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Channel: 札幌将棋情報のブログ
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あくまでも優先は

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・日高地区に支部を作るとしたら?という話に対して日高方面の方々に向けて私見を述べさせていただこうと思います。あらかじめお断りしますがあくまでも個人的な意見です。

①本拠地をどこに置くか?
様似、浦河、新ひだか、日高と大まかに分けて4地区の同好会がありどこを中心とするのか?という問題である。私的には新ひだか以外あり得ないと思っている。全道大会の予選を行う権利が当たったとしてそれを日高地区で行うメリットはどこにあるのか?一番は「距離」である。苫小牧や十勝に3時間かけて行くリスクが軽減されるということであるが、これが様似で予選が行われるのであれば日高町の人からすればほぼ無意味だし日高町で行われるのであれば様似の人からすればメリットはほぼ無いということになる。それならお互いに苫小牧か様似に行けば良いわけだから。そもそも現状でも様似はともかく日高町の方々はどうしても予選に出たければ苫小牧に行けば良いわけだから。
いずれにせよ4地区合同で行うなら真ん中に位置する新ひだか町が適切かと思う。(ちょうど高校将棋部もあることだし)

②人数は10名集まるか?
正直厳しいと思う。同好会が4つあるから全部の同好会の会員が加盟してくれれば余裕ではあるが土台無理な話である。気心の知れた仲間同士で気ままに指すのが好きな人たちに「予選ができるから」とかどうでも良い話だと思う。得するのは予選に出る人だけである。将棋の普及のために支部が必要だというのであったとしよう。ではなぜ同好会でなく支部なければだめなのか?これを万人が納得できる回答ができる人日高に何人いるのか?少なくとも自分は出来ない。地元新聞社の大会すら「そういう大会みたいのはちょっと」という人たちに「普及のため」という体の良い言葉を使って無理に支部会員になってもらうのって全く本筋から外れた行為でしょう?

③毎月1回以上活動できるか?
ほぼ100%無理だと思う。地元の活動ならできると思う。ただ、新ひだかを本拠地と仮定した場合浦河、様似、日高町の方々は片道1時間近くを要する。これを継続的に1年間やるか?って言ったらやらないと思う。それを苦にしない人が10人以上いるならとっくに苫小牧や十勝の大会に毎月行ってると思う。自分でさえ全道大会の予選くらいしか苫小牧に行かないんだからほかの人もっとやれないはず。(一応苫小牧支部に対してこの点は引け目は感じてますので)

④収支は取れるか?
これはやってみないとわからないけど②と③がクリアできるのなら可能かと思う。それが一番大変ではあるのだが。

非常に前向きな方がいる中でネガティブなことばかりを書いてしまったがホント半端な気持ちではできないと思うので十分に考えてみてほしいと思う。ついでに書くと現状自分は静内の同好会より日高支部(仮称)を優先する気持ちは1%もないのでそこもご理解いただきたいと思う。協力はしますけどね。あくまでも優先はこちらということ。

・最後に。いよいよ北海道最強の十勝支部の全国大会が近付いてきた。各選手十分な調整をしておられると思いますが、平常心で臨んでいただきたいと思います。

心底楽しむ

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・まずはどうしたってこの話。支部対抗戦、十勝支部の皆様お疲れ様でした。予選2連勝にしびれました。昨年の苫小牧同様福島県のチームと予選、本選で当たるという「持ってる」ところを見せてくれました。感動しました。北海道最強支部の実力は見せつけてきていただいたかと思います。勝負は時の運。まずはゆっくり休んでいただければと思います。本当にお疲れ様でした!(ところで昨年準優勝の栃木県中支部は今年もベスト4以上確定とは何たる層の厚さであることか)

・話は変わって今日は誰にも内緒?で日高地区で一番将棋が盛んな日高町の将棋クラブにお邪魔してきました。毎週土曜日の午後1時からやっているというお話は伺っていたのでいつか行ってみたいと思っていましたがようやく達成できました。
入ってみると6人の会員さんが将棋を指していて(うち顔見知りが3名)Nさんという日高では名の通った実力者(地元大会のB級で2度の全勝優勝経験あり)が相手をしてくださりました。
「2枚落ちで」と言うので「冗談ですよね?」と聞き返したら「苫小牧のトップ3とは2枚落ちなので2枚でやりましょう」とどうやら本気の様子。あの人たちと一緒にしないでほしいんですが・・・(汗)
と言うわけでホントに2枚落ちで対局。これが非常に面白い将棋になり熱戦の末「打ち歩詰め」で逃れるという奇跡的な勝ち方。でも大変残念なことに棋譜を覚えていないという悲しい事態に陥りました。(平手だと棋譜を覚えていないということはほぼ無いから平手の場合はパターンとしてとらえているのだと思う。)
せっかくだからもう1局指しませんか?と言うことでほかの会員さんと指していただけることに。手合いはまたしても2枚落ち(泣)。
これもまあ、多少怪しいところはありましたが最後は勝ち。
Nさんは別格なのでともかくとしてほかの会員の方々はだいたい静内の同好会の方と同じくらいのレベルかな?と思いました。お互いに交流があれば面白いかな?と思わされました。
何気に結構面白かったです。が、これやっぱり距離的な問題で日高町まで行くの大変でございますよ。マジで・・・(静内から40分くらいはかかる)
日高町の同好会の方々を見て改めて「心底将棋を楽しんでる」なと思いました。
別に強くなろうとか大会でなんちゃらとかそういう感じではなく「ほら行け!」とか「大サービスだ!」とか言いながら1局10分とか20分くらいで終局して「よし、もう1回だ」ってな感じでどんどん指しているのを見ると、この人たちこそホントに将棋を楽しんでる人たちなんだな~と思いますね。
こういう人たちこそホントの意味で「将棋の楽しさ」を伝えられるのかも?(わしらみたいなのは勝敗気にしだすからねぇ。)

割と本気モード

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・朝日職団戦が迫ってきております。わたくし割と本気モードに入っておりますので是非とも結果を出したいところです。(大会の時不調にならなければ良いですが・・・)

・将棋世界の3月号で前から気になっていた局面がこれ。

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横歩取りの飛車ぶつけの変化。この講座を全く知らずに自力で▲84飛と打って優勢になったと悦に入っていたら△74歩と指されて愕然した記憶がある(笑)。

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進んでこの局面。解説では▲36角に△25銀or△同角~△64角にて後手有利とあるが(実はこの変化昨年の竜王戦の全道大会で現れていたことに最近気づくという・・・)▲47角ではなぜだめなのかが書かれていなくて困ってたりする。(△同角成、▲同銀、△28歩、▲83角、△64角、▲72角成、△82角、▲同馬、△29歩成くらいの進行で先手悪いのかな?)

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そんなわけで修正案がこれ。次に△88角成~△79飛という攻め筋があり、先手は▲66歩と▲77桂に分かれるとのことだが・・・

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これだと後手はどう指すのだろうか?無理やり攻めるなら△87歩、▲同飛、△26飛、▲27歩、△76飛というぶん回し作戦が見えるが△76飛に▲77銀でさすがに無理そう。となると△82歩くらいは打っておいて持久戦ということになるのかもしれないけど先手は▲75歩、▲77桂~▲69銀と言った具合に指したい手がたくさんあるけど後手はどうなのかな?しかし考えてみたら1筋を伸ばして飛車を打つ狙いがあるので先手も大変なのかも。

朝日職団戦 結果

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・昨日行われた朝日職団戦の結果は以下の通りです。(41チーム、123人)

S級
優  勝 とまチョップ
準優勝 スレートフラッシュ
第3位  横藤Tシャツ

A級
優  勝 孝太チーム
準優勝 札幌弁護士会将棋部A
第3位  苫小牧A

B級
優  勝 ほくでんB
準優勝 厚別歩みの会
第3位  札幌弁護士会将棋部B

以上です。参加者の皆様、運営の皆様お疲れ様でした。


原点とは

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・昨日は札幌まで行って「朝日職場対抗戦」に出場してきました。
日高方面からは2チーム出場し、A級が浦河・静内将棋同好会(田村、笹木、敦澤)、B級が様似将棋同好会(三角、大槻、佃)となりました。
9時半頃に様似チームから「会場わからないから教えて」というコール。とりあえず迎えに行って合流し、A級メンバーもそろって受付。雑談していると様似チームは午前3時まで将棋バーで将棋を指していたとのこと。元気ですねぇ~。
日高チームと苫小牧チームがお互い近くに待機していたのでわざとに大声で「今日は優勝しに来てますから気合いを入れましょう」と冗談を言ったら皆さん真に受けたと見えて固まってしまいました(笑)。
「て言っておいて俺が足引っ張ったくらいにして。という冗談はさておき楽しみましょう」とフォローしたつもりでしたがあまりにも間が悪かったようで大いに反省。ほかの参加チームの中で苫小牧だけは気になったのでA級の出場チームを見たら2月の支部対抗戦のチームがそのまま出場。このチームの大将がとてつもなく強い方だったので「なぜA級に?S級の間違いでは?」という声が上がったことだけ一応報告しておきます(注:実話)
そんなこんなでB級は別会場だったので様似チームとはお別れ。A級もいよいよ1回戦開始である。

1回戦(お若い方々チーム)
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1回戦にして本大会唯一まともな将棋だったのがこれ。後手が私。先手の陣形を見て怒りにまかせて△45歩と突っかけた。あとでほかの人に「男のプライドにかけて△45歩行きますよね?」って聞いたら失笑を買いました(苦笑)。なんちゃら学園OBチームの人が「△62玉上がるんじゃないの?」と言っておられましたが、確かに囲えば1局かもしれないけど許せないしょ?さすがに・・・

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△46歩取り込んでも勝つと思ったけど大人の余裕?で△64角と打ったらあまり良くなかったみたいで▲45桂、△同桂、▲58金右と上がられてみるといまいちだった気がする。この後△55角、▲77桂(▲53角成には△37桂成)△44角、▲48角に割と長考して△85桂という大変筋のよろしい手を指してしまい周囲からひんしゅくを浴びました(笑)。したってあまりにも手が無いんだもん。やっぱり△64角が微妙だった気がする。

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大局観が正しいかどうかは別として多分有利でしょうくらいに思って△44銀と指したら▲46歩で金が死んでびっくりしてしまった。ひで~見落としである。

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△64桂と打ったところ。受かんねぇべな~と思ってたらノータイムで▲66歩とされて頭が真っ白。手が全く見えないだす。

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その後疑問手と悪手をひたすら繰り返し泥仕合化した局面。実戦は△63香というわけのわからない手を指してしまったけど桂馬を取って千日手コースにするのが最善だった気がする。なんちゃら学園OBチームの人に「団体戦ならそれくらいやらないと」と言われたけど確かにその通りな気がしてならない。延々と運営を遅らせていたとかそんなことを考えてるのがダメだったですな。以下は負け。チームメイトに「ごめんなさい」と平謝り。改めてホントにごめんなさい!

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2回戦はこれ。▲24歩、△同歩、▲25歩、△同歩、▲17桂と攻めて行ったが△26歩という読みに無い手を指されて焦る。実戦はそこで▲25桂と跳ねて△27歩成、▲同飛、△23歩と進行したが▲25桂に△44銀ならどうだったか?以下は勝ち。チームも初勝利。

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3回戦は優勝チームと。いきなり終わってしまった(気持ち的に)。ホントに悪いのか断言できないけどやる気が全く起こらなかった。ほとんど嫌倒れのように負け。感想戦も「やる局面が無いのでごめんなさい」と言って辞退。我ながら最低だと思うけどとにかく気持ちが切れた。重ね重ね申し訳ない。

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最終戦。これまたひどい将棋で「早く料理してください」という心境だったのだがまさかの▲45歩。申し訳ない将棋を拾わせていただきました。
チームは笹木さんが初勝利を挙げて3-0。とはいえ私自身は実質1-3だったしひどい将棋ばかりでした。ほかのチームメイトに本当に申し訳ないことをしてしまいました。深く反省しております。
色々な人に「去年の支部対抗戦の成績がマグレだったのが証明されましたね」と言っておきました。十勝支部の皆様にも日高の皆様にも私の真の実力をお見せできたかと思います。冷静に思い出してみると道予選はともかく全国大会の時は大将があまりにも別次元に強かったので相手チームの方が副将も強いのかと錯覚して実力を出し切れなかったのが原因だったような気がします。
さて、大会を終えての嘘偽りのない感想。あれほど楽しみにしていた大会のはずなのに一度も楽しいと思わなかった。誘ったの自分だろ!とおしかりの声が聞こえてきそうだが正直に申し上げる。
2011年に苫小牧で大会に出るようになってからは全道大会以外に札幌に行くことが無くなった。
今年に入ってから毎月のように札幌で大会に出場しているがなんとなく出てるだけという感じ。楽しむという気持ちが無くっている気がする。そもそもなぜ続けているのか?という原点を見失っていると思った。先週日高町の同好会の人たちを見てきて、そして今回の職団戦の結果をもってして大いに勉強になったと思う。ホントに勝敗にこだわって将棋を楽しんでなかった自分に気づいた。これではいかんね。気持ちを切り替えて佐々木治夫杯を目指したいと思う。大いに反省いたしました!

大会での話

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・先日の大会での話。
苫小牧Aの大将とうちのチームの副将と三将、それになんちゃら学園OBチームの方を交えて日高の将棋同好会について語っていた時の一幕。
私「日高町の将棋同好会に行ってきましたが新鮮でしたねぇ」、三「でも端から端となると遠いいですね」、私「距離だけ考えたらほぼ無意味ですね。というか技術的には学ぶべきものは何もないですけど心底将棋を楽しんでますよあの方々は」、副「ひどい言われようだね」、A「(苦笑)」、「いや、ほめてますよ。1局5分とか10分くらいで終わらせて今何勝何敗とか言いながら指してるのを見てあの人たちが正しいなと思ってますよ。心の底から」、学「全道大会がどうこうとかそういう人たちじゃないからね」、A「まあ、大会に出るだけが将棋を指すことじゃないですからね」私にとっては目からうろこでした。大した実力もないのに勝敗にこだわって将棋を楽しんでいなかった自分を心より恥じております。(おととしの日高名人は多分誰のことを言ってるか「ニヤリ!」としながら理解しているかと思います。)

大会での話Ⅱ
S級に出ていたZチームの大将(北海道将棋界の神様)に「またご出演お願いいたします」とお願いしようと思ってましたがチャンスを逸してしまいました。目があった時に「ニヤリ!」としていたので「またなんか変なことを言ってくるんだろうな」と思われたことでしょう。さすが良い勘されております。日高軍団でZチームの大将に勝った人に賞品を贈呈、Zチームの大将が全勝したら賞品を贈呈という企画を密かに温めていたのですが・・・(ちなみにホントにやるなら日高の地域タイトルホルダー以外は平手厳禁というルールにする予定でした。無謀にも平手で挑戦して持ち時間20分のうち7,8分しか使わないで負けたとんでもない人がいたのでね。3面指しで角落ち以下限定というのがわたくしめの構想でございました。)

大会での話Ⅲ
とあるチームの大将様に「機会があったら日高に遊びに来てください」と言ったら「そういえば前に名前が挙がってましたが、私何も聞いてないのですが」と言われました。「あれ日高人がそろって(というか全員)拒否したので企画倒れになったのが原因です」と罪をなすりつけておきました。
一応紹介したい選手は紹介できましたので来年宜しくお願いいたします。

大会での話Ⅳ
とあるチームの選手(北海道代表複数)と「苫小牧レベル大会ねぇ」というお話。「年々4,5段クラスの人が増えてきてるのでいい加減勘弁してほしいところではありますが」、「(とまチョップの大将)は次のステップに行かないのかな?」、「行ってほしいんですけどねぇ」という会話を交わしました。
というわけで大将、自民党A級優勝者や全十勝名人にも勝ったことだし(全勝だった?)元チームメイトとして草葉の陰から応援しております。(そういえばいつか機会があったら書こうと思ってたけど私がH八段に角落ちで余裕で負けた話をした後に角落ちで勝つとは見せつけてくれましたな(笑)。)

最後に将棋と全然関係ない画像

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アマ竜王戦札幌予選 結果

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・今日行われたアマ竜王戦札幌地区予選の結果です。



38人参加


○石川進ー藤野貴之


○湯上真司ー星進太朗


○田中聡一郎ー原田祐也


○齋藤駿汰ー鈴木隆二


○横山大樹ー近藤伸哉


○星裕文ー竹田健人


○大澤啓二ー横藤陽


○浅井隆宏ー川上直弥


 
準備や運営等にご協力頂きましてありがとうございました。


次回の一般大会は626日の全道選手権札幌予選です。


北海道支部連合会のHPに札幌予選の日程が掲載されています。


変更になる場合がありますので最新の情報にてご確認願います。


・今日は竜王戦の苫小牧予選を欠席して日高地区の例会に参加してきました。
今回は先日の朝日職団戦の失態もあり完全に例会を最優先。何より前回参加したという「私以上」の選手と戦ってみたかったので。
そんなわけで午前中のトーナメント方式の決勝から。

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相手は「私以上」とのうわさの方。角交換振り飛車に対して手詰まりを打開するため▲86銀と出る。これに対して「ひょっとしたら?」と思った△55角。以下▲77桂、△46角、▲95歩、△同歩、▲同銀、△44銀、▲48飛と進んでみると後手の角がかなりの負担になった。実は第1図自体がすでに先手が少し指しやすいのでは?と思っている。

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両方の端を制圧し先手が指しやすいかな?と思っていた局面。ここで▲38金と上がって地下鉄飛車を目指した。これで9筋の端は受けにくくなり桂馬が入れば▲34桂や▲64桂の筋が残り後手が大変な局面になったと思う。以下は危険な局面もあった気がするが序盤の貯金が大きく勝ち。
完全に自分の形に持ち込むことができたので勝つことができたが確かに「慣れている」人の将棋だった。苫小牧予選並みに全力で戦ったので充実感でいっぱいだった。面白かったです。(もう一つこの将棋に勝ったことで大きかったのが、もしこの相手と戦わずに苫小牧予選に行って代表になったとしてもこの方のほうが強いと思われたままだっただろうということ。たった1局でどちらが強いも弱いもないのだがとりあえず自分自身を納得させることができた)

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これは1回戦の将棋。△33角と上がる手に結構な時間を費やした。▲33角成~▲77角の強襲が無かったか?これも試してみたかった気がする。

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▲87歩に対して中途半端に△85飛と引いたせいで▲77桂と跳ねられてしまった局面。次に▲86飛とかが結構気になる。△93桂と跳ねたのが我ながら良い手だったかな?と思っている。飛車ぶつけには△同飛、▲同歩、△26飛という感じの戦い方。93に跳ねた桂馬が活きてくる気がする。

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この局面で▲45桂という手を見落とした。▲65桂の決戦があり後手が収拾不能に近い気がする。▲45桂に対して△44角、▲65桂、△35角、▲36飛、△34飛、▲37歩、△33歩に対して▲35飛だったが普通に▲53桂成(右か左か)なら先手が普通に勝った気がする。実戦は何とか逆転勝ち。

本日はほかに2局指したが非常に楽しく指すことができた。やっぱり将棋はこうでないとね!
(ところで様似チーム先日の職団戦でチームが2勝2敗だったのに12チーム中10位ってちょっと不思議な気がするのだがどういう計算だったのだろうか?・・・)

本日もう一つ報告。函館地区でもホームページとブログができましたのでアドレスを貼っておきます。ぜひご覧ください!


函館中央支部ホームページ




函館将棋・棋戦情報のブログ











今までなぜ

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・先日の「朝日職団戦」のあまりの不甲斐なさに修行のし直しを決意したわたくしめは「とある方」の棋譜をたくさん覚えることにいたしました。

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まずは将棋から。局面を見た瞬間なんの将棋かわかったらかなりすごい!
と言うわけで先手の手番(便宜上先後逆)


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で、進んだ局面。先手の次の1手がまたすごい!

今更ながらひじょう~に勉強になる将棋だと思いますね。今までなぜ並べていなかったのか?と思うくらい素晴らしい将棋ばかりです。中原名人以外でここまで感動した将棋はあまり記憶にないですな。
さて、この先手がどちら様かわかったあなたは素晴らしい!(注:クイズでもなんでもないので解答は心の中にしまっておいてください)

純粋に楽しめてる

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・今日は地元で子供教室があり、どさくさに紛れて様似の方々らと将棋を指して来ました。

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様似選手得意?の「アヒル戦法」の完成度を試してみたいとのことだったので「受けて立ちます」となったのがこの将棋。▲97角に△54飛と回ったところ。「この受け方は見えてませんでした」とのことだがここで勢いよく▲22飛成と来た。「▲82角で勝負しようと思いましたが△92飛で悪いですか?」との質問。「このタイミングなら打つと思いますが▲56香があるのと打った飛車の働きが異常に悪いので絶対に勝てると言えるだけの自信はありませんね」と答えておいた。

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22角と打ち込んで来た局面。△21飛もあったかな?と思ったが素直に取って少し進んだのが次の図。

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▲34金に対して△31飛と打ったのが第3図。この飛車を打てただけで今日は満足です。さらに進んだのが第4図。

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気持の良い捌きが続きます。実戦は以下▲23歩成、△34飛、▲22と(▲22角成が優った?)、△24飛以下後手が大優勢となった。以下は美しく寄せに行かず全駒狙いで勝ち。「とある方」の棋譜を10局くらい丸暗記した効果が出てきたのだろうか?だとしたら大変喜ばしい限りと思っております。
ちなみに第4図で▲23金なら△33歩と打って△22歩を狙うつもりでした。(▲46歩には△14角があるので桂馬を取りに行きにくいという軽いトラップがある)

もう1局浦河チーム(田村、大八木)と様似チーム(三角、佃)チームでペア将棋をやりました。

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とてつもなく悪い局面(後手が浦河チーム)で全く連携が取れてないのがバレバレである(笑)。実戦はここで△57銀と打ったが「ものすごい勝負手」で△65桂と跳ねてみたかった気がする。▲同歩に△66銀と打つ。以下▲51飛に歩を成るのか飛車か角を取るのか?▲81金には△73玉と逃げるほうが間違えやすい気がする。

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△71歩と打った局面。次に△82玉指せれば持ち直せるかな?と思っていたら▲55飛成とされて参った。ほとんど決め手である。

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先手も秒読みに追われて詰みを逃したような気がする局面。ほぼ必至なので「詰むや詰まざるや」となった。実戦はここから△47飛、▲67歩、△65桂、▲88玉、△48飛成以下詰まなくて負け。最後の△48飛成のところ▲77金だったらどうだったか?この局面の「詰むや詰まざるや」に結論が出た方おられましたが教えてください。(パッと見詰まない気がするけどね)

先週の様似例会続いて将棋が面白くてしょうがない。勝敗がどうこうではなくて純粋に楽しめている気がする。悟りを開いたね(笑)。

最後に「私以上」の実力者の戦闘力(棋力)はどのくらいだったのか?昨年と一昨年の日高名人と比していかがなものか?という質問がありましたので参考になるかわかりませんが先週の様似例会での私との決勝の棋譜を貼っておきますので日高人は一応の判断材料にしていただければと思います。私個人的には自分が指した1局とほかの方との数局を拝見した感じで言わせていただけば「総合的に両名人以上とは思わないが自分を含めた日高でトップ5に入る」と思う。
「苫小牧予選で代表になれると思うか?」と問われれば「ありうると思う」とお答えします。N、Y、K、Oの四氏と当たらない籤運に恵まれればという前提が付きますがね・・・

開始日時:2016/05/08(日) 00:00:00
先手:私
後手:私以上の方
棋戦:様似5月例会 午前の部決勝
戦型:角交換四間飛車
手合割:平手
▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △4二飛  ▲2五歩  △8八角成 
▲同 銀  △2二銀  ▲3八銀  △3三銀  ▲6八玉  △6二玉  
▲7七銀  △7二玉  ▲4六歩  △8二玉  ▲4七銀  △2二飛  
▲3六銀  △7二銀  ▲7八玉  △5二金左 ▲6八金  △6四歩  
▲1六歩  △1四歩  ▲9六歩  △9四歩  ▲8六銀  △5五角  
▲7七桂  △4六角  ▲9五歩  △同 歩  ▲同 銀  △4四銀  
▲4八飛  △1三角  ▲1五歩  △3五歩  ▲4七銀  △4二飛  
▲1四歩  △2二角  ▲9三歩  △4五銀  ▲5八銀  △5四銀  
▲8六銀  △6五歩  ▲3八金  △9四歩  ▲4九飛  △7一玉  
▲9四香  △9三桂  ▲9二歩  △同 香  ▲9九飛  △6六歩  
▲同 歩  △6五歩  ▲9三香成 △6六歩  ▲3四桂  △6七歩成 
▲同 銀  △7七角成 ▲同 銀  △3二飛  ▲9二成香 △9七歩  
▲同 飛  △8五桂  ▲9三飛成 △3四飛  ▲6六銀左 △4四飛  
▲4七歩  △7四桂  ▲7五銀  △6五銀  ▲6六歩  △同 桂  
▲同銀引  △同 銀  ▲同 銀  △6七歩  ▲同 金  △6五歩  
▲同 銀  △6六歩  ▲同 金  △7七銀  ▲6七玉  △1四香  
▲6三歩  △同 金  ▲5五桂  △6四金  ▲6三歩  △6六銀成 
▲5八玉  
 まで、103手で先手勝ち

開始日時:2016/05/14(土) 00:00:00
先手:様似の方
後手:私
戦型:アヒルっぽい
手合割:平手
▲2六歩  △8四歩  ▲2五歩  △8五歩  ▲2六飛  △3二金  
▲9六歩  △9四歩  ▲5八玉  △1四歩  ▲4八銀  △1五歩  
▲3九金  △7二銀  ▲7八金  △3四歩  ▲2四歩  △同 歩  
▲同 飛  △8六歩  ▲同 歩  △同 飛  ▲8七歩  △8四飛  
▲9七角  △5四飛  ▲2二飛成 △同 銀  ▲8六角  △3五歩  
▲6八銀  △3三銀  ▲2三歩  △4二銀  ▲7五角  △2四飛  
▲6六角  △3三桂  ▲2二角  △同 金  ▲同歩成  △同 飛  
▲3四金  △3一飛  ▲3五金  △2八歩  ▲2四歩  △2九歩成 
▲同 金  △2一飛引 ▲3四金  △4五桂  ▲2三歩成 △3四飛  
▲2二と  △2四飛  ▲2一と  △2九飛成 ▲5九銀左 △3六歩  
▲2二飛  △1九竜  ▲3二飛成 △3七歩成 ▲同 銀  △1四角  
▲3一と  △3二角  ▲同 と  △3七桂成 ▲4二と  △同 玉  
▲3三角打 △5二玉  ▲7六歩  △6五桂  ▲5六歩  △5七香  
▲同 角  △3八飛  ▲4八香  △5七桂成 ▲同 玉  △4七成桂 
▲同 香  △5九竜  ▲6六玉  △5七角  
 まで、88手で後手勝ち

開始日時:2016/05/14(土) 00:00:00
先手:様似ペア
後手:浦河ペア(ポンコツコンビ)
棋戦:ペア将棋
戦型:わけのわからないもの
手合割:平手
▲2六歩  △5二飛  ▲2五歩  △3二金  ▲5八玉  △5四歩  
▲4八銀  △5五歩  ▲2六飛  △5四飛  ▲7六歩  △6二玉  
▲7八銀  △7二玉  ▲7七角  △4二銀  ▲5九金右 △8二玉  
▲6八金右 △7二銀  ▲6六歩  △5三銀  ▲6七金  △6四銀  
▲6八玉  △7四歩  ▲7九玉  △3一角  ▲8六歩  △8四歩  
▲8七銀  △8三銀  ▲7八金  △7二金  ▲9六歩  △9四歩  
▲8八玉  △5三角  ▲2八飛  △7五歩  ▲同 歩  △同 銀  
▲7六歩  △6四銀  ▲1六歩  △7三桂  ▲1五歩  △3四歩  
▲2四歩  △同 歩  ▲同 飛  △2三歩  ▲2八飛  △3三桂  
▲4六歩  △3五歩  ▲4七銀  △2四飛  ▲2六歩  △4四角  
▲5六歩  △3四飛  ▲5五歩  △同 銀  ▲5八飛  △5七歩  
▲同 飛  △3六歩  ▲同 銀  △5六歩  ▲4七飛  △3六飛  
▲同 歩  △5八銀  ▲2七飛  △6七銀成 ▲同 金  △5七金  
▲7八銀打 △6七金  ▲同 銀  △5七金  ▲7八金  △6七金  
▲同 飛  △5七銀  ▲5一飛  △6六銀引成▲8一金  △9三玉  
▲9五歩  △同 歩  ▲9四歩  △同 銀  ▲9一金  △7一歩  
▲5五飛成 △7七成銀 ▲同 桂  △5五角  ▲8一銀  △5四角  
▲9二金  △8三玉  ▲7二銀不成△同 玉  ▲5三金  △6六銀  
▲9三金  △6五桂  ▲7四香  △7三飛  ▲同香成  △同 玉  
▲9四金  △7七桂成 ▲同 金  △同銀成  ▲同 飛  △同角成  
▲同 玉  △4七飛  ▲6七歩  △6五桂  ▲8八玉  △4八飛成 
▲7八桂  △7七金  ▲9八玉  △9六香  ▲9七歩  △8七金  
▲同 玉  △7七銀  ▲9一角  
 まで、135手で先手勝ち



だんだん変な方向に

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・突然ながら体力の衰えを実感してきたので運動を始めました。以前は出来ていたはずの片腕立て伏せやその他かなり「できなくなったこと」があるのでジョギング、腕立て伏せ、腹筋、背筋を日課として課しております。いつまで続くことやら・・・(体重も結構増えました)

・話は変わって今週の日曜日には月例会があります。諸事情により午前中の子供教室ができないため自由参加で午後からの例会に案内をしておきました。何人か来ると良いのですが。
高校将棋部も高校選手権が近付いてきているので例会に来てほしいところです。特に団体戦に出場する選手たちについては天狗おやじチームと団体戦3番勝負でもしていただこうかなと考えているところ。少なくともこのチームに勝てないようでは選手権も厳しい結果になるかと思いますので健闘を期待したいところであります。

・さらに話は変わってとある札幌の若手が「支部のために役立ちたい」という趣旨のことを言っていたというお話を伺いました。大変すばらしい心がけだと思いますので、ぜひ「大会結果報告」を手伝ってあげていただければと思います。これかなり喜んでいただけると思います。

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本日最後にこれ。おととい激指様と指した将棋から(四段)。どうみても有利だと思い長考した(持ち時間10分設定で150秒以上考えた)結果▲15銀という素敵な手を指した。次に▲24歩、△同歩、▲同銀、△23歩、▲13香成という強襲が狙いだったのだが文字通りノータイムで△12銀と打たれた。ここまで徹底されるとすぐに攻めつぶすという感じにはいかないようだ。実はほかに第一候補手があってそれが▲65銀である。激指様なので打ったら△83銀と打つような気がして(人間なら考えにくいが)さらにそのあと▲55歩、△同角のあとよくわからなくて断念したがあとから考えると▲55歩に△同角なんてのは▲24歩で終了な気がする。このくらい読めないとダメですねぇ~。
しかし▲15銀にしても▲65銀にしてもだんだん手が変な方向に行っている気が・・・

10年目の結論

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・今日の昼ごろに新冠町の学校の先生から「将棋を指したい生徒がいるのですが」という電話が入った。ちょうど今週の日曜日の午後1時から集まりがあるので来れたら来てください。と返答しておいた。今月の例会はうまく行けば10人を超えるかも?と期待している。楽しみやねぇ。

・話は変わって函館のブログで面白い記事があったのでコメントしようかとも思いましたが長くなりそうなのでこっちに書きます。暇な時に適当に見てください。
「将棋人口が少ない」という問題に対して過程を無視すれば答えは簡単。「人を増やせば良い」のである。ではどうするのか?ということなのだが、その前に一つ質問をしますので考えてみてください。
あなたの町に将棋人口が100人いるとします。以下の範囲で100人の内訳を考えてみてください。
なお、100人は支部や同好会等に所属していないものとします。

①初級者(簡単な1手詰ができるくらいまで)
②中級者(おおむね5級くらいまで)
③上級者(1級まで)
④有段者(3段くらいまで)
⑤高段者(4段以上)

で、人口1万人から2万人くらいの町だと①60人、②20人、③15人、④4人、⑤1人・・・ざっくりこんな感じかな?と個人的に思っている。
これが町レベルの同好会だとどうか?おそらく一番多いのは③の方々だと思う。次に②→④→①=⑤という感じかな?
じゃあ20人以上の会員がいる支部レベルだと?一番多いのは多分④、次に③or⑤→①or②ってな感じかい?
これあってるかどうかわからないけどあくまでもなんとなくね。でね、何を言いたいかというと、将棋人口を増やそうと思ったら①~⑤の層どこを勧誘したら良いと思いますか?言わずもがな①と②の方々だよね?
じゃあどうやって勧誘するの?ってな話になるわけだ。これに対する模範解答が用意できるなら人口は増やせると思うがいかがだろうか?ただ、難しいんだよ。なんで難しいかっていうとさ、支部の役員クラス(支部長や幹事長等)って大半が④か⑤じゃない?もしくは③か。①、②が支部長とか幹事長って支部あまりないしょ?同好会レベルでも③か④が多いんじゃない?そうなるとどうしても④とか⑤の人の目線になってしまうんだよ。また、そうせざるを得ない面もあるだろうし。
将棋に限った話じゃないけどどうしても団体の中にいると同じくらいのレベルの人とつるんでしまうじゃない。将棋会館で大会やってる時に注意深く見てたらわかると思うけど「強い人」ってだいたい「強い人」と一緒にいるはず。10代、20代なんてより顕著にその傾向が表れてる気がする。だいたい少年強豪と言われてる選手は同じ少年強豪と一緒にいるから。名前を出して申し訳ないけど狩野周君くらいじゃないか?あまりそういう傾向がみられないの。
ただ、それが良いとか悪いとかの話じゃなくて初級者とか中級者の方々と同じ目線で物事を考えれて支部とか同好会ってのは敷居が高いものじゃないんだよという風に見せられないと初級者や中級者の方々を勧誘するのは難しいのかなと思ってる。ただただ気ままに指して勝った負けたを繰り返して「今何勝何敗だね」っていう方々に「いや~支部ってのは素晴らしいものです」、「強くなれば全道大会に行けますよ」なんてな話をしたところで「そんな息苦しいものならいいや」ってなるのははっきりしてるよな。地元に戻ってちょうど10年。今の私が出した結論がこれ。
というわけで道南幹事長。改めて貴殿に伺いたい。おそらくどんな町にも50人以上はいるんではないか?と思われる初級者や中級者の方々を勧誘するにはどうすれば良いと思われますか?これの模範解答が作れれば人口拡大はできると私は思うのですがいかがであろうか?(長くなって申し訳ない)

小中学生団体戦 結果

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・今日行われた小中学校将棋団体戦北海道予選結果は以下の通りです。


小学校の部(56チーム総当り)

優勝(5-0)旭川市立東五条小学校(北海道代表)


準優勝(4-1)比布町立中央小学校A


3位(3-2)札幌市立日新小学校


個人賞


全勝(5-0)


村上創音・佐藤みう(以上旭川市立東五条小学校)


伊東祥希(比布町立中央小学校A


4-1


牧由貴花(比布町立中央小学校A


中田小百合(比布町立中央小学校B


石井亮多(札幌市立日新小学校)


 


女子の活躍度が過去最高に目立った。


 


中学校の部(310チーム参加、スイス式4回戦)


優勝(4-0)立命館慶祥中学校A(北海道代表)


準優勝(3-1・勝ち点7)立命館慶祥中学校B


3位(3-1・勝ち点6)札幌市立栄町中学校A


個人賞


全勝(4-0)


矢代司・佐藤琢磨・山田結太(以上立命館慶祥中学校A


猪俣奎哉(立命館慶祥中学校B)


3-1


柳生悠太・井上嵩大(以上立命館慶祥中学校B)


長谷亮太(立命館慶祥中学校D


小野寺亮太(札幌市立栄町中学校A)


池田蓮馬(札幌市立栄町中学校B)


紺野春来(札幌市立栄町中学校C


立命館慶祥が3人全勝で完全優勝を果たした。


両校の東日本大会での活躍を期待しています。


準備や運営等にご協力頂きましてありがとうございました。


・それから今日は地元で月例会がありましたので結果表を貼らせていただきます。(レポート後日)
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良い思い出を

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・昨日指した将棋を振り返りしてみます。
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池田君(2年生)との将棋はこれ。ここまでは一応よく勉強していると思うが▲68金上、△54歩の交換は入れたほうが先手がやや得。蛇足ながら△37歩~△36歩の変化は覚えなくても良いと思う。ああいうのは上達の妨げになるというのが筆者の持論。
さて、実戦は▲36同飛、△45歩、▲33角成、△同飛、▲88角、△25角以下後手優勢。最後の△25角はこの仕掛けをやるなら必ず覚えておくように!と言っておいた。(と言うか日高報知杯で昨年の日高名人が教えてくれていた気が・・・)

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続いて原君との将棋はこれ。すでに先手ほぼ必敗形。しかし、彼の素晴らしいところは局後にどこが悪かったか指摘する前に自分から「駒組が悪かったですか?玉の位置が悪くて飛車や角を交換できる形になりませんでした」と気づいたこと。その通り。相手が急戦か持久戦か確定していないのに陣形を決めすぎないこと。△74歩(▲36歩)と突いたら急戦の可能性を秘めているので▲48玉(△62玉)と上がって急戦に備えること。

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加藤君(昨年の高校新人戦胆振日高地区代表)との将棋は筆者にしてはとてつもなく珍しい居飛車穴熊。一応高校大会で急戦はいないだろうと思って気を使ったつもりだが、まずめったにやらないので指し方のいい加減さがぬぐえない。
さて、この局面で数手後の展開を思い描いて▲79金右と固めた。仕掛けてくるとどうなるのか?
△36歩、▲24歩(手筋)、△同歩、▲36歩、△同銀、▲33歩(焦点の歩)で先手十分。
最後の▲33歩は手筋中の手筋なので「次の1手」として出題したら有段者なら1秒だろうが第3図の時点で▲33歩まで読めてないとダメ(▲24歩との組み合わせが大事。第3図の時点で1分以内に▲33歩まで読めるのは日高じゃ多分3人くらい・・・)
こういう「教科書」に載っていない手をどんどん教えてあげられればと思っているのだがなかなか限られた時間じゃね~。

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最後の今回の大会が引退試合となる坂本君との将棋。高校竜王も出場しない(できない)とのことなので彼と指せるのはこれが最後になるかも。これもあまりやらない居飛車穴熊で普通は大楽勝形なのだが△48金、▲39桂、△同金、▲同玉、△57角、▲48飛、△59銀、▲47金、△48銀成、▲同金に△47桂と打ったのが悪手で若干入玉がちらついてきた。実戦はホントに入玉されてしまい投げる気満々だったが相手も嫌になったのか急に粘りが無くなり詰んでしまった。とはいえ途中は素晴らしい粘りで本気で負けを覚悟していた。3年間よく頑張った!結果を気にすることなく最後の大会に臨んでほしい。健闘を祈る!

・というわけで全員とは指せなかったが団体戦出場者と引退選手と指せたのでまずは目的達成となった。結果を気にすることなく良い思い出を作ってきてほしいと願っている。

ノットアイデア

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・函館のブログが毎日更新されておりまして、大変良いお話を書いておりますのでご覧いただければと思います。

・ところで今日書くのは将棋人のあるあるということでご覧いただきたいと思うお話。
①普及活動→対象は子供or女性
②将棋のできる人→上級者寄りの中級者以上
③将棋の強い人→えらい

③は冗談半分本気半分で書いているけど若い人で本気で思ってるんじゃないか?と思う人物がたまに見られるので一応書いた。別にそういうものでもないと思うのだがね・・・とまチョップの大将なんかはあからさまに6枚落ちでも勝てるレベルの相手でも普通に相手してくれてたしね。真の大物はああでないとね。(ま、あの人はあの人で6枚落ちでも確実に勝てそうな相手にガッチガチの穴熊で勝ってたりしてたけど。そこまでしなくても・・・)

②について。心当たりありませんこと?支部や同好会に所属していない人でこのクラス以上の人なんて探すほうが難しくないかい?まして有段者以上なんてそんなにいないと思う。目線が贅沢になってるんじゃないかな?という気がする。

①について。これ99%の人がそうだと思ってないだろうか?ほとんどの人が普及=子供という図式を思い浮かべてないだろうか?むろん間違いではないし大変すばらしいことなのだけれど視野が若干狭くなってる気がする。
正直に言おう。我々の同好会のような零細組織は資金面も当然悩みだが、何より人手不足なのである。例会の参加人数が平均5人以下という組織では「子供を育てて例会に参加してくれるようになる」まで待つ余裕が無いのだよ。
むろん子供は子供で育てる義務はあるのだがそれとは別な視点である程度大人の参加者を求めている。この間の話はそういう意味で書いてます。だからこそたくさんいるであろう最低限のルールを知っているくらいのレベルの人を勧誘するにはどうすれば良いのかな?と聞いてみた次第。
大人に興味を持ってもらうの大変よ。子供と違ってある種のプライドは持ってるし公私ともに忙しい方は多いし、そういう方々を5人勧誘するにはどうすれば良いか?これの模範解答を伺いたいと思います。(ちなみに私はノットアイデア。だから現状を打破できてないのである。この話をプロ棋士のT九段に伺ったらものの見事に流された)

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全然話は変わるが先日のこの将棋。とある方から「後手の陣形にやや不備があるのと▲68金上と△54歩の交換は振り飛車が得なためこの形で仕掛けるんですよ」という趣旨のご指摘をいただいた。全然知りませんでした。43銀型で54の歩を突いていない美濃囲いは堅すぎて居飛車の攻めがうまく行かないというのが持論だったのだが誤った認識だった模様。お恥ずかしい限り。

 

どうしたものかな?

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・昨日の話について函館さんからご返答いただいたので感謝!
③についてはネタなのか本気なのかわからない回答をありがとう!と申し上げておきます(笑)。
それはさておき我々も高齢化等の理由で成人の会員が減少していく一方で台所事情が非常に厳しい状況になっております。一般の方々に興味を持っていただく方法を何か考えなければと思っている次第だがなかなか難しいところであります。さて、どうしたものかな?



アマ竜王戦 北海道大会 結果

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昨日のアマ竜王戦全道大会の結果です。(33)
 
Aブロック

優勝 武田浩司(小樽)

(北海道代表)

準優勝 渡辺俊雄(室蘭)

 
Bブロック

優勝 横山大樹(札幌)

(北海道代表)

準優勝 星裕文(札幌)

 
全国大会での活躍を期待しています。
準備や運営等にご協力頂きましてありがとうございました。

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感動したお話し

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・昨日新聞の縮小版で読んで感動したお話し。(2006年ころの記事)
「長らく我々の動きにかかわらず増えてきた将棋人口が減少してきている。少子化や趣味の多様化等いろいろと理由はあるだろうが、底辺で将棋人口を支えてくれた名も無き愛好家が減少していることにある。長らく我々の組織はそういう人たちを見ないふりしてきた。ようやく児童館での普及活動を開始して年間500人以上の子供に将棋を教えるようになった。親に進められてきた小学1年生の女の子が数時間の講義でどのくらい理解できたかわからない。願わくばその子が大人になったときに子供に思い出話として語ってもらえればと思っている。」
という趣旨のお話し。
「支部や同好会等の組織が、大会を開催するため、強い人のための組織になっていなかったか?」という問いに対して完全に否定できるだろうか?
支部や同好会の役割とは何なのか?そんなことを考えさせられるお話でした。
ちなみに私自身は初級者の大人をスカウトできればそれが一番の近道ではないか?と思っています。あらゆる面でこの方々をスカウトできれば大きいと考えています。その方法は現状ノットアイデアではありますが・・・

さすがに今年は

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・先日のアマ竜王戦の写真で掲載漏れがありましたので改めまして。

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とりあえず勝手に大会の感想を言わせていただけば、一番感心したのは狩野さんが坂木さんに勝ったことですかね。4年前に苫小牧での道新杯で文字通り子ども扱いされていたのを拝見しておりましたので「すごいなぁ」と思います次第にございます。あの時は練習とはいえ急戦だったはず。やはりああやって一度急戦を勉強してから穴熊に入ると良いと思いますね。
あとはやはり道南地区の某選手ですかね。高校選手権優勝(私個人的に北海道高校選手権決勝で一番「強いな」と思った将棋)から大学1年の春季大会でいきなり北海道最強チームのエース格に勝利しどこぞのチームのOさんという方を2度に渡りブロック(しかも個人戦で)し「北海道学生将棋界の救いの神」と言われていたころを思い出させていただきました。(ちなみにこの方高校選手権の準決勝という結構大事な舞台で得意とは到底思えない矢倉で勝ってました。今考えるとすごい強心臓)
さりげなく昨年の9月から団体戦で14勝1敗くらいの北海道トップクラスの若手実力者にも勝ってる点に注目。(注:道東の方)
ほかに挙げれば苫小牧のインフレが止まらないね。斉藤(豪)、狩野の代表両氏に中条、吉田、大谷(敬称略)という私のような下等超人には嫌がらせにしか思えないレベルになってきましたな。今北海道で一番代表になるのが難しいの苫小牧なんじゃないか?という気がしてきました(泣)。代表枠が2つじゃ足りなすぎるねこりゃ。昨年までは頑張ってインフレに逆らって代表権を獲得してきましたがさすがに今年はさすがに厳しい気がしますね・・・(てかこの5氏全員に勝って代表になれるような力があったら朝日職団戦で2-2とかになってないって話だしな。)
















覚えておいて

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・函館ブログのほうで「B級戦」について議論されておりましたので、まったく参考にならないかもしれませんが一応の体験談としてご覧いただければと思います。
比較的最近の話として3月のローカル大会の時。大人の参加者が10名いてB級希望者がわずか2名。いっそのこと「全員A級に出ようよ」と誘ったのだが「A級に出るようなレベルの人たちと指すより自分たちは自分たちで楽しみたい」ということで2名でB級ということになった。結果5番勝負で3勝2敗と接戦だったこともあり当人たちは満足していた様子。
私はこの大会後に「勝敗なんてなぜ気にする?」と書いたが、今はこの人たちの目線に立ってものを考えていなかったと大いに反省している。
A級で毎回上位争いしたり代表常連の人とB級で同じくらいの人と指したいという人とは価値観がまったく違う。
B級が必ずしも必要か?と言われればそれは何とも言えない。そこそこの特徴もあると思う。少なくとC級まではいらないのでは?と思う(苫小牧支部にC級が一時的にあったけど参加者が少なすぎて1年たたずに廃止?になった)
ただ、B級を開催するにせよしないにせよB級出場を希望する人は希望する人なりの意見があるということは覚えておいて損はないと思います。

・話は変わって土曜日に日高町の同好会の例会に参加することとなった。昨年の日高名人も参加予定となっているので(都合がつけばだが)楽しんできたいと思います。

・本日最後に。今日のNHK杯の谷川先生・・・しびれました!かっこよすぎますな。

北海道高齢者将棋大会 結果

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昨日の大会の結果です。
 
北海道大会(5名総当たり)
 

優勝 松本健敬(函館)4-0

(北海道代表)

準優勝 河瀬順厚(石狩)2-2(3ポイント)

  (昨年代表のため辞退)

3位 藤井比敏(滝川)2-2(2ポイント)

  (北海道代表)

4位 大橋伴志(帯広)1-3(2ポイント)

  (北海道代表)

5位 東海林秀彰1-3(1ポイント)

  (最高齢賞)

 
札幌大会(15名スイス式4回戦)
 

優勝 丸山正人4-0

(北海道代表)

準優勝 酒井史雄3-1(10ポイント)

(都合より代表辞退)

3位 鬼丸紀3-1(8ポイント)

(昨年代表のため辞退)

4位 田中美昭3-1(7ポイント)

(北海道代表)

5位 小泉幸市3-1(5ポイント)

(北海道代表)
 
総合優勝決定戦
◯丸山正人(札幌代表)-松本健敬(北海道代表)
 
松本さんペースと思われたが丸山さんの豪腕が発揮され逆転となった。
 
なお、代表者は最終予選と言われる健康診断結果で最終確定となります。
全国大会での活躍を期待しています。
準備や運営等にご協力頂きましてありがとうございました。

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