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重ね重ね

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・先日の大会の続き

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本代表の方にもご意見をいただき、ここで後手がどう指すのか?と伺いました。以下①△37馬(飛車取り)、▲69飛(逃げ場所がわからないためとりあえずここ)、△64馬とひきつけ、△95歩を狙いの一つとしながら▲75歩も防いでおり、攻防に効かす(変化第1図)か△63歩と辛抱する(やはり)か(変化2図)で後手も十分チャンスありではないかとのこと。

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この変化は▲23銀とか打つのでしょうか?しかし△同飛、▲同馬の瞬間は馬がそっぽなのと後手の玉形がしっかりしてるので、悪くはないでしょうかね。具体的には△58銀~△75桂や単に△95歩なんかも結構うるさそうに感じます。△58銀が打ち得なのか駒を渡しているだけなのか微妙なのかもしれませんが、先手がこれを嫌うなら最初の飛車の逃げ場所は29辺りなのかも知れませんね。
それでも銀が入れば△95歩はそこそこうるさそうなので、先手は銀を渡しにくいのかも?
形勢はわかりませんが、後手の方針はわかりやすいかと思います。

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これは攻めを続けるなら▲31馬なのでしょうか?以下△23飛、▲32馬にずばっと△43飛として▲同馬、△58銀(変化3図)はどうか

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これは形勢はともかく振り飛車も頑張れる気がします。変化2図では▲42銀とか打つんでしょうか?

どちらの変化も簡単な形勢ではなさそうですが、まだまだ後手もやれる局面に見えますね。
重ね重ね実戦の△26飛が残念でした・・・




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