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そういう時期

・昨日は札幌に時計を拝借しに行きましたが、ついでとばかりに大会にも参加してきました。
大会が始まるまでに10分くらいあったので苫小牧支部の藤井選手と狩野選手に1分切れ負けを挑みました。藤井選手から「1分短いから2分にしましょうよ」と提示されましたが「いやいや1分で」と言って1切れを強行。ルールは負け抜け。さっそく藤井選手に負けて(笑)、藤井-狩野戦。これは1切れだというのに狩野選手が全く空気を読まず(笑)に反則の穴熊。結局狩野選手が勝ち私が挑戦。相矢倉のなんだかよくわからない将棋になりこれも負け。一番弱いのが私だと確定しました(笑)。この後さらに藤井-狩野戦があり、「今度は穴熊させないぞ」と藤井選手が早々と角交換をしたにも関わらず銀冠から穴熊に組み替えさらに馬をプラスするという反則技を駆使した狩野選手が勝ち。とりあえず1切れチャンピオンです(笑)。
と、ウォーミングアップは終了し大会へ。私と狩野選手はA級、藤井選手はB級へ出場しました。
私の1回戦はいつ以来かわからないくらい久しぶりにMさんと。
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ものすごく久しぶりにこの将棋。公式戦で最後に指したの2014年の王将戦苫小牧予選以来か?

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そしてこれ。これこそホントにいつ以来か忘れました。何年も前の北海道社会人団体戦リーグ以来かも?ちなみにこの局面は激指様いわくやや先手有利となってます(+135点くらいで)。4筋の突き捨てはあえて入れないのが定跡書と違うところ。あれは振り飛車持ちと私は思ってます。

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直前に△88角、▲77角、△同角成と進んだ直後の局面。欲張って▲77同金としたら△14角と打たれてしまった。▲14同竜~▲76金は完全に流れがおかしいので「お好きなほうをお取りください」と▲76金。意外と好判断だったようで。

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ものすごい駒得だがちゃんと受けないと食いつかれて危険。ここで▲47角という手が発見できたので耐えきったかなと思いましたが・・・

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△38歩がうまい。全く見えてなかった。△45歩なら▲37銀という青写真を描いてましたが読みが甘かったっす。よっぽど▲18銀と打とうかと思いましたが実戦では打ちきれなくてとりあえずの▲15歩。これを手抜いて△29飛成だったので▲14歩以下勝ち。△23角ならどうだったか?▲24歩には△34香みたいな感じ。結構うるさい気がします。

・苦戦しましたが何とか予選突破。さてさて、狩野選手はどうなったかな?と思って見てみたら武田浩司さんに勝ちそう。しばらくして結果報告。狩野さんのほうが先に歩いてきたから多分勝ったべなと思ったら「勝ちました」との報告。「お!すごいな。全国学生名人に勝ったか」と声が上がり「強いな」とか周囲が騒然としてましたが、そもそも狩野選手昨年の自民党A級で準優勝しているし全道大会で2回Yさん(ものすごく強い方)に勝ってるお方なのでね。

・私のほうはしばらく試合が無いので観戦マンになってたら予選2回戦で岡本-鈴木浩子戦という大注目の1戦が。これが鈴木さん必勝形。結局鈴木さんが押し切りました。この後鈴木選手は本戦1回戦で宮野さんにも勝ち2回戦で私と。

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予想通りの右玉に対して片矢倉。▲16角は次に▲35歩~▲43角成が狙い。以下△21飛に▲35歩、△52角と進行。この辺は多分相当得したはず。

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△25銀とぶつけられたところ。今見ると▲18角しかない気がするが△27歩成、▲同角、△26銀、▲36角、△27歩という進行が気になり断念。しかし良く見ると▲58飛、△35銀、▲54歩は後手が支えきれない気がする。これを逃して単に▲54歩と攻めたが△36銀と角を取られてからはさすがに悪い。以下は負け。
岡本さん共々仲良く?鈴木選手に負けてしまいました(泣)。唯一の救いは「彼」も負けてくれたおかげで強烈なダメだしを受けずに済んだことでしょうか。私だけ負けたら7代あとまで言われ続けたことでしょう(笑)。丸10年ぶりに負けましたね。勝ったら岡本さんに「仇は取りました」と言ってあげるつもりでいたのに返り討ちにあってしまいました(泣)。函館軍団の笑い声が聞こえてきそうです。
つうわけで、朝6時から3時間かけて札幌まで行き1分切れ負け将棋で若手2人に負け、1試合目の後2試合目まで3時間近く待った挙句鈴木選手に負け。何しに札幌まで行ったんだという・・・

・恒例の勝手に表彰式(苫小牧の人限定)
最優秀選手・・・中条選手(A級準優勝)
敢闘賞・・・藤井選手(B級第3位)
技能賞・・・狩野選手(元全国学生名人に勝ち)
なめてるやつで賞・・・私(説明略)
ほかの方ちゃんと選手として仕事してきてるのに私だけホント何しに行ったんだ?
ちなみにこの後日浦先生の指導対局を受けてきましたが、私は「飛車落ち」を希望したのに某S先輩が「角落ちだ」と強硬に主張するので角落ちで教えていただくことに。当然のごとく「手合い違い」でど完敗でした。飛車でも手合い違いだと思うのに角は無理だと自覚してましたぜ。自分の実力を正しく把握するのは長生きのコツだと思ってます。(自民党B級の有資格者でありながらA級に出場したり今回の大会でC級やB級の有資格者でありながらA級に出場するタイプの方と私とでは思考自体が全く異なるのであります。)ただまあ、S先輩は角落ちでど必勝でしたが最後の最後で大頓死を食ってました。手合い違いだったのは私だけだった模様・・・

・最後に。非常に気になった点がいくつかあったのでもう一度選手の皆様におかれましてはご確認いただきたいと思います。(私自身の反省も含めて)

①練習将棋・・・大会の最中に試合をしている選手がいる横で時計を使って練習将棋をしている人を何人も見ました。やめていただきたいと思う。試合中の選手に影響が出ます。下手をすると練習将棋の時計の音を勘違いして試合に影響が出る可能性があります。そもそも新井田さんは禁止していたと記憶しています。やるなら下の道場か試合に影響の少ない隅のほうでやるように言われていたはず。

②将棋盤を机にする・・・将棋盤を机代わりにしてスマホやタブレットを使っている人がいました。神聖な将棋盤をなんと心得ておいでですか?

③会場での飲食・・・対局を観戦して歩き回りながら食事している人がいました。これは私も大いに反省いたします。

マナーについては朝のあいさつでも言われてましたが改めて考えないといけない時期に来てるのかな?と思いました。私自身も大いに反省したいところであります。

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