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無謀どころか

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・今日は地元で月例会がありました。当初8名いましたが、途中で1名減り、2名減りで、最終的に残った人で総当たりになりました(最後までいなかったので結果は次回確認)

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地元のホープと指した飛車落ちから(今日はこれ1局)。最近多用している銀冠を飛車落ちでやってきたのだが、ここからの上手の指し方はあまりにも無謀と言わざるを得ない。図以下▲65同歩、△75歩、▲同歩、△85歩、▲同歩、△65桂、▲68角、△64銀左、▲66歩、△75銀、▲65歩、△86歩、▲98銀、△95歩(以下第2図)

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無謀どころの騒ぎじゃない動き方である。ここで▲76歩の銀取りなら完全終了だったが、素直に▲95同歩だったので、ほんの少しだけ上手やる気が出た。

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おまじないで打った△77歩に対してノータイムで▲77同桂だったので△97歩でさらにやる気が出た。▲97同玉は△87歩成で1手詰みなので、やむを得ない▲97同銀に△67歩成~△87歩成で突然勝ちっぽくなったと思ったのだが・・・

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香車の王手がうまい。△61玉でなんでもないと思いきやそこで▲57角と逃げるのが好手順。こうなるなら67の金は不成ではなく成りで取るんだったか。また、この局面でも△76同銀成~△75香と勝負するのだっただろうか?(どちらにしても細いけど・・・)

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ここでは▲42銀と打つのが良く(▲71金の詰めろ)それなら下手が勝ちだったような気がするが42に打ったのは金。これも詰めろだったが、このタイミングで△79角の王手がいやらしい。実は▲88銀の合駒で良かったのだが、銀を手放すと詰みがわかりにくく実戦心理として駒を使いにくいのはよくわかる。しかし▲86玉、△87銀成に▲同玉とできないのでは流れとして逆転。以下は上手の勝ちとなった。
さて、第1図からの上手の指し方はとてつもなくひどく、大いに反省しなければならないのだが、それも下手が正しく応対したから。先月の連休中に指した時も書いたが力をつけてきたのを実感できた。あとはまあ、平手戦での雁木向かい飛車っぽい戦法だけやめて、もっと効率の良い戦法を身につければ・・・

・話は変わって昨日と今日で朝日アマ名人戦の三番勝負が行われておりました。3局ともすごい戦いでした。お二人とも大変お疲れ様でした!



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