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社団戦の話①

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・先日の社団戦の2日目第1ラウンドは歴史あるB´研究会。どこ見ても厳しいあたりばかりですが、個人的に当たりたくない人がいない数少ないチームでもあります。(言い方を変えれば誰と当たっても楽しそうなチームです)
私の対戦相手小野さんは8年前の社団戦で無駄に全勝賞を阻止してしまった過去があり(ちなみにこの時私が挙げた勝利はこれだけ)その時以来の対戦となります。
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角交換振り飛車に対して公式戦4年間不敗を誇ったこの陣形。直前の△13香はかなり危険な手と判断し▲45桂とロケットパンチを放つ。以下△44銀に▲11角、△12飛、▲24歩で瞬間角損だけど飛車の捕獲に成功。

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ここまでは読み筋として、この後の展開がちょっと悩む。▲22となら確実に飛車は取れるけど△17歩成、▲11と、△28歩という手が気になり▲16同歩、△同香、▲12歩を選ぶがチームメイトから△17歩成に▲23飛成なら終わってませんか?とのご指摘があった。全く見えてねぇっていう・・・
その他▲32とも考えてましたが小野さんからは「君なら▲13とと指してくると思ってた」と言われました。▲12とは考えましたが・・・

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で、この局面で飛車を逃げる手が普通っぽいですが△28角成から香車を使われるのが癪に障るので角を取って飛車を取ったら「さすがにこれはやる気が出た」と言われる始末。結局成香まで働く展開になってしまい大局観がダメすぎることを認識する結果になりました。以下は順調に負け。
その他隣で「札幌将棋クラブ」対「室蘭工業大学チーム」戦があり、斉藤(駿)-中条戦という注目のカードがありましたが、結果は斉藤(駿)選手の勝ち。末恐ろしい方です。

2回戦はみずならチーム。すでに降級一直線モードに入っているのがつらいところです。
相手チームの大将の三歩一選手が「この当たり面白いな。0-5もあるかも」と言っておられましたが「またまた、心にもないことを」と思って聞いてました(笑)。

イメージ 4
やる戦法も特にないので右玉的な中飛車。△11飛と地下鉄飛車を見せられて、ノータイムで▲27桂と打ったら△24歩と突かれてほぼ終了。「△11飛ほとんど苦し紛れの手で▲64歩や▲54歩と来られたら全く自身がありませんでした」との感想でしたが「全然時間使ってこないから自信ありなのかと思ってました」と返すと「こういう将棋は時間を使うだけ無駄なので」とのこと。そういうもんですか。
というわけで以下は実力通り負け。何の役にも立ってないのがつらいところです。

残りの2ラウンドについてはまた後程。




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