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金待機

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・古い将棋雑誌に掲載されていた局面から

イメージ 1

居飛車急戦党の宿敵「金待機」作戦なのだが、後手の待ち方も少々(大分?)違和感がある気がする。現代的な待ち方なら△64歩と△74歩に代えて△12香、△14歩とか△54歩とか違う待ち方をされそうな気がするが、純粋な振り飛車党ならどう指すのかね?(ちなみにこの図は昭和57年らしい)
実戦はここで▲35歩に△32金、▲34歩、△同銀、▲38飛、△43金、▲35歩、△25銀、▲16歩と進んだらしい(次の図)

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で、ここでは△24歩が必然らしく、以下▲15歩、△62飛でどうか?というものらしい(大山-加藤一戦の進行だとか)正直振り飛車を持って指す気が全くしないのは私だけだろうか?
上の図に戻って▲35歩に素直に△同歩だと振り飛車が悪くなるのだろうか?以下▲46銀、△34銀、▲38飛~という進行だと・・・

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こんな感じでしょうか?ここで▲77桂か▲88銀から▲33飛成という展開でしょうか?全く先手をもって勝てる気がしませんが・・・
どうも後手の金待機作戦には無理やり急戦にするのではなく、持久戦を含みにしないとダメなんじゃないの?という気がするが、視点が変わると全然違う結論になる気がしないでもない。
こういう戦型ももっと流行ってほしいところだけれどね。

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