・いよいよ大会が近付いてきたので疲れてるけど帰ってきたら食事して将棋を指してます。
これも久しぶりの矢倉棒銀。矢倉棒銀に端を受ける変化の一例だが△42銀と上がることにしている。▲24歩、△同歩、▲同角に△22香という手を用意している。この将棋は後手から△98歩打たれたときに▲88銀打としなければならないので先手がまとめにくい将棋だと思っている。角換り棒銀と違って右に玉を囲うような将棋ではないのがその理由である。ただ、一度だけ△42銀に▲22銀というとんでもない手があるんじゃないかと思ったことがある。△22同角、▲24歩、△同歩、▲同角という強襲。香損くらいなんで何とかなるんじゃ?と思ったがさすがに無理か・・・
こうなってみると△98歩、▲88銀打の交換が大きいと思う。実戦は△14歩、▲36歩、△13桂、▲37桂、△35歩以下後手が勝ち。この戦型もそうだが定跡本に載っていない実戦で編み出した変化をいくつか持っている。これだから将棋は面白いと思っている。