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支部団体戦の話 ②

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・というわけで昨日の続き。
2回戦まで終了してとりあえず昼休憩。うちのチームは気迫にあふれてて誰も昼食を取っていませんでした(多分)。
組み合わせが発表される直前位にチーム十勝で「もう苫小牧とは当たらないな」、「いや、まだわからない。田村さんが空気を読めば(笑)」と言ってました。
でもって3回戦は小学生チーム。
私の相手は竹田君というどこかで見たことある子(お名前を確認したのは終局後)でしたが帰ってから確認したら小学生大会の低学年の部で準優勝した子でした。(これも別人だったらごめんなさい)
この将棋は田村さん全く空気を読まず(笑)小学生相手に(しかも低学年)右玉を採用するというこの上なく大人げなくてかっこ悪い勝ち方で、終局直後に「右玉苦手なんですよ」と言われました。でも普通に強い子でうちの地元の高校将棋部の子たちは勝てるかな?と思うくらいのレベルの子でした。(多分一番強い選手以外は怪しいと思う。それくらい強い子だった)
そんなわけで十勝の皆様の期待に応えらえず申し訳ございません。深く反省しております(笑)。
チームは狩野君も勝ってくれて3連勝となりましたが森下さんは敗れてしまいました。2連勝しているうちのチームと当たったチームなので強いチームなのかと思ってたらやはり強いチームでした。
最終戦の相手は全道庁-札幌駅前支部の勝者と。ここは2将戦(鈴木彰-斉藤純)が非常に熱戦で勝ったほうがうちのチームと決勝。 この大一番は札幌駅前支部が制し決勝は苫小牧-札幌駅前支部となりました。
試合前は非常に緊張しました。ここ最近ないくらいに緊張しましたねぇ。打算的に計算して駅前支部の3将の方は強かったのですが(1回戦で優勝候補の一角十勝チームの石川さんを最後まで苦しめた)大将はやってくれると信じていたので(そりゃもう相手が誰とか関係なしに全幅の信頼を寄せてましたぜ)2将戦がカギになると思ってました。相手はこの日十勝の中川さんや全道庁の鈴木さんらの強豪に勝利してノってるのでマジで緊張してました。
将棋は彼の得意な棒銀を受ける展開。作戦がうまくいき途中角得くらいの大優勢を築きましたが良くなりすぎた気の緩みから悪手連発。完全に攻守入れ替えられてサンドバック状態。ようやく切らしたと思ったらまた受け間違えて再びサンドバック状態。その間に森下さんは投了し狩野君は勝ち。残るは自分のところだけ。最後は自陣に必至をかけられたところで反撃をさく裂させて詰ませることができました。詰んだ瞬間に「お~!」とか「詰むのか~」と歓声が上がりましたがすっかり気が抜けてしまいました。「いや~こんなに危なくなるような将棋じゃなかったのにホントに申し訳ない」と平謝りしたのは覚えてますがこの辺はもう記憶がすっ飛んでます。とにかく疲れました。手数184手。斉藤選手ホントに強かったです(ちなみに棋譜を再現したら186手になってます。なぜか・・・)
札幌支部長から全国大会の説明を受けていたら札幌支部の宮野さんから「このチームは君が負けなければ勝てるはずだから全国でも頑張って」と激励をいただき、大先輩の青田さんからも「おめでとう」とお言葉をいただき、十勝の石川さんから「おめでとう!」と素敵な握手をしていただきました。(
この感動的な握手を誰か写真にとっておいてほしかった)
あと、石川さんが「更新楽しみにしてるから。パート18くらいになるしょ」と無茶なことを言ってましたので「そんなにネタが無いです」と返しておきました(笑)。
そんなわけでしてチームメイトや苫小牧支部の皆様、これまで将棋を通じて出会った皆様に心から感謝をしながらパート3に続きます。本当にありがとうございます!

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