・先日の「将棋宝典を読んでください」という話について地元の方からコメントいただきましたのでお答えします。
Q 低学年の子には漢字が多く難しい本ですね。
A まずは下巻の実戦集をひたすら並べてください。お子さんがご自身で並べられるのが理想ですが、それが難しいなら最初のうちは保護者の方が一緒に並べながら棋譜の読み方を教えてあげていただければと思います。なお、実戦集は中原の居飛車(相居飛車)、中原の振り飛車、中原の対振り飛車に分かれていますので中原の居飛車は後回しにして中原の振り飛車と中原の対振り飛車から並べたほうが良いと思います。指し手の意味は分からなくて良いので、まずは振り飛車という戦法とそれに対してどういう陣形を組んでいるかという「形」だけでいいので覚えてください。20数局あるはずです。最後のほうの古典の将棋は時間があれば並べてみてください。(あと詰将棋も掲載されております)
その他浦河の図書館にある本では石田和雄先生のどんどん解ける1、3、5手詰み(だったか)の本と高橋道雄王位の3手5手、それから児童書コーナーにある中原、羽生、武市先生方の詰将棋や次の1手問題等があるはずなのでそれらをまずは読んでみてください。将棋世界は現状では難しすぎるのであくまでも「読み物」としてとらえておいていいと思います(もっとも図書館のお姉ちゃんがもう入荷しないようなことを言ってましたが・・・)
あと、5月の静内例会および子供教室については5月14日にアマ竜王戦の苫小牧予選があるので私が「間違って」代表にならなければ28日に行う予定です。(その前に出場できない可能性も否定できませんが)