・昨日新聞の縮小版で読んで感動したお話し。(2006年ころの記事)
「長らく我々の動きにかかわらず増えてきた将棋人口が減少してきている。少子化や趣味の多様化等いろいろと理由はあるだろうが、底辺で将棋人口を支えてくれた名も無き愛好家が減少していることにある。長らく我々の組織はそういう人たちを見ないふりしてきた。ようやく児童館での普及活動を開始して年間500人以上の子供に将棋を教えるようになった。親に進められてきた小学1年生の女の子が数時間の講義でどのくらい理解できたかわからない。願わくばその子が大人になったときに子供に思い出話として語ってもらえればと思っている。」
という趣旨のお話し。
「支部や同好会等の組織が、大会を開催するため、強い人のための組織になっていなかったか?」という問いに対して完全に否定できるだろうか?
支部や同好会の役割とは何なのか?そんなことを考えさせられるお話でした。
ちなみに私自身は初級者の大人をスカウトできればそれが一番の近道ではないか?と思っています。あらゆる面でこの方々をスカウトできれば大きいと考えています。その方法は現状ノットアイデアではありますが・・・