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Channel: 札幌将棋情報のブログ
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もうそろそろ

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・昨日の例会の将棋から。

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2枚落ちの将棋から。下手の▲75歩が少々危険な手。△95歩と動く手が生じた。角道を通したままだと△95歩、▲同歩、△同香に▲53角成~▲95香という2枚替えがあり成立しにくい。
あっちもこっちも良くしようとするとかえってひずみが生じるという例だと思います。

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ここで▲65桂は時期尚早だったかと思う。△62銀と引かれて次が無いなら失敗。しかし、感想戦でも触れたが、一番は仕掛ける手を考えるのではなくて、まずは玉を囲うことを考えてほしい。焦る必要は全くないのである。時と場合によるが、基本的に呼吸をするのと同じくらいの感覚でまずは玉を囲うのが習慣になって頂きたいと思います。(実は上手はこれが一番困る)

優勝決定戦

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さて、ここで△65歩から動くのはやりすぎ感もあるが、▲15銀~▲24歩が間に合ってくると大変なので仕方がないのかも?

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ここで▲86歩と突いたのが良い感覚だったと思う。上手も攻めてるのではなく攻めさせられている感じ。以下△91香(蛇足だったか?)に▲87玉が連続好手で上手も寒い状態になってきた。精算するしかなさそうだが、香車を渡すので▲65香が残る。全部清算してとりあえず△53角と引く。どうも空振りしてる感が・・・

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とにかく上手攻めているが、見るからに無理攻めでもある。実戦は▲75歩という筋の良さげな手だったが、△86歩に▲74歩はやりすぎ。△75桂で急に危なくなった。
さて、ここでは筋中の筋で▲64歩という手がある。取ると▲65香だが、放っておいても▲65香とか物量攻めがあるし、角道も止まっているので8筋、9筋の攻めもものすごく緩和されている。こう指されたら多分負けたと思う。
やはり、飛車落ちは結構きつい手合いになってきた感がある。苫小牧の方々が異常なのはまあ、置いといて(ほめ言葉です。念のため)、私の技術だとそろそろ負けるときが近付いてきていると思う。
宝典を持参してきていたのでついに並べ始めたのだろうか?弟子の成長を見るのは面白い反面少々悔しい気もするね・・・





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