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強い人は関係ない

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・先日の大会をやってみての感想。本音を言うと本戦よりも予選がメインと思ってやっているのだが、参加者内訳が浦河地区→A級2名、B級5名で静内地区→A級なし、B級7名と「圧倒的」にB級の参加者が多い。これをもってしても、この手のイベントの主役はB級という証明だと思ってる。過去何度となく書いてるけど自民党杯のB級や初段獲得戦などを見ても一目瞭然と思う。少々脱線するかもしれないが、今回「支部を作ろう」という話をするたびに「強い人だけが必要なのでは?」という趣旨のことを言われるが、上記のデータを見ても「強い人」はさほど関係ないのがお分かりいただけると思う。ま、やりたくない人に無理に協力してほしいとは1%も思わないけど。(要は将棋が強いかどうかはどうでも良くて、やる気があって協力してくれる人がいればそれで良いと思う。)
と、言うことで、前にも書きましたがB級の全道大会の新設があれば良いなと・・・

・先日指した将棋から

イメージ 1
相変わらずの「横歩取り23歩型」から。先手は現在最高?と言われる陣形なので、これに対して後手がどこまで指せるか?というのがテーマ。さすがにこの形では△16角は効きそうもないので△44歩と指した。次に△43角と引ければ万全なので、先手も▲65角と打ってくる。そこで△31飛と打ってからが腕の見せ所?なのかな・・・

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すでに全く知らない展開になった。ここで▲36歩と来たので△36同角から▲15歩~▲24歩と乱戦。こういうの意外と嫌いじゃないのである。

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わけのわからないミスをしてしまい、強力な馬を作られてしまったが、後手も徹底防戦の構え。受け切れれば良くなりそうな気はしていた。▲24歩のたらしに対しては△13玉が第一感だったが、▲23銀打たれてもすぐには寄らないと思ったので△26歩と攻めを催促した。この後は攻めきれるか受け切れるか?という戦いに突入した

イメージ 4
先手も切り札の▲23銀を打ってきた。これには第3図の予定通り△13玉として、▲15香に△24玉、▲11香成、△23玉と進行。うまく行ってるのかどうかなのか?

イメージ 5
金取りに桂馬を打たれたところ。これに対して△26金と逃げ、その時に▲35桂打と来た。これも厳しいが、単に15に跳ねるのは無かったのか?玉が逃げる一手に▲23香で無理やり飛車を取りにくるというのはどうだったのか?勝ってそうな気はするのだが、10秒将棋ではまだまだ自信なしだった。実戦は以下飛車が18に侵入して勝つことができた。
もう後手番ではほとんどこれ一本になってしまった感があるが、先手の対応は飛車切りが5、飛車引きが3、そもそも横歩を取らないのが2くらいの割合な感じ。10年後くらいに普通?の横歩取りに飽きてしまい、先祖返りして23歩型が流行ったりして・・・?

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