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Channel: 札幌将棋情報のブログ
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勝ったと思ったが

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・昨日は富川の例会に参加してきました。

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一昨年の日高名人と指せる機会をいただいたのでお手合わせいただいた。名人の中飛車に対して▲46金戦法を選び、名人が向かい飛車に振りなおした将棋。先手の条件が良さそうなのでやってこないだろうと思っていた△24飛と来て激しくなる。

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飛車交換をして▲45歩に△55歩と来た局面。いかにも名人らしい怪しい?手だと思った(注:ほめ言葉)金で取れば攻めが厚くなるが玉が極端に薄くなる。実戦心理として角で取るだろうという声が聞こえてきそう。結局実戦も▲55同角、△54銀左、▲44角、△55歩、▲46金、△33角となると後手の駒が存分に働いている。さすがに金じゃとれないよなぁ。△38飛がもろに先手だもんな。

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飛車打に△41歩と受けたところ。当初の読みは▲44角と打って△42金に▲61飛成という感じだったのだが(ちなみに▲53角成という手も候補だった)手が滑って▲53角と打ってしまい△42角と打たれてしまった。1手パスよりひどい手だった。

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△19飛と馬に当てて来たところ。ここで▲71金を名人は見落とした(らしい)ようで仕方のない△17飛成に▲81金、△93玉に▲29桂と打ったが個人的にどうだったか?と思っている。コマ不足なので仕方ないという感想も聞かれたのだが△17竜の形が相当働いていないのでこれにアプローチをかけるのが気に入らない。そもそもすぐ打つ必要あるのか?って話だしね。▲91金のほうが優ってないだろうか?

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終盤の大詰め。▲71角の王手に△同金は多分受け切れないでしょうということで合駒か△84玉か?。実戦は△84玉に▲54飛成、△同銀、▲75銀、△85玉、▲77玉と上がって必至の親戚である。名人には失礼だがこりゃ受け切れないだろうと思っていたし勝ったと思っていたのだが・・・甘かった!
まずは△74桂と受けて▲86歩、△同桂、▲87歩で相変わらず部分的に必至。勝った!と思ったら少考後に名人が放った手で一気に負けになった。

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さて、ここで後手の名人が指した手は?答えは今日の夜以降とします。(出かけるので)

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