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Channel: 札幌将棋情報のブログ
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実は秘密

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・間が空きましたが先日の例会での将棋から。

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振り飛車穴熊対銀冠という僕にしては珍しい戦型。▲43歩とたらされた局面。取るとどうなるのか意図がわからなかったが、ここで△25歩と突いたのがいい感触だったかな?と思っている。△26歩の急所突き以外に△24角の活用も見込める。気分の良い手だったなと思う。

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進んでこの局面。いわゆる「若い人」なら△46銀とか桂とか打つ手を考えるのかもしれないけど、お年寄りは受けが好きなので△32金と打ちました。こういう手が好きになったのは「老いた」からなのだろうか?(意外と受けるほうが度胸いるんだけどな・・・)

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昭和40年代くらいに出てきそうな相矢倉戦になった。実戦は▲16歩に対して△14歩と受けたのがやや疑問。▲37銀からの棒銀を誘発することになった。この辺は感想戦で説明を求められましたので詳しく説明いたしました。

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この局面での手番次第で形勢は変わるかも?という説明をした。すなわち先手の番なら見る聞くなしに▲15歩で先攻できるが後手の番なら△75歩で後手が先攻する展開になる。相矢倉での手番はそれだけ重要ですよという説明で締めくくりました。

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最後は相掛かりの将棋。調子に乗って受けて立ったらひどいことになった。ものすごい錯覚をして△45歩と打ったが▲24飛なら受け切れるだろうか?(以下△35角、▲34角、△43銀で耐えてるのか?違う手順でつぶされても文句を言う権利が無い気がする)

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非常に綱渡りな受けである。実戦は▲12角成、△同玉、▲24飛、△23金以下受け切り勝ち。▲24飛のところ▲14香ならどうだったか?

これで個人的な連勝が15に伸びた。一人実はあまりというか全く勝てる気がしない方がいるのですが、その方を避けているのが要因だったりするのは秘密であります。





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