  ▲同 歩  △8三歩  ▲7五銀  △2六歩  
▲同 歩  △同 飛  ▲2七歩  △2四飛  ▲5五歩  △4五角  
▲4六歩  △5六角  ▲5四歩  △同 歩  ▲8四歩  △同 歩  
▲同 飛  △8三歩  ▲5四飛  △6五角打 ▲5六飛  △同 角  
▲5四歩  △8八飛  ▲4七金右 △6七角成 ▲5七金寄 △5八馬  
▲同 金  △5七歩  ▲同 玉  △5六歩  ▲6六玉  △5八飛成 
▲5三銀  △同 金  ▲同歩成  △同 玉  ▲5四歩  △5二玉  
▲5三角  △5七竜  ▲5五玉  △2五飛  ▲4五金  △同 飛  
▲同 玉  △4四銀  ▲同角成  △同 歩  ▲5五玉  △6四金  
▲同 銀  △6六角  ▲6五玉  △7四金  
 まで、88手で後手勝ち

開始日時:2015/09/20(日) 00:00:00
先手:内山雅洋
後手:鈴木浩介
棋戦:北海道社会人団体戦リーグ1部 対みずならB
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △8四歩  ▲2五歩  △8五歩  
▲7八金  △3二金  ▲2四歩  △同 歩  ▲同 飛  △8六歩  
▲同 歩  △同 飛  ▲3四飛  △3三角  ▲5八玉  △4二玉  
▲3六歩  △2二銀  ▲3七桂  △7六飛  ▲3三角成 △同 銀  
▲8四飛  △8二歩  ▲7七桂  △5五角  ▲4五桂  △4四銀  
▲7二歩  △同 金  ▲2二歩  △同 金  ▲4四飛  △同 角  
▲6五桂  △6二金  ▲3五角  △同 角  ▲同 歩  △2七角  
▲5三桂左成△同 金  ▲5一銀  △5二玉  ▲5三桂成 △同 玉  
▲3一角  △5四玉  ▲2二角成 △4四桂  ▲6六金  △同 飛  
▲同 歩  △5六歩  ▲6五金  △4五玉  ▲2三馬  △3五玉  
▲5六歩  △5七歩  ▲同 玉  △4五桂  ▲同 馬  △同角成  
▲3六歩  △2四玉  ▲2五歩  △3三玉  ▲3五飛  △3四金  
▲4五飛  △同 金  ▲4二角  △2二玉  ▲3四桂  △1二玉  
▲3一角成 △2三飛  ▲2四歩  △5六金  ▲6八玉  △5七角  
▲7七玉  △2四角成 ▲2二歩  △1四歩  ▲2一歩成 △同 飛  
▲同 馬  △同 玉  ▲2二飛  
 まで、93手で先手勝ち




北海道社会人団体戦リーグ レポートその3



・北海道社会人団体戦リーグの話の続き。
1日目終了時点で1-3。ようやく1勝を挙げることができました。まったりした時間を過ごしているうちに札幌将棋クラブのオーダー表を見ると「よく知る名前」がありました。「あれ?来るんですか?」、「え?何のこと(笑)」、「いや、オーダー表に名前載ってますけど」、「まあ、来るんだよ」、「なんで今日から来ないんですか?」、「今日は苫小牧で大会あるから明日からということみたいだよ」、「あれ?大会なんてありましたっけ?」、「とまチョップって言ってたけど」、「あ!そういえば。すっかり忘れてた」、「なんだ?ハブられたのか(笑)」なんてなやり取りをして1日目を終了。将棋会館を後にし、楽しい打ち上げへ。
ここからは打ち上げの時の「まじめな話」と「たわいもない話」をご紹介。
まずは「まじめな話」から。

まじめな話①・・・「子供に将棋を教えるのが夢なんです」、「いいんじゃない?全然覚えてくれない子もたくさんいて大変だけど」、「一から教えるのは大変ですよね」

まじめな話②・・・「子供に教えていつか強い子を育ててみたくないですか?」、「う~ん、正直それはあまり思わない。それよりは長く続ける子を育てられたら良いかなと思ってる」

まじめな話③・・・「ネット社会だから将棋情報を配信したいです」、「ぜひやってください。地方の強豪の話はみんな知りたがってます」

まじめな話④・・・「今年のクリスマス大会の時にはフェリーでそちらに行くので迎えに来てください」、「いや、フェリー乗り場の場所知らないしそこまで気を遣わなくて良いよ」

まじめな話⑤・・・「実は学生の頃に勝って当たり前って思われるの嫌でした」、「そうなんだ」、「後輩がそれを言ってくれてこいつは人の痛みがわかるやつだなと思いました」

まじめな話⑥・・・「俺は1年生のころから団体戦に出てたから3年生くらいから自分より強い後輩がばんばん入ってきて抜かされていくのがつらかったかな」、「みんなそれぞれに悩みがあったんですね」

まじめな話⑦・・・「最後の引退試合前日の夜に大OBから団体戦外れるの聞かされたのは今でも忘れられない」、「それは作戦だから仕方ないですよ」

まじめな話⑧・・・「○○さんが結婚したんですよ」、「へえ?」、「お相手は××さんなんですよ」、「おー、それはちょっとびっくり」

まじめな話⑨・・・「人間は幸せになるために生きている。まして趣味の世界ならなおさらじゃないですか」、「なるほどね」、「いくら昔の実績とかがあっても時代は変わっていくんだから昔の話を持ち出して子供に悪影響を与えたくないですよね」

まじめな話⑩・・・「団体戦の時に必勝の将棋を入玉されて負けたときに床を殴ったことありましたよね?あれを見てこの学校に入って良かったなと思いました、「いや、まあやったらダメなことだけどね」、「学生将棋は競技だからあのくらいでちょうど良いんですよ」

たわいもない話①・・・「乾杯のあいさつはぜひ師匠に」、「じゃあみなさんお疲れ様でした。ルネッサ~ンス」、「古っ!」、「っていうかそんな乾杯の挨拶聞いたことねぇ」

たわいもない話②・・・「俺は今日勝ったから言わせてもらうけどデートにパスタは良くないよね」、「え?・・・」、「てか将棋と関係ねぇ」

たわいもない話③・・・「女性はやっぱりスタイルが大事だよな」、「清原とか?」、「っておい!」

たわいもない話④・・・「俺はこのチームのイケメン枠だ」、「ああ、つけ麺枠ですね」、「いやいや、パスタ枠で」、「何の話してるの?この人たち・・・(笑)」

たわいもない話⑤・・・「そろそろ会計しますか」、「じゃあ、支払いは師匠で」、「いやいや、ここはゴージャス君で」、「がっかり!財布の中身はゴージャスじゃないし」

つくづくこの人たちと同じチームで良かったと思っております。

というわけで2日目の初戦は老舗のBダッシュ研究会と。札幌将棋クラブに「よく知る人」が。苫小牧からの大物助っ人選手の「ミスター周」選手でした。実はタブレットで結果を知ってたのに白々しく「とまチョップはどうだった?」と聞いてみたら「決勝で負けました」とのことだったので「しばらくぶりに苫小牧で負けた話を聞いたね」と言っておいたら笑ってました。「意表の四間飛車穴熊でした」とのこと。「それは意表を突かれたね」というか強い人は何やっても強いということか・・・

脱線したけどあたりは以下の通り
田村-小川
新妻-河野
和田-三岡
小鹿-小野
横山-鷹羽
なんつ~か、Bダッシュが「本気で勝ちに来た」のか「ただ身内対決に気を使った」のか判断の難しいところではありますが、とにかくどこも強敵ばかりです。
ちなみに「ミスター周」がいきなり観戦マンになってたので「なんだよ札幌将棋クラブせっかくの大物助っ人を飼い殺しかよ。あれならうちのチームに貸してくれれば良いのに」とか独り言で因縁つけてたらただの抜け番でした(笑)。

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というわけで2012年の自民党杯以来の挑戦。▲37桂に対して一瞬間違って△35歩とするところだったけど思い直して△44角とぶつけた。角を持ったら先手のほうが打ち場所が多いのである。

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以下は大決戦。88の銀が77や87に上がっていないうちに戦に持ち込みたい。本譜は▲58飛だが▲29飛or▲38飛が優ったようでこれなら難解な形勢だった模様。

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角と金を刺し違えて後手の角を捕獲しに来たところ。ここで1回△46歩が効いたのが大きい。▲39金、△47歩成の交換はさすがに後手に分がありそうなのでやむなく▲同銀だが△58飛成、▲同金で角が生還することができた。
以下は強敵相手に勝ちきることができました。
自分でもびっくりするくらいの快勝でしたがこの後次々にチームメイトが勝利し強敵Bダッシュ相手にまさかの4-1勝利。待望の2勝目を挙げることができました。
ここまでの状況を確認すると3勝を挙げれば残留圏内とのことだったの最低でもあと1勝、できれば2勝はほしいところです。
次の対戦相手は因縁かつ競争相手の「北海道大学チーム」です。

開始日時:2015/09/21(月) 00:00:00
先手:小川
後手:田村
棋戦:北海道社会人団体戦リーグ1部 対Bダッシュ研究会
手合割:平手
▲2六歩  △3四歩  ▲2五歩  △3三角  ▲7六歩  △4四歩  
▲4八銀  △4二銀  ▲5六歩  △5四歩  ▲5八金右 △6二銀  
▲7八金  △6四歩  ▲6九玉  △6三銀  ▲7七角  △3二金  
▲8八銀  △5三銀  ▲5七銀  △7四歩  ▲5九角  △7三桂  
▲6六歩  △4二飛  ▲3六歩  △6二玉  ▲7九玉  △7二玉  
▲6七金右 △6二金  ▲9六歩  △9四歩  ▲8六歩  △4五歩  
▲2六角  △5五歩  ▲同 歩  △同 角  ▲3七桂  △4四角  
▲同 角  △同 銀  ▲2四歩  △同 歩  ▲5一角  △5二飛  
▲2四角成 △3九角  ▲5八飛  △3三金  ▲同 馬  △同 銀  
▲4九金  △4六歩  ▲同 銀  △5八飛成 ▲同 金  △2九飛  
▲5九歩  △4九角  ▲6八金引 △5八角成 ▲同 金  △5七歩  
▲6八金右 △4八角成 ▲8七銀  △5九飛成 ▲8八玉  △5八歩成 
▲7七金右 △6八と  ▲3一飛  △5一歩  ▲5三歩  △4二銀  
▲2一飛成 △7九金  ▲4五角  △8九金  ▲9七玉  △7八と  
▲同 銀  △4七馬  ▲5五桂  △4六馬  ▲6三桂成 △同 金  
▲8九銀  △4五馬  ▲8八銀  △8五桂打 ▲同 歩  △同 桂  
▲8六玉  △7七桂成 ▲4五桂  △7六成桂 ▲同 玉  △7五金  
▲8七玉  △7六角  
 まで、104手で後手勝ち

ところで大変遅くなり恐縮ですが北海道社会人団体戦リーグの結果を改めてお知らせいたします。
以下は受信メールをそのまま転載

一部(9チーム)92021
優勝 北海道GG              勝点8 勝数33
2  旭川将棋エトワール 勝点6 勝数25.5
3  みずならA              勝点6 勝数25
4  札幌将棋クラブ       勝点4 勝数19
5  たむら~ず             勝点4 勝数18(飛び賞)
6  みずならB              勝点3 勝数17
7  北大チーム             勝点3 勝数16.5(飛び賞)
8  B'研究会                勝点2 勝数16(降級)
9  幾星霜                   勝点0 勝数10(降級)
 
(全道庁は休場のため次回は1部で復帰予定)
 
成績優秀者
8-0 藤田隆寛(旭川将棋エトワール)、横山大樹(みずならA
7-1 武沢涼介(旭川将棋エトワール)

     武田浩司・黒澤裕人・近藤伸哉・中川拓哉(北海道GG

 
北海道GGが全勝で連覇。4人で284敗と圧倒した。
例年上位のB’研究会がまさかの降級。
たむら~ずが初日1-3から3-15位に躍進し勝負強さを見せた。
 
運営にご協力いただきありがとうございました。
来年は91819日を第一候補とします。

ニ部(13チーム)922日スイス式5回戦
優勝 小川将棋教室                       勝点5 勝数21(昇級)
2  室蘭工業大学チーム              勝点4 勝数19(昇級)
3  幾星霜                                勝点4 勝数16
4  みずならTIF                        勝点3 勝数16
5  札幌駅前A                          勝点3 勝数15
6  みずなら                            勝点3 勝数13
7  みずならキッズB                 勝点3 勝数12
8  みずならミックスベジタブル 勝点2 勝数11(大将2勝、副将2勝)
9  全道庁中高年                      勝点2 勝数11(大将2勝、副将1勝)
10位札幌駅前B                          勝点2 勝数10
11位みずならキッズA                 勝点2 勝数9
12位立命館慶祥                         勝点1 勝数7
13位みずならキッズC                 勝点1 勝数5
 
成績優秀者
5-0 田村瑛人・山之内健人・山田大樹(小川将棋教室)

     古屋大(室蘭工業大学チーム)行方大智(みずならキッズB

 
初参加の小川将棋教室が全勝優勝。3人全勝と他を寄せ付けず。
2位は室蘭工業大学チーム。元々メンバーが揃えば一部中位の実力なので当然か。
強豪2チームの昇級で来年の残留争いは激戦が予想される。
みずならキッズBの行方少年は大将と副将で5戦全勝と大活躍を見せた。
最終局の終盤に日浦八段が来られたのですが秒読み中で気づいた選手は少なかったようです。
 
運営にご協力いただきありがとうございました。
来年は109日か10日を第一候補とします。

北海道社会人団体戦リーグ レポートその4

・とりあえず大会告知です。

日時 :927(日)930分受付10時開始


場所:北海道将棋会館


会費:日本将棋連盟会員証持参者及び高校生、大学生1000円、


      一般1500円、中学生まで500


代表:札幌・江別で計8


全道大会:1011(日)830分受付9時開始


朝日アマ札幌予選は118日、全道大会は1122日の予定です。


以上です。多数ご参加お待ちしております。

・大分終わりが見えてきた北海道社会人団体戦リーグの話。
2日目の1試合目で2勝目を挙げた我々の次の相手は「北海道大学チーム」でした。
「闘志をもって試合に臨もう」とチームメイトを鼓舞しましたが(表現を多少変えてます。実際にはもっと過激なことを言ってます)残留に向けてここは勝ちたいところ。あたりは以下の通り。

笠井-大澤
内山-吉岡
新妻-稲富
横山-藤野
田村-田邊

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イメージ 1
私のところは前の試合に続いてこれ。先手のうっかりで△34歩で銀得確定となったがここから乱れに乱れてしまう。


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ちゃんと指せばまだ後手が良いのだろうが玉が薄く実戦的にはもう大変になっている。本譜はここで△42銀と引いてしまい▲同金、△同角に▲54桂を見落とした。将棋全体をご覧いただけるとお分かりいただけるかと思いますが銀得をしてからは多分最善手を全く指してない気がします。

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イメージ 3
最終盤。実戦はここで△84歩と打ったが▲73成銀寄~▲95歩が詰めろで勝負ありとなってしまった。もう後手に勝ちがあるのかわからないけど△84金なら実戦的にはもう一山あったのかも?
終局した瞬間にお互いうなだれるという珍しい光景。「銀損はひどかったですね」、「そのあとのこちらの指し方がひどすぎてそこ論じる気にならない」←どエライ態度の悪い人である(反省)
負けたこともそうだけど負けたチームがチームなだけに自分自身に対する怒りがこみあげてきて抑えきれなかった。この後笠井選手に三つ指ついて土下座しました(笑)。
チームは2-3負け。横山選手は時間切れ負け(優勢だったらしい)、内山さんは平凡に寄せるだけの終盤をワイルドに寄せに行き着地失敗とのこと。誰も彼もらしいっちゃあらしいですね・・・

降級争いも熾烈になってきました。うちのチームの最終戦は旭川将棋エトワールと決まっていたので最終戦に出場希望をしていたのですが、負けた人全員出たくない症候群が発病しじゃんけんで負けた人が出場することに。見事に負けて出場することになり旭川とは戦えなくなってしまいました(泣)。
そんな我々の次の相手は幾星霜です。
というわけで当たりは以下の通り
内山-菅
和田-會場
田村-澤田
笠井-河島
小鹿-加藤

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イメージ 4
記憶が正しければ個人戦では一度も当たったことが無いのに団体戦では3回位当たっている相手と。すでに作戦が失敗しているっぽい感じがしていていかにも何か技を食らいそうな気がする。なんかありませんかね?

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イメージ 5
ちょっと進んで▲55金とぶつけてきたところ。うっかり間違って△65桂と跳ねた手が実は大悪手。▲同金~▲44桂馬が激痛である。ひどい手でした。

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イメージ 6
実戦は前述の準を見逃してくれたので命拾い。以下は勝ちきることができました。

チームも3-2の辛勝でしたがなんとか3勝目を挙げることができ、かなりの安全圏内へ逃げることができました。
「これで残留決定?」、「いや、確定とは言い切れない」、「もう残留で良いだろ」、「いやいや適当すぎるし」と言いながら今年の選手としての仕事は終了。最終戦は観戦マンである。
その最終戦は旭川将棋エトワール
笠井-佐々木裕
和田-高森
室本-武沢
新妻-高山
横山-藤田

当たり的にうちが勝つとしたら「これしかない!」というあたりになった。謎に助っ人に来た?室本選手を投入しスーパー新人類武沢選手と戦ってもらったが時間切れで負け(将棋そのものも負けてたっぽいですが・・・)横山選手も北海道トップクラスの藤田選手に敗れましたがほかの3人が勝ち4勝目を挙げ文句なく残留を決めました。

・実はうちのチーム結成10周年でして旭川戦を前に「10周年にふさわしい対局を」と声掛けをしました。
10周年記念大会で5位飛び賞をもらうという「いかにも」な成績を残すことができました。(そういえば元札幌支部長のご子息R君が「微妙な強さのたむら~ず」と言ってましたな)
平成17年に結成以来毎年出場できたこと、素晴らしきチームメイトに恵まれたこと心よりお礼申し上げたいと思います。結成10周年にしてついに「学園OBチーム」になりましたが、最初期のチームメイトだったN先生にもこの場を借りて報告申し上げる次第であります。
これから何年出場できるかわかりませんがこのメンバーでずっと出場できたらと思います。
会場を去る前に旭川チームのSさん親子にあいさつをしたら「出てなかったんですね」と言われましたが「外されただけです(笑)」
あと、札幌将棋クラブの大物助っ人選手がさりげなく「自民党B級優勝者対決」を制していたことに気づいていたのは地球上で私だけではないかと思っております。(気づいたあなたは素晴らしい!)
何はともあれ全く締りがありませんが皆様お疲れ様でした!

開始日時:2015/09/21(月) 00:00:00
先手:田辺
後手:田村
棋戦:北海道社会人団体戦リーグ1部 対北海道大学チーム
手合割:平手
▲7六歩  △8四歩  ▲6八銀  △3四歩  ▲7七銀  △6二銀  
▲2六歩  △4二銀  ▲2五歩  △3三角  ▲7八金  △5四歩  
▲5六歩  △6四歩  ▲4八銀  △6三銀  ▲6九玉  △5三銀  
▲5八金  △7四歩  ▲7九角  △3二金  ▲6六歩  △7三桂  
▲3六歩  △4四銀  ▲6七金右 △5二金  ▲4六歩  △8一飛  
▲4七銀  △6二玉  ▲6八角  △7二玉  ▲7九玉  △6二金  
▲9六歩  △9四歩  ▲3七桂  △1四歩  ▲1六歩  △4二角  
▲8八銀  △5一飛  ▲4五歩  △3三銀  ▲7七桂  △5五歩  
▲同 歩  △同 飛  ▲5六歩  △5一飛  ▲4六銀  △2二銀  
▲2六飛  △5三角  ▲3五歩  △同 歩  ▲4四歩  △同 歩  
▲3五銀  △3四歩  ▲3三歩  △同 金  ▲2四歩  △3五歩  
▲2三歩成 △同 銀  ▲2二歩  △1三桂  ▲2五桂  △同 桂  
▲同 飛  △3四銀  ▲2九飛  △2四歩  ▲9七銀  △3六歩  
▲8八玉  △3七歩成 ▲2四角  △同 金  ▲同 飛  △3三銀  
▲2九飛  △4七角  ▲8九飛  △4八と  ▲8六銀  △8五歩  
▲同 桂  △同 桂  ▲5五桂  △8四歩  ▲3五歩  △同 銀  
▲8五銀  △同 歩  ▲6三桂成 △同 玉  ▲5五歩  △7三玉  
▲4三金  △4二銀  ▲同 金  △同 角  ▲5四桂  △5三銀  
▲4三銀  △2四角  ▲6二桂成 △同 銀  ▲5二金  △8一飛  
▲5四銀成 △8六桂  ▲6二金  △7八桂成 ▲同 玉  △6二玉  
▲5三銀  △7二玉  ▲6四銀成 △8六桂  ▲同 歩  △同 歩  
▲6三成銀右△8三玉  ▲8六飛  △8五歩  ▲同 飛  △8四歩  
▲7三成銀寄△9三玉  ▲9五歩  △8五歩  ▲9四歩  
 まで、137手で先手勝ち

開始日時:2015/09/21(月) 00:00:00
先手:澤田
後手:田村
棋戦:北海道社会人団体戦リーグ1部 対幾星霜
手合割:平手
▲7六歩  △8四歩  ▲6八銀  △3四歩  ▲6六歩  △8五歩  
▲7七角  △6二銀  ▲5八飛  △4二玉  ▲4八玉  △3二玉  
▲3八玉  △5四歩  ▲5六歩  △5二金右 ▲7八金  △5三金  
▲6七金  △7四歩  ▲5七銀  △6四金  ▲7八飛  △5三銀  
▲2八玉  △4二銀上 ▲1八香  △5五歩  ▲同 歩  △同 金  
▲5六歩  △5四金  ▲1九玉  △4四歩  ▲4六歩  △4五歩  
▲同 歩  △同 金  ▲4八飛  △4四金  ▲4六銀  △5四銀  
▲4五歩  △4三金  ▲6五歩  △5二飛  ▲6六金  △8六歩  
▲同 歩  △7三桂  ▲5五金  △6五桂  ▲5四金  △同 飛  
▲2二角成 △同 玉  ▲5五銀  △同 飛  ▲同 歩  △5七桂成 
▲4六飛  △4八歩  ▲3八金  △6五角  ▲2八銀打 △4九銀  
▲4八金  △同成桂  ▲同 飛  △3八金  ▲同 銀  △同銀成  
▲同 飛  △同角成  ▲3九銀打 △同 馬  ▲同 銀  △6九飛  
▲5四歩  △3三金  ▲3八金  △4九銀  ▲8四角  △3八銀成 
▲同 銀  △3九銀  ▲2八銀  △4八歩  ▲3九銀  △同飛成  
▲2八銀  △3八竜  ▲5六角  △4七銀  ▲同 角  △同 竜  
▲3九桂  △4五竜  ▲5三歩成 △同 銀  ▲8一飛  △3一金打 
▲9一飛成 △4九歩成 ▲4六歩  △4二竜  ▲5六香  △5四歩  
▲7七桂  △3八銀  
 まで、110手で後手勝ち



アマ王将戦 札幌・江別予選結果

・今日行われたアマ王将戦札幌・江別予選の結果は以下の通りです。


30人参加)


> 代表決定戦


> ○前田将吾ー飯田柊平


> ○大澤啓二ー斉藤和紀


> ○田中美昭ー高島象一


> ○横藤陽    ー原田祐也


> ○奥村尚志ー小鹿喜正


> ○近藤伸哉ー宮野政彦


> ○湯上真司ー松倉弘明


> ○鈴木将覚ー時田博


> 運営にご協力を頂きましてありがとうございました。


・赤旗名人戦日高予選の参加者が非常に少ない。せっかくの機会なのだからと思うのは私だけなのだろうか?基本的にどんなイベントでもそうなのだが参加者が少ない状態が続くとそのうち打ち切りが懸念される。今の人たちは良いけど長い目で見てやりたい人が出てきたときにその人たちの機会を奪うことになる。という風に少しでも考えてくれれば良いのだが・・・

勝手に筋書

・いくつか話はあるのですが、平成16年の全道選手権の前日に指した将棋(笑)が出てきたのでその将棋をご紹介したいと思います。

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横歩取りにされそうだったのを拒否してひねり飛車にした将棋から。今見ると△24角の揺さぶりに結構困ってる。当時スーパーノータイムで▲68金と寄った記憶があるのだが普通に△87飛成がある。どう考えても見落としなのだが後手も△83金と上がっている。罠だと思ったか見落としたか・・・?

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先手駒得ながら今の目で見ると駒の働きが悪く結構困ってる気がする。飛車を逃げると△87成桂が厳しい。実戦は▲15歩、△68成桂、▲14歩、△16歩、▲13銀とお互いに若さあふれる?進行であるが、そもそも▲15歩って取られたらどうするつもりだったの?って気がする・・・(とりあえず▲15歩を効かさないで▲22歩か?しかし1歩しかないしな・・・)

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イメージ 3
△79飛はホントのうっかりだったようで▲97角打以下先手勝ち。

・今でも十勝支部は北海道トップクラスの激戦区だと思ってますが、平成16年ころの十勝支部は北海道一レベルの高い地区と言われていた(Nさんお墨付き)支部であり、この地区から小学生や中学生にして代表になるというのはものすごいことである。そんなすごい少年にマグレでも勝てたことが当時ものすごい自慢で翌日の選手権の会場で元関東学生名人様に「勝ったんですよ」って自慢してました(笑)。
今でも鮮明に覚えてますが「帰る前にもう1局」と言っていたときに「指してみない?」と声をかけていただいた方がいて「講義があるので5分30秒で」と言ったら「10分はほしいです」と言われ「ごめんね。ホントに時間が無いんだ」と言って5分30秒を強要するという大人げなさを発揮して勝利。しかも結局講義はさぼり(笑)、少年よりも長く将棋会館にいたというおまけつきでした。
今の目でこの将棋だけ見ると正直お互いに初段以下なんじゃないか?という風に見えますが(社団戦の札幌将棋クラブの助っ人選手と旭川チームの7勝1敗の中学生コンビにこの将棋の感想を伺ってみたいところです)その後少年はぐんぐん実力を伸ばし平成27年現在北海道トップクラスの若手実力者となりました←今ここ
平成28年3月この選手を中心とした十勝支部が支部団体戦の北海道代表となり同年4月には東日本大会を制し支部団体戦北海道地区3連覇を成し遂げるのでした!
という筋書きを勝手に作っておきますのでチーム十勝の皆様が私の妄想を実現してくださることを期待しております。

開始日時:2004/07/17(土) 00:00:00
先手:私
後手:少年
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △8四歩  ▲2五歩  △8五歩  
▲7八金  △3二金  ▲1六歩  △8六歩  ▲同 歩  △同 飛  
▲8七歩  △8四飛  ▲2四歩  △同 歩  ▲同 飛  △2三歩  
▲2六飛  △7二銀  ▲3八銀  △1四歩  ▲7五歩  △8二飛  
▲7七桂  △6四歩  ▲9六歩  △4一玉  ▲6八銀  △6三銀  
▲7六飛  △4二銀  ▲4八玉  △3一玉  ▲3九玉  △3三角  
▲9七角  △2二玉  ▲6六歩  △7二金  ▲6七銀  △9四歩  
▲5六銀  △2四角  ▲6八金  △8三金  ▲6五歩  △同 歩  
▲6四歩  △同 銀  ▲7四歩  △6二飛  ▲7三歩成 △同 金  
▲8五桂  △7五歩  ▲7三桂成 △同 桂  ▲7八飛  △3三角  
▲7四金  △8五桂  ▲8六角  △7六桂  ▲6三歩  △7二飛  
▲6四金  △6八桂成 ▲同 飛  △6六金  ▲4六桂  △7七桂成 
▲3四桂  △1二玉  ▲1五歩  △6八成桂 ▲1四歩  △1六歩  
▲1三銀  △同 桂  ▲同歩成  △同 玉  ▲2五桂  △1二玉  
▲1三歩  △2一玉  ▲3三桂成 △同 銀  ▲6二歩成 △同 飛  
▲5三金  △8二飛  ▲2二歩  △同 銀  ▲7五角  △7九飛  
▲9七角打 △9九飛成 ▲4二金  △8六歩  ▲同角上  △同 飛  
▲3二金  △同 玉  ▲4二角成 △2一玉  ▲3二金  
 まで、107手で先手勝ち


たくさん反省

・一昨日は同好会の月例会がありました。打ち合わせ等があったため顔だけ出して終了。将棋部の生徒と平手と6枚落ちを各1局ずつ指しました。

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▲77銀・・・非常に不思議な手である。こんなのは△86歩~△76歩で「つぶれ」くらいに思っていたのだが△86銀まで進んだ局面で▲78金とされてみるとうまい手順が見当たらない。▲87歩を打たれると困るので△87歩~▲79角を効かしたのだが今度は▲68角がある。手合いが手合いなので上手から動くこと自体が間違っているのかもしれないけど「じゃあどうするの?」と言われると指し方がよくわからない局面だと思った。

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イメージ 2
前述のとおりこの局面で一番気にしていたのは▲68角なのだが実戦は▲56歩。これも非常に良い手だと思う。

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イメージ 3
下手が35にいた銀を24でぶつけて銀交換を図った局面。上手の銀が23にいた局面で飛車を切って▲53銀打や▲63銀打を狙う手もあったかな?と思ったけどそれで勝てるならこの手合いじゃないしこのレベルならとにかく平凡な手をどれだけ積み重ねられるか?だと思っている。100点の手も指すけど50点の手も指す子よりは70点の手をずっと指せる子のほうが勝率は高い気がしている。
それはさておき実戦は▲24同角。本局でトップクラスに「良くない手」だと思ってる。あくまでも「悪い手」ではなくて「良くない手」である。こういうのをなぜ「良くない」のか自分で反省できるかが上達のポイントだと思う。

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イメージ 4
第3図から第4図までにもちょっと突っ込むところはあったけど長くなるのですっ飛ばしてこの局面。
▲73桂成が一番わかりやすくポイントの高い手だと思ったがものすご~く辛く指すなら▲48玉。これを指されたら多分投了だと思うけどそんな手が指せるなら初めから「手合い違い」だと思う。くどいようだけどこのくらいのレベルで勝率を上げようと思ったら「当たり前の手」を指せるようになるのが一番だと思う。100点の手は指せなくても良いので50点以下の手をいかに減らせられるか?が大事なのかな?と思ってます。
で、実戦は▲37桂!と指した。局面の最善かどうかわからないけど良い手のような気がする。こういう手を指せたら本人の才能の一つとしてほめてあげるのも指導のポイントかなと思っている。

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イメージ 5
△44銀と受けたところ。その前の▲45桂も多分良い手。実戦は▲41馬~▲53銀~▲41竜で勝負ありとなった。もう下手の勝ちは無い。63からのルートが広すぎて上に逃がしたらつかまらない。
とはいえ上手玉をどう寄せるの?というのが結構難問。▲32金の物量攻めは63の脱出ルートがあるので6枚落ちの下手の力量だと多分寄らない(ていうか普通の人でも寄せきれるか怪しい気が)だろうし▲73金が第一候補だけど△85金と桂馬を取られた後まで読みを入れてないと指せない。
結局のところ局面そのものは下手が勝ってるはずだけど実際に勝つのは非常に難しい局面な気がする。ここでも▲48玉がありそうだが攻め駒の桂馬が2枚どちらも取られそうな局面でそんな落ち着いた手を指せというのも酷である。というわけで実戦は上手が勝ちとなった。
時間が無かったので「感想戦は後日やるから自分なりに良かった点と悪かった点をまとめておいて」と言って会場を後にしたが、この日の前日に行われた新人戦の地区予選の棋譜も全く覚えてないと言っていたのでこれも多分無理だろうなと思ったから学校宛に棋譜を送っておいた。たくさん負けて、たくさん反省して棋力を伸ばしていってほしい。新入生全員が6枚をクリアするのはいつになるかな?というのが密かな楽しみである。(悪くても来年3月までには全員クリアしてほしいと思ってる。今すぐにでもできそうな子もいるしね)
開始日時:2015/09/27(日) 00:00:00
下手:1年生
上手:私
手合割:六枚落ち
△3二金  ▲2六歩  △2二銀  ▲7六歩  △5二玉  ▲2五歩  
△7二金  ▲1六歩  △6二銀  ▲1五歩  △7四歩  ▲4八銀  
△7三銀  ▲3六歩  △6四銀  ▲3七銀  △7三金  ▲7八銀  
△8四歩  ▲6八金  △8五歩  ▲4六銀  △7五歩  ▲同 歩  
△同 銀  ▲7七銀  △8六歩  ▲同 歩  △7六歩  ▲6六銀  
△8六銀  ▲7八金  △8七歩  ▲7九角  △7四金  ▲5六歩  
△6四歩  ▲3五銀  △6五歩  ▲5五銀  △7五金  ▲2四歩  
△5四歩  ▲6四銀  △7四金  ▲2三歩成 △同 銀  ▲2四銀  
△同 銀  ▲同 角  △6四金  ▲1三角成 △7七歩成 ▲同 桂  
△7六歩  ▲8五桂  △7七歩成 ▲同 金  △同銀成  ▲2一飛成 
△4一銀  ▲3七桂  △4二金  ▲3一銀  △5一金  ▲4二銀成 
△同 金  ▲3一馬  △7四金  ▲4五桂  △4四銀  ▲4一馬  
△同 金  ▲5三銀  △同 銀  ▲同桂成  △同 玉  ▲4一竜  
△2六角  ▲4八金  △5七銀  ▲5八金打 △6八成銀 ▲同 金  
△4八角成 ▲6九玉  △5八金  ▲同 金  △同銀成  ▲7八玉  
△8八金  ▲7七玉  △5九馬  ▲7六玉  △7五銀  
 まで、95手で上手勝ち



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