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朝日職場対抗戦参加レポート(S級)

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・昨日の朝日職場対抗戦のレポートを改めて。今年はS級出場となりました(宮野、山木、田村)
「チーム名は任せる」とのことだったので「くしろ将棋同好会」としましたが「なんだこの名前は?」と総突っ込み。「たむら~ずじゃないのか?」、「いや、さすがに今回は」、「やまき~ずでも良かったな」とのやり取りがありましたが、実は申請出した時点でのホントの名前は「スーパーやまき~ず2018 from釧路」でしたが上位進出して新聞に掲載されたら色々問題があると思い(笑)自粛しました。
というわけで1回戦→「くしろ将棋同好会は抜け番です」・・・「はい?」・・・3人中2人が遠征組(私3時間半、山木さん4,5時間)で1回戦から抜け番・・・何の罰ゲームですかこれ?

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この時の心理状態を表すならこんな感じ(泣)

まさかの1回戦抜け番になってしまいチーム3人ともモチベーション下がりまくりでした(チーム成績が振るわなかったのマジでこれが原因と思ってます)

2回戦 横藤Tシャツ(宮野-奥村、山木-近藤(伸)、田村-横藤)

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ここで▲37桂と跳ねて△44歩に▲29飛と進行したが「▲66歩のほうが普通じゃない?」ご指摘がありました。1秒も考えませんでした・・・

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ここで△44歩の桂取りなら▲64角~▲22飛成という手順。これを危険と見たらしく△63銀と上がり以下▲23角、△54角、▲32角成、△同角、▲22飛成と進行。かなり気分よく攻めてますが・・・
ちなみにですが△54角のところ△21飛の決戦が気になり結構時間を費やしましたが「危険すぎてできません」との感想でした。それならノータイムで打つんだったと後悔・・・

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この局面になり数手前に△67金と王手されて48か49か悩んだ挙句49に逃げたんですが、それが非常に祟ることになりました。単に▲55同銀と飛車を取るのは△67桂成ではっきり負けっぽいので▲85桂と打ったら直後に血の気が引きました。△67角で打ったばかりの桂馬が抜けてしまいました。以下は時間切れ負けですが将棋そのものも負け。第2図以下の攻め方があまりにもひどかったのがある意味印象的でした。(チーム0-3)

3回戦 駿太ファミリー(宮野-齋藤、山木-浅井、田村-滝ノ沢)

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奥義矢倉棒銀にて。ここで▲15歩、△同歩、▲同銀を決行。普通に読み筋なのかと思ってたら感想戦で「気づいたら作戦負けだった」とおっしゃってました。

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歩得だし押さえ込んでるしと思ってたらノータイムで△14香と指されて動揺する。以下▲14同銀に△13歩でとりあえず銀は助からない(一応桂、香との2枚替)。銀が入ると△87銀が非常に怖いので▲57角と上がって▲84香とか▲79金とかの準備をする。お互い居玉というすごい戦いである。

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この局面ではほとんどの人が▲68玉と指す気がするが局後の感想で▲23成香という手もあったらしく(取ると▲32銀)この手はこのタイミングに限らずどこでもあったようだ。以下よれよれになりながら大金星を挙げることができた(チーム1-2)

最終戦 札幌駅前キラーチェーン(宮野-星、末永-山木、田村-竹田)

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私はまたしても奥義を出すことができました。序盤に明るい方はお気づきかと思いますがすでに先手が結構得をしています。自信満々に▲15歩と仕掛けました(前にも書いたことがありますが角換り棒銀で1筋交換型は類似型でも先手が勝ちやすいと思ってます。アマ4段以下ならですが)

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部分的な定跡通りの飛車回りに対して△52玉と受けたのが危険な手で▲22歩で将棋はほぼ終わりである。(△同金は▲31角がある)以下△33桂に▲21歩成がもう1回先手(ここでも▲22とがある)になるのがつらい。先手は▲13香成~▲22とを狙うという自然な指し方をしていればいい。以下は勝ち。(「序盤ではめられた~」と言われましたが普通に定跡形です・・・)
チーム2-1、山木さんは四間飛車という超絶珍しい戦型で快勝してました

最終的にはチームは2-2(実質1-2)でしたが、まあ疲れましたね。3試合というのはちょうどよかったと思います。ただ、最初のほうにも書いてますが戦力の割にチーム成績が思ったほどじゃなかったのは「1回戦の抜け番」が最大の原因だったと思います(泣)。棋力、体力ともにすでに限界を超えてるから来年はS級きついなという意見がありましたが、モチベーションの問題かと思います。
何らかの大会でまたリベンジしたいですね。宮野さん、山木さん、貴重なお休みのところ、また遠方からのご参加本当にありがとうございました!



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