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勉強になった

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・明日は地元では1年でトップクラスに大きなイベントがあります。今年は色々とあり、準備が不十分な面がありますが、なんとか問題なく終わらせられればなと思います。

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部屋をあさっていたらものすごく懐かしい将棋が出てきた。北海道将棋会館で桜井亮治先生に教わった将棋である(それも15年も前の)
角換り右玉で73にと金を作られたところ。△87角と打って攻め合い。

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打ったばかりの角を金と換えて▲79金と打ったところ。△67竜ではなく△27角と打ったのが今でも覚えている手(当時部誌に「1年に一度あるかどうかの気持ちの良い手とか書いた気がする)ですぐにでも寄せれそうな感じがするが・・・

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73のと金を63に寄って来たところ。次に53~43に迫られたらアウトだが△15歩がぎりぎりの手。
1手早いはずで、▲15同歩、△16歩と攻め続けて、なんと勝ってしまった。レーティング例会の日だったが普通に道場の客として教えていただいたと記憶している。

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というわけでもう1局教えていただいた。「さっきは僕が負けたからもう一回先手だな」とかそんないきさつだった気がする。今考えると「無茶な話」である・・・
というわけで2局目は先生の「ひねり飛車」を受ける展開に。今なら「絶対選ばない」戦型だ。
と、言うか私が見ていたころの先生はよくひねり飛車を指されていたのだが、矢倉がものすごく強いというイメージのほうが強かった。あと、玉頭位取り。
脱線したが、実戦は△49角成と切り、△76歩と攻めあう。我ながらよく指せていると思う。

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△59馬と入った手に対し▲89飛と受けられたところ。当時そこまで読んでいたのかまでは覚えていないが、△59馬は油断のならない手で▲63となどと指すと△27金でほぼ終了となる。
▲89飛で攻めているのか攻めさせれているのか・・・?
実戦は△48金という非常手段だが(▲同飛の1手だが飛車が入ると98の香車が取れやすい)攻めが細くなってきた。

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この局面では▲63角成が普通に見えるが、▲55同飛。あれ?△54金と活用できるんじゃ?(多分当時もそんな風に思ったのだろう)と金を上がったら▲35飛!(確かノータイム)で飛び上がった。
▲34桂打たれてホントにダメなのかわからず△67金とか打って行って負けてしまった。


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▲22角の王手に△32玉と指したところ。ここで最後の決め技が▲41銀!である。何やっても詰みそうに見えるが、54の金が妙に効いていて間違えると詰まなくなりそう(たとえば単に銀を取ると△22玉と角のほうを取られてちょっと怪しくなる)
▲41銀は取る1手だから、そこで銀を取り角とと金のコンビネーションでぴったり詰む!という仕組みである。今見ても勉強になったなと思う。貴重な体験だった。(2局とも序盤はともかく中終盤の指し方は当時の自分じゃ考えられないくらいうまく指している)

開始日時:2003/12/21(日) 00:00:00
先手:桜井亮治
後手:田村
棋戦:練習
戦型:角換り右玉
手合割:平手
▲2六歩  △3四歩  ▲2五歩  △3三角  ▲7六歩  △4二銀  
▲4八銀  △3二金  ▲7八金  △6二銀  ▲4六歩  △8四歩  
▲3三角成 △同 銀  ▲8八銀  △6四歩  ▲7七銀  △6三銀  
▲4七銀  △7四歩  ▲3六歩  △1四歩  ▲1六歩  △4二玉  
▲4八玉  △9四歩  ▲9六歩  △3一玉  ▲3八玉  △7三桂  
▲3七桂  △5二金  ▲4八金  △8五歩  ▲2九飛  △5四銀  
▲5六歩  △4四歩  ▲6六銀  △8六歩  ▲同 歩  △同 飛  
▲7五歩  △同 歩  ▲7四歩  △6五桂  ▲7三歩成 △8七角  
▲同 金  △同飛成  ▲5五歩  △4三銀  ▲7四角  △7八竜  
▲5二角成 △同 銀  ▲7九金  △2七角  ▲同 飛  △7九竜  
▲2九飛  △3九金  ▲同 飛  △2七金  ▲同 玉  △3九竜  
▲3八金  △1九竜  ▲2八角  △2九飛  ▲3九金打 △2八飛成 
▲同金上  △3九角  ▲8一飛  △2二玉  ▲3九金  △同 竜  
▲2九金打 △5九竜  ▲7四角  △4三銀  ▲6三と  △1五歩  
▲同 歩  △1六歩  ▲同 玉  △1二香打 ▲2六玉  △1五香  
▲1六歩  △同 香  ▲1五歩  △同 香  ▲同 玉  △1七香成 
▲同 金  △2九竜  ▲2七香  △1四歩  ▲同 玉  △1三歩  
 まで、102手で後手勝ち

開始日時:2003/12/21(日) 00:00:00
先手:桜井亮治
後手:田村
棋戦:練習
戦型:ひねり飛車
手合割:平手
▲2六歩  △8四歩  ▲2五歩  △8五歩  ▲7八金  △3二金  
▲2四歩  △同 歩  ▲同 飛  △2三歩  ▲2六飛  △7二銀  
▲3八銀  △1四歩  ▲1六歩  △6四歩  ▲4八玉  △4一玉  
▲3九玉  △4二銀  ▲3六飛  △5二金  ▲9六歩  △9四歩  
▲7六歩  △8六歩  ▲同 歩  △同 飛  ▲7五歩  △8二飛  
▲7七桂  △6三銀  ▲8五歩  △3一玉  ▲8六飛  △8三歩  
▲6八銀  △3四歩  ▲6六歩  △3三角  ▲6七銀  △2二玉  
▲7六飛  △5四銀  ▲7四歩  △同 歩  ▲同 飛  △7三歩  
▲7六飛  △6三金  ▲9七角  △7四歩  ▲5六銀  △7三桂  
▲9八香  △9三香  ▲7五歩  △同 歩  ▲同 角  △8四歩  
▲同 角  △同 飛  ▲同 歩  △7五歩  ▲8六飛  △7六角  
▲8三歩成 △6六角  ▲6八金  △8五歩  ▲8八飛  △4九角成 
▲同 銀  △7六歩  ▲7三と  △7七歩成 ▲同 金  △同角成  
▲2八飛  △3五桂  ▲3六角  △5九馬  ▲8九飛  △4八金  
▲同 飛  △同 馬  ▲同 玉  △6八飛  ▲5八金  △9八飛成 
▲8五飛  △5五香  ▲同 銀  △同 銀  ▲同 飛  △5四金  
▲3五飛  △6七金  ▲5九香  △6九銀  ▲3四飛  △5八銀成 
▲同 香  △同 金  ▲同 銀  △3三香  ▲2六桂  △3四香  
▲同 桂  △1二玉  ▲2二金  △同 金  ▲同桂成  △同 玉  
▲3四桂  △3三玉  ▲2二角  △3二玉  ▲4一銀  
 まで、119手で先手勝ち


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