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王将戦の話①

・昨日行われた王将戦の全道大会の思い出話をいくつか。

毎回全道大会の時は開始時間が9時と早いので札幌前泊が基本となるのですが(直通バスだと間に合わないため)その前泊するホテルが無いという緊急事態が発生。最悪カプセルホテルくらいは空いてるだろうとかなり軽く考えていたので11000円のホテルをキャンセル(キャンセル料は発生してません)し行きつけ?のカプセルホテルへ電話すると「満室でございます」」との返答。急いでインターネットで検索して札幌中のカプセルホテルに電話するがどこも「満室でございます」とのこと。しゃあない、少しくらい高くても良いから空いてるホテルを検索するかということで検索したけど空いてるのは36000円とか27000円とか「泊まれるかそんなとこ」というレベルのホテルばかり。(ちなみにうちの師匠が社団戦の時に検索した時160000円のホテルしかヒットしなかったとか。「どこの王族用のホテルですか」って突っ込みました)
千歳や北広島あたりにでもないかな?と探したけど条件に合いそうなところが無い。はて、困ったなと思ってぶつぶつ独り言を言っている私に母から鶴の一声。「新千歳空港まで車で行ってJRで行けば?」とのこと。ああ、その発想はなかったわってことでJRの時間を検索すると十分間に合いそうな便がありました。朝4時から4時半くらいまでに出発というコースなのがつらいところですが・・・
そんなこんなのすったもんだがありましたが出場については問題解決。これが金曜日の夜10時くらいの話。えらいノープランぶりでした。そもそもカプセルが全部埋まってるのが全くの計算外すぎた・・・
せっかく全道大会に行くのだから気を引き締めようということで土曜日の2時半くらいに携帯用の将棋盤と駒をかばんに詰めて図書館にGO!時間の許す限り詰将棋を解こうということで石田和雄先生の初段まで一直線みたいな本を(1手~5手詰。私が解くのはせいぜいこんなレベルのものである)200題解こうとしたが5手詰が結構苦戦した。問題を見て1秒とか2秒とかそういうレベルでなくて1分くらい考えても解けないのも結構出てきてだんだん面倒になってくる。
ここで登場するのが将棋盤と駒。図書館の勉強コーナーみたいなところでとにかく全部解くまで帰らないつもりでいたので何とか200題クリア。もちろん動かして考えてはいないのだけれど本でただ図面だけ見るのと将棋盤に並べるのとでは全然集中力が違いました。そういうことじゃだめなのですが。参考までに私がこの本をすべて解くのに1時間から1時間半かかりました。私以外の昨日のベスト8進出者なら全員20分以内で終わるでしょう。謙遜でなくマジで・・・
そうしてついに当日。朝3時52分に起床し準備をして4時10分ころ家を出る。このくらいの時間だと車の通りも非常に少なく気持ちも楽である。6時半頃(だったか?)に新千歳空港に到着し7時2分発のJRに乗車。強烈な眠気に襲われるが緊張してるのか意外と眠れない。結局眠れないまま札幌到着。そのまま札幌駅から歩いて将棋会館に到着したのが8時半頃でした。
長くなったんで本日はここまでにします。


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