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Channel: 札幌将棋情報のブログ
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どちらを持つ

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・先日行われた「新井田基信記念将棋大会」の結果は以下の通りです。(敬称略)
A級(フリー)
優  勝 田中聡一郎
準優勝 本田涼太
第3位  佐藤樹、黒澤裕人

B級
優  勝 堀田和暉
準優勝 佐々木成都
第3位  湯川琥太朗

C級
優  勝 山田宏輝
準優勝 松本和樹
第3位  高橋侑我、佐野有紀

以上、関係各位お疲れ様でした。なお誤字・脱字ご容赦ください

・例の4町対抗戦について、場所が決まらなかったが、本日電話をかけたら公共施設の多目的ホールを確保できた。本来であれば3,990円という割高な会場だったが、文化連盟に加入しているということで1,000円で使用することができた。これで、大会参加費の使途の範囲が広がった。ありがたいことです。ここから先は①富川、静内に企画の趣旨を説明し選手の取りまとめをしてもらう、②地元の人集めを行う、③必要物資の準備、などやることは山のようにある。なんとか成功させたいところである。なお、会場が和室でなくなったことにより将棋盤が足りなくなったため(椅子席のため足付き盤使用不可)平たい将棋盤の貸与をお願いする次第。あとは、時計の用意も必要になるので、これがいくらかかるか・・・?

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本日最後にこの局面。10年以上前の北海道将棋連盟のファンは記憶にある方おられるかも?という局面。当時の北海道将棋連盟の会報で「どちらを持つ?」という企画で掲載された局面である。
当時会報に「先手持ち」が59%、「後手持ち」が41%とある。自分も「右の桂馬が銀に変わっているのが大きく▲76歩で先手持ち」と書いてあった(そういや、そんなことを書いたような気がする)が興味深かったのは▲58銀打という意見があったこと(現女流王位と同郷の有名強豪兄弟の兄氏)で当時は意味が分からなかった気がするが、今見ると△88歩~△76桂~△58角の筋を受けるという意味でしょうかね。兄氏はともかく当時中学生くらいの女流王位がずいぶんと渋い手を推奨したのだなと思った。当時の連盟にはこういう楽しい企画があったのだなとしみじみと感じた。なお、先手持ちの意見の大多数が▲76歩か▲54銀を推奨している。今でもこの局面では▲76歩以外の手は指せない気がするが、会報を見ていると▲54銀は結構普通の手のようだ。自分の性格では指せない手だなぁと思う。

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