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Channel: 札幌将棋情報のブログ
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だからこそ

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・昨日は浦河で例会がありました。

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相手の方が筋違い角が得意という噂を聞いたので(将棋ウォーズで勝率7割を超えるらしい)挑戦してみることに。どう指してくるのかな?と思っていたら相筋違い角という私の人生の中で10局も無いであろう戦型(もちろん練習将棋含む)になりました。ここから▲36角、△同角、▲同歩以下お互いの角は盤上から消えてただの?角換りっぽい戦いになりました。

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本譜は途中紆余曲折があり▲24歩で技ありとなった。△24同歩(本譜)には角を切って▲24飛が受からない。△45歩と止めても▲23歩成~▲45角で先手捌け形。
こういう力の戦いもたまに経験しておかないと読みの力が鈍る気がする(定跡形ばかりやってもダメということ)


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2局目がこれ。正直居飛車の抑え込みが成功して楽勝くらいに思っていたがとんでもなかった。目につく△24角は▲64飛(実は見えてなかった)~▲55銀がある。というより角を取らせても△65桂と跳ねて十分と思っていたあたりがダメだった様子。△65桂以下▲33銀成、△同桂、▲65飛!、△同銀、▲73角以下食いつかれてしまった。こういう特攻が結構見えない(というより僕の感覚には無い指し方なんだけどおととしの日高名人なんかも同じことをやってくる気がする)のがつらいところ。
いわゆる「感覚が破壊される」のである・・・


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▲64桂まで完全に「手にされてしまった」感じである。仕方ないので実戦は△24歩、▲34桂(単に金を取られるのが嫌だった)△23玉で耐えに行ったが受かってなくても文句言えない気がする。振り飛車は底歩が打てるのが大きい。本譜は最終的には勝つことができたが内容的には大苦戦だった。
いわゆる私が「意図的に避けている」相手の恐ろしさを再認識した次第(注:イニシャルSさん)

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この日最後の将棋から。串カツにしようとしたら早めに仕掛けられた。▲44同歩、△43銀なら▲45銀と受けるつもりだったのだがよく見ると△44同歩には▲64銀というすごい手が見える。△61の金の位置が非常に悪い。駒組がダメだったのかも・・・

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実戦はここで突然の「投了」だったが▲37香(実戦も打とうとして投了した)、△65馬、▲35歩は結構居飛車怖い(てか自信なし)気がする。この将棋も苦戦でした。
というわけで今のところ連勝記録(18)が続いているがいつ負けてもおかしくない感じ。しかし、だからこそ面白いのかなと思っている。




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